迷宮のヴェニス
原題:THE COMFORT OF STRANGERS
監督:ポール・シュレイダー
出演:クリストファー・ウォーケン/ルパート・エヴェレット/ナターシャ・リチャードソン/ヘレン・ミレン
ベニスはそれだけで美しいんですが、更に美しく撮っています。細い道にぽつんと現れるインテリア店のショウウィンドウとか、ホントに映像は美しいのですが・・・。
ベニスを訪れた夫婦と、そこに住む変態(?)夫婦。
どうなるのか?!と思ったら、こんなことになるとは・・・(^^;
「何でもするから」とルパート・エヴェレットが言った時、変態夫婦がすることは・・・と想像してたのとは、全く違ってました。変な想像のし過ぎでしょうか?(笑)
この変態夫婦の間柄っていうのも良くわからなかったし、夫(クリストファー・ウォーケン)の父からの影響が何なのかも良くわからなかったし、良くわからない映画でした。(; ;)
明治大帝と乃木将軍
原題:
監督:小森白
脚本:館岡謙之助
撮影:岡戸嘉外
音楽:小沢秀夫
出演:嵐寛寿郎/高倉みゆき/林寛/片岡彦三郎/村瀬幸子/和田桂之助/沼田曜一
今年(2004年)は日露戦争開戦100周年です。
が、しか〜し!TVとかで全然特集組んでいませんね?かろうじてCS放送の日本映画専門チャンネルくらいでしょうか?今は微妙に変な時代ですからね〜。日本が勝った戦争は扱っちゃいけないんですかね?
さて、この作品はタイトルにある通り、明治天皇と乃木将軍の話です。
いくら陸軍の将軍とは言え、天皇とお友達になれるわけはないのですが、言葉に出さずとも静かに横たわるお互いを思いやる気持ちが泣かせてくれます。
明治天皇は乃木将軍を信頼していて、何故こんなに信頼しているのかわからなく、単に明治天皇が優しいだけなのか?って気もしますが、そんな明治天皇の気持ちに一生懸命応えようとしている乃木将軍なのであります。
実際、旅順での第一回総攻撃で1万5千人の犠牲者を出して、二回目も結構な犠牲者が出ていたようだし、国内では批判もあったようで、確かに、こんな人海作戦オンリーの将軍がそんなにも素晴らしい将軍なのか?という気もします。
が、一方で、自分の子供が二人もこの人海作戦で死んでいるのです。将軍の息子だから作戦に加わらない安全な部署に行くことも出来たのに、子供を特別扱いすることもなく・・・って、う〜ん〜、もう今の時代じゃ考えられませんね。
まぁ、そんな親だから子供も子供で、特別扱いされるのを拒んでますし・・・。
と、沢山の人を死なせているけど、自分の子供も死なせているところで、人海作戦も許せるような気持ちになるのも事実です。
そして二百三高地を陥落するわけですが、ここでロシアの代表(将軍?)と握手して互いを称えてます。って、おいおい・・・、こんなに沢山の人が死んだっていうのに・・・(^^;
まぁ、その後乃木将軍は明治天皇のご配慮で学習院で働くんですが、明治天皇が亡くなります。
この御崩御を聞いて、な、な、なんと!乃木将軍、後追い自殺です!しかもご婦人も共に!このシーンも泣けますね〜(T^T)
それにしても、自殺する前に辞世の句を詠むなんて、大変なことですよね。句が出てこなくてなかなか死ねないなんて事はないのでしょうか?
最後に、多くの戦死者のご冥福をお祈り致します。
明治天皇と日露大戦争
原題:
監督:渡辺邦男
脚本:館岡謙之助
撮影:渡辺孝
音楽:鈴木静一
出演:嵐寛寿郎/阿部九州男/高田稔/武村新/藤田進/岬洋二/江川宇礼雄/広瀬恒美/原文雄/倉橋宏明/沼田曜一/田崎潤/天城竜太郎/小笠原竜三郎/宇津井健/高島忠夫/中山昭二/若山富三郎
新東宝の天皇三部作、「明治天皇と日露大戦争」「天皇・皇后と日清戦争」「明治大帝と乃木将軍」の第一作目です。
タイトル通り、日露戦争を描いた作品です。これを見れば、取りあえずざっと日露戦争のことはわかります。
開戦、旅順攻略、乃木大将のエピソード、日本海海戦、東郷ターンと、全て揃ってます。
乃木大将の息子が死ぬエピソードはやっぱり泣けますね〜。
それと、戦争に行く兵士達が家族と会っているシーンでも泣けます。「体に気をつけてね」と母親や姉妹が言うんですが、体に気をつけるも何も、死んじゃうかもしれない・・・というより、死ぬ確率の高い戦争に行くって言うのに・・・(涙)。
そして、タイトルにもあるように、人物的には明治天皇を中心に描いています。
明治天皇は、「明治大帝と乃木将軍」でもそうでしたが、立派な人だったんだなぁ〜と思わずにはいられません。
今回は、不始末があって「辞任します」という部下に、「天皇は辞任がありませんよ」ってなことを言っていますが、まさにその通り!
「この責任の重さが貴様らにわかるかぁ〜!」ってことですよね。運命って言えば運命だけど、天皇に生まれたことの重さがひしひしと伝わってきます。
また、夏でも冬服を着ているとか、兵隊と同じ麦飯を食べているとかというエピソードにも感動させられます。そして、戦死者の名簿を一頁一頁めくって読んでいる姿にも。
ところで、旅順を落としたのに、バルチック艦隊が来るっていうのはどういうことなんでしょう?陸の闘いと海の闘いは別ってことですか?同じ国なのに?
それとも、「旅順が落ちたから戻って来い〜!」と言うメッセージがバルチック艦隊に届かなかったってことでしょうか?誰か知っている方おられましたら是非教えてくださいませm(._.)m
メイド・イン・アメリカ
原題:MADE IN AMERICA
監督:リチャート・ベンジャミン
出演:ウーピー・ゴールドバーグ/テッド・ダンソン/ウィル・スミス/ニア・ロング
黒人女性サラ(ウーピー)は、18年前に精子バンクから黒人の精子を買って子供を産んだ。そのことを知った娘は、こっそり精子バンクからデータを盗み、自分の父親を捜し当てた。が!その父親は白人だった!サラは怒るのだが、娘は父を慕うようになって・・・という話。
コメディでもあるんですが、どちらかというと、ラブストーリーって感じです。
ウーピーは、白人の父親役のテッド・ダンソンと噂があったそうですが、だからなのかな?サラがハルに惹かれていくあたりから、ウーピーの雰囲気がガラッと変わります。とっても女っぽくなるっていうか、やっぱり噂は本当だったんだな・・・と思わずにはいられませんでした。
ラストで、やっぱり本当の父親じゃないってことになるんですが、本当の父親が良かったな〜。
A型とO型でもAB型が生まれることも、まれにあるんだし、DNA鑑定もすることをお勧めしたいです(^^)
しかし、サラの「私は黒人を希望したのよ!」に、黒人問題をあれこれ考えてしまったのは私だけでしょうか・・・。
女神が家(ウチ)にやってきた
原題:BRINGING DOWN THE HOUSE
監督:アダム・シャンクマン
脚本:ジェイソン・フィラルディ
撮影:ジュリオ・マカット
出演:スティーヴ・マーティン/クイーン・ラティファ/ユージン・レヴィ/ジョーン・プロウライト/ジーン・スマート/キンバリー・J・ブラウン/アンガス・T・ジョーンズ/ミッシー・パイル/マイケル・ローゼンバウム/ベティ・ホワイト/スティーヴ・ハリス/ジム・ヘイニー
今年(2003年)に劇場で見た映画の2本目です。
スティーヴ・マーティンのファンとなって早数年ですが、劇場で彼の出演作品を見たのは初めてです!(^.^)
弁護士のビーター・サンダーソン(スティーヴ・マーティン)の元に、インターネットの法律相談チャットで知り合ったシャーリーン(クイーン・ラティファ)が現れます。これが、チャットで言っていた自己紹介とは全くの別人!チャットでは「金髪」なんて言ってましたから(笑)
無実の罪で投獄され、4年経ったある日脱獄に成功!どうか再審して無実だということを証明してくれ!ってことです。
水曜のレディスデーだっていうのに、雨降りのせいか客は少なく20人くらい(T^T)
それでも、最初の、マーティンがキャンドルの火をムキになって消すところから、始終クスクスorガハハ笑いが起こっていました。私も所々笑わせてもらいました〜(^.^)
でも、本当に大笑いできるのはアメリカ人だけかも知れません。というのも、白人と黒人の言葉の違いとか、お互いの罵倒とか、そういう文化がわかると痛烈に面白いんだと思うんです。実際アメリカじゃヒットした映画ですから。
言葉の違いは一応字幕でわかるようにはなっているんですが、やっぱり微妙に翻訳ですからね〜。「これからは君にイケイケだよ」と最後で使われる台詞も、意味としては合ってるけど、その言葉の滅茶苦茶さっていうか、こういうのが黒人のイケイケ言葉なのかぁ〜というか、そういうのが字幕ではわからないし・・・っていうか、他に適当な日本語なんてないしね〜。
それと、どうやらピーターが住んでいる所は高級住宅街で黒人が住んでいないのか、差別的な地域なのか、向かいのおばさんが「ニグロ」なんて言ってるし、更には「ヒスパニックかしら?」とか、微妙(露骨?)に差別しているのも、アメリカ文化ですなぁ〜。
まぁ、この映画の面白さを100%理解できなくても、小ギャグが沢山あってかなり笑えます!
私が一番笑ったのは、マーティンがヒップホップ系っていうのかな?若者がよく来ているようなダボダボのTシャツとか、あぁいう格好して黒人の溜まり場のバーに乗り込んで行くところ!(^.^)
その格好にも笑えるんだけど、バーでの無理矢理黒人ぽくハイテンションなのも笑えます!さらに、女性と踊っていた後に女性のお尻にはじき飛ばされて行ったところが、ブレイクダンスを踊る黒人男性の輪の中。そこで、なんと!一緒になって踊ってるぅ〜!(笑)
マーティンもお歳なので激しい踊りはできませんが、素養はあるので、ステップはちゃんと踏んでます(^.^)
ピーターの友達のハワード(ユージン・レヴィ)のあやしさも良かったし、憎ったらしいアーネス夫人も良かったし、子供達も良かったし、脇役の人達もみんな面白かったです。
そうそう、妻の妹っていうのも面白かった!トイレでの殴り合いは必見!(^.^)
それからもうひとつの見所は、ラティファのファッションですね!脱獄してきたのに、衣装持ちです!(笑)
でも、ホントどれも似合っているし素敵ですよ〜。
ところで、映画が終わってパンフレットを買おうと思ったら「この映画は最初からパンフレットが作製されていない映画です。」と言われました(T^T)
そ、そ、そうなんですかぁ?!確かに都内で1館しか上映しない映画じゃパンフなんて作らないかも知れないけど、残念だぁ〜(涙)。
めぐり逢えたら
原題:SLEEPLESS IN SEATTLE
監督:ノーラ・エフロン
脚本:ノーラ・エフロン/デヴィッド・S・ウォード
撮影:スヴェン・ニクヴィスト
音楽:マーク・シェイマン
出演:トム・ハンクス/メグ・ライアン/ビル・プルマン/ロス・マリンジャー/ロージー・オドネル/ギャビー・ホフマン/ヴィクター・ガーバー/リタ・ウィルソン/バーバラ・ギャリック/キャリー・ローウェル/ロブ・ライナー
先日見た「ケーブルガイ」でも「10日間で男をフル方法」でも出てきた「めぐり逢えたら」。
こりゃ見るっきゃないでしょ〜!と、意気込んで見てみました。
まぁ、良く出来ている映画ですよね。変なところもいっぱいあるけど、テンポも良いし、メグは可愛いし、素敵な婚約者が居ながら、別の運命の男性と結ばれるという、まるでハーレクィーンロマンスだわ!
でも、「運命」なんて言っているけど、サムは死んだ妻が運命の人だった筈なんだけど、運命の人は一生に何人もいるってことになるなのかなぁ〜?
だいたい、ビル・プルマンが可哀想過ぎですよ〜。あんなくだらない理由で結婚キャンセルだなんて。でも、それを簡単に納得しちゃうビル・プルマンもどうかしているけどね〜(笑)
女は「めぐり逢い」で泣くけど、男は「特攻大作戦」で泣くとか、男女差の論議は面白かったです。ちなみに私も「めぐり逢い」では号泣しました〜(笑)
ってなわけでこの作品はまさに女性向けで、「ケーブルガイ」でも、「『めぐり逢えたら』は女性が好きだからね」ってケーブルガイが言ってましたね。
他にも映画の話がいろいろあって、息子に「お前『危険な情事』を観ていないのか?!」っていうのには爆笑でした。
そうそう、それと、ジェシカが良かったですね。何でも略語にしちゃって面白かったです。
そういや、息子が「セックスの時、背中をかくの?」って質問するんですよ。台詞は「スクラッチ」って言っていたから「引っ掻く」なんだろうけど、「かく」にしちゃったのは、字幕字数の制限のせいなのかな?「背中をかく」っていうから、痒いのかと思ったのは私だけなんでしょうか〜?(笑)
メッセンジャー
原題:
監督:馬場 康夫
出演:草薙剛/飯島直子/矢部浩之/京野ことみ/加山雄三/別所哲也
アパレル業界で働いていた尚美は会社が倒産して、全てを失った。その上自転車便のメッセンジャーを車で轢いてしまう。彼が退院するまで、代わりにメッセンジャーをやることになったのだが・・・という話。
面白かったです。
何と言っても良かったのは飯島直子。まさに適役!
もちろん、他の人も良かったです。あ・・・でも・・・加山雄三って相変わらずなんですね(^^;
ストーリーは単純だけど、テンポがいいし、自転車の走るのを見るのも楽しかったです。
芽ばえ
原題:GUENDALINA
監督:アルベルト・ラトゥアーダ
脚本:アルベルト・ラトゥアーダ/レオ・ベンヴェヌーチ/ピエロ・デ・ベルナルディ/ジャン・ブロンデル
撮影:オテッロ・マルテッリ
音楽:ピエロ・ピッチオーニ
出演:ジャクリーヌ・ササール/シルヴァ・コシナ/ラフ・ヴァローネ/ラフ・マッティオーリ/カルラ・グラヴィーナ
別荘地へ両親とヴァカンスに来たグエンダリーナは、両親の離婚問題があるので、夏が始まっても避暑地にまだ留まっていた。そこで知り合った現地の高校生オーベルタンと恋に落ちるが、両親が急遽和解しロンドンへ行くことになった。両親の和解は嬉しいけどオーベルタンとの別れは辛い・・・というほろ苦い若い恋の話。
グエンダリーナは学校に行かないのかなぁ〜?
すきっ歯で、我が儘で、タカピーなグエンダリーナですが、オーベルタンの勉強を手伝いに行った辺りから可愛く見えてきました。
本当にそれまでは「何この勘違い女は?」とムカムカして見てたんですけどね。だって、「名前を呼びなさいよ」って、町中でオーベルタンに「グエンダリーナ、グエンダリーナ」って大声で呼ばせてたり、何考えているんでしょうね?(笑)
最後はしんみり。かと思ったら、お父さん、また浮気ですか?(^^;
メイドさんがなかなか良い味を出していました。
めまい
原題:VERTIGO
監督:アルフレッド・ヒッチコック
脚本:アレック・コッペル/サミュエル・テイラー
撮影:ロバート・バークス
音楽:バーナード・ハーマン
出演:ジェームズ・スチュワート/キム・ノヴァク/バーバラ・ベル・ゲデス/トム・ヘルモア/ヘンリー・ジョーンズ/エレン・コービイ/レイモンド・ベイリー/リー・パトリック
初めて見たのが中学生の時だったかなぁ〜?それから四半世紀以上を経て(歳がばれる;;)、今年また見てみました。
初めて見た時にはもの凄いショックを受けたんですよね。それに凄くドキドキして怖かったし。
今回もドキドキしましたが、昔見た時のドキドキとは違うところでドキドキしたと思います。
今回のドキドキはジェームズ・スチュアートがキム・ノヴァクに洋服着せるシーンですね。キムが可哀想だったし、何と言ってもジェームズ・スチュアートが偏執狂っぽくって怖かったです。
キムも前半と後半じゃ、髪型や服装が違うからじゃなくって、何か本当に別人なのでビックリでした。本物のキム・ノヴァクはどっちのタイプの人だったのかなぁ?なんて思ったりして(^.^)
ミステリーでもありますが、今改めて見ると、キムの女心が泣かせますね。本当の自分じゃない自分を愛している男を愛しているという悲しさ。でもそれでもやっぱり好きだから離れられずに・・・と、なかなか辛い恋愛ものでもありますね。
が、しか〜し!あのラストは何なんでしょう〜?何で落ちちゃったの?落ちたんじゃなくて飛び降りたの?
シスターは何しに来たの?
何かラストで私まで突き落とされてしまったような・・・。
初めて見たときにショックを受けたのはこの意味不明なラストだったのかな?(笑)
メメント
原題:MEMENTO
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース/キャリー=アン・モス/ジョー・パントリアーノ/マーク・ブーン・Jr/スティーヴン・トボロウスキー/ジョージャ・フォックス/ハリエット・サンソム・ハリス/カラム・キース・レニー/ラリー・ホールデン
1回見ただけではわからない!という話をいっぱい聞いていたので、構えて見たものの、すぐに混乱〜!(笑)
主人公のレニーは事故以来、記憶が10分しかもたなくなっちゃってるので、10分位ずつ(フィルムの長さで)新しい記憶から撮ってるのであります・・・って、う〜ん、上手く説明できない〜(T^T)
とにかく、妻を殺した犯人を見つけて復讐するっていうのが目的で、探して行くんだけど、何しろ10分しか記憶がもたないから、色々メモするんです。ポラロイド写真を撮ったり、入れ墨入れたり。
この入れ墨の発想っていうのが面白いな〜とは思ったんだけど、非効率的なメモですよねぇ?
大体、毎朝起きて体に彫られた刺青を見て「おお!そうだった!俺は犯人を捜すんだったな」って思い出すのかなぁ?
テディの言っていることが本当なのかも知れないんだけど、テディも結構怪しい奴だったし・・・。実際ジョンGなんだしね〜。こやつが全て操ってるとも考えられるし・・・。
と、結局3回もビデオを見てしまいました(^^;
で、で、犯人は一体誰だったのか?
わかりません!(笑)見た人によって色々解釈出来るんじゃないかなぁ?と思います。
それよりも、記憶と記録って面白いな〜と思いました。
レニーは「記憶なんていい加減なんだよ」って言うんですが、自分の事故前の記憶については凄い自信を持っているんですね。そして「俺はちゃんと記録してるんだから!」と記録の方が正確なんだ!ってな事を言いながらも、彼の記録っていうのは、彼が選んでいる記録なんです。
あらゆる物の写真を撮っているわけではないし、ポラロイドに書き込むメモも自分の感情が入っていたり、入れ墨に入れる情報だって沢山の情報の中から彼が選択したものなんです!
例えビデオで24時間撮影したとしても、それは彼の眼であって、結局人間は見たい物しか見えないのかもね〜などと、色々考えて楽しい映画でした。
メモリーズ・オブ・ミー
原題:MEMORIES OF ME
監督:ヘンリー・ウィンクラー
出演:ビリー・クリスタル/アラン・キング/ジョベス・ウィリアムズ/ジャネット・キャロル/デヴィッド・アクロイド/フィル・フォンダカーロ/ロバート・パストレッリ/シドニー・ミラー
心臓外科医のアビーは手術中に心臓発作で倒れる。休暇を取って疎遠になっていた父親に会いに行く。アビーの恋人リサも来るのだが、なかなか父親との距離を埋められない。そんなある日、今度は父エイブが倒れてしまう・・・という話。
ビリー・クリスタルが共同脚本に加わっていて、父親エイブを演じたアラン・キングが共同製作に加わっています。
ビリー・クリスタルが出ているからコメディなんだと思ってたんですが、まったくコメディではありませんでした(^^;
父と息子の確執と和解・・・ですね。
お父さんはハリウッドのエキストラ。しかも、ただのエキストラじゃないのです!「プロ」のエキストラ!(^^)
アラン・キングが変わり者のお父さんを熱演しています。この熱演ぶりには感動させられましたが・・・ストーリーは・・・(^^;私が息子じゃないからかしら?
メリーに首ったけ
原題:THERE'S SOMETHING ABOUT MARY
監督:ピーター・ファレリー、ボビー・ファレリー
出演:キャメロン・ディアス/マット・ディロン/ベン・スティラー/リー・エヴァンス/クリス・エリオット/リン・シェイ/ジェフリー・タンボール/マーキー・ポスト/キース・デビッド/ジョナサン・リッチマン
高校卒業パーティの直前に、メリーの家から救急車で運ばれて以来、メリーとは会っていないテッドだが、メリーのことが忘れられない。保険調査員に頼んで居場所を突き止めようとするが、調査員のヒーリーもメリーに恋してしまう・・・という話。
面白いところは、TVの映画紹介で殆ど見てしまっていたようですですが、それでもなかなか楽しい映画でした。
ヒーリーが嘘をついてはバレ、それを隠すための別の嘘をつくところも面白かったし、体の悪い建築家も面白かったです。包帯グルグルの犬もね(^^)
高校生の時はダサかったテッドは、大人になったたら普通になってたのでちょっとビックリ。テッドだけが唯一まとも(?)っていうのも面白かったです。
こんな風にアクの強い奇妙な人たちが出てきてばっかりなんですが、キャメロン・ディアスが見事に中和してくれています!
ラストも良かったです。
しかし、あの蕁麻疹(?)が顔にでる友達は怖かったわ〜。本当に蕁麻疹なのぉ〜?!
メルシィ!人生
原題:LE PLACARD
監督:フランシス・ヴェベール
脚本:フランシス・ヴェベール
撮影:ルチアーノ・トヴォリ
出演:ダニエル・オートゥイユ/ジェラール・ドパルデュー/ティエリー・レルミット/ミシェル・ラロック/ミシェル・オーモン/ジャン・ロシュフォール/アレクサンドラ・ヴァンダヌート/スタニスラス・クルヴィレン
ゴム製品会社に勤めるピニョン(ダニエル・オートゥイユ)は、解雇されることを偶然トイレで聞いてしまう。途方に暮れアパートから投身自殺を試みるが、引っ越してきたばかりの隣人に助けられる。隣人に「解雇されない方法がある!カミングアウトするんだよ!」と言われ実行に移すが・・・という話。
とっても面白いコメディです!私のツボにはまりました!
オープニングの音楽からしてコメディタッチだし(^.^)
最初はピニョン氏が解雇を知って自殺を試みて・・・と、ここまではちょっと暗い雰囲気でもあるんですが、ベランダで「その車はダメだ!」と隣人からベランダ越しに言われる辺りから可笑しくて、「猫を返せ!」のメモで大笑い!
その後も、社長(ジャン・ロシュフォール)の「私は差別なんてしていない!あのホモ野郎め!」っていうのでも大笑い!
ジェラール・ドパルデューが「おかま!」とか言って注意されるのもいちいち面白いし、同僚の若い女性が「私はホモって知ってましたよ!」って言うのも面白いし、面白いだらけでした。
ジェラール・ドパルデューがちょっと可哀想でもありましたが、ハッピーエンドだからまぁ良いでしょう。
それにしても、フランスの俳優さん達、層が厚いっていうのか、上手いって言うのか、うらやましいですわ〜。コメディでこんな豪華メンバーですよ!しかも皆、本当に上手いんですから!
ジェラール・ドパルデューは、全く別の性格(?)になるのでわかりやすいんですが、この変わっていく目つきが素晴らしいです!
コメディ部分じゃないですが、息子が父親を認めるっていうのも良かったな〜。
そうそう、最後の方の、工場見学に来ている日本人の一番前にいた人って、「WASABI」に出てた弁護士ですよね?!あの人、やたらフランス語の発音が上手いと思っていたんですが、やっぱりフランス在住なんでしょうかね?
驚いたのは、運転中の携帯電話で違反切符切られるシーン!フランスは厳しいんですね。日本でもやって欲しいくらいです。
さて、この映画はレンタルDVDで借りたんですが、何故かフランス語字幕っていうのが出ないんですよ(T^T)
うちのプレーヤーのせいですか?
メン・イン・ブラック
原題:MEN IN BLACK
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミー・リー・ジョーンズ/ウィル・スミス/リンダ・フィオレンティーノ/ヴィンセント・ドノフリオ/リップ・トーン/トニー・シャローブ/シオバン・ファロン
おバカ映画とは聞いていたのですが・・・違う〜!おバカ度が足りなすぎます(>_<)
最初の方で、エドワーズ(ウィル・スミス)が、スパイダーマンのごとくビルを登って逃げる男を追いつめるところまでは面白かったんですが・・・。
ヴィンセント・ドノフリオの変装は凄かったし、「エイリアンを見た!」って感じの新聞記事が実は本当なのか?と思わせたり、面白い部分はいくつもあるんだけど、やっぱりトミー・リー・ジョーンズは主役向きじゃないですね〜。それにコメディも向いてないような・・・。
最初のトンボのシーンと、ラストのビー玉(?)のシーンは良かったです。
|