クアドロフォニア 多重人格殺人
原題:THE MINUS MAN
監督:ハンプトン・ファンチャー
脚本:ハンプトン・ファンチャー
撮影:ボビー・ブコウスキー
音楽:マルコ・ベルトラミ
出演:オーウェン・ウィルソン/エリック・メビウス/シェリル・クロウ/ドワイト・ヨーカム/デニス・ヘイスバート/マーセデス・ルール/ブライアン・コックス/クロエ・ブラック/アレックス・ウォーレン/ジャニーン・ガロファロー/ ブレント・ブリスコー/ジョン・ヴァーガス
原題が「THE MINUS MAN」で邦題が「クアドロフォニア」。
邦題の方がわからんよ〜(笑)
「クアドロフォニア」っていうのは副題にある「多重人格殺人」ってことなのでしょうか?
だいたい、多重人格者っていうのは聞いたこと有るけど、多重人格殺人って何なんでしょう?
多重人格者の起こす殺人のこと?
ああ〜っ!それでわかったぞ!
時々出てきてた黒人と白人のコンビ。あれは別の人格ってことだったのか!
ん?でも、そうなると三重人格者になるわけだけど、どれが殺人者の人格なのかな?
人格入れ替わって無かったみたいだけど・・・。
まぁ、ホントよくわからなかった映画です。
ブレードランナーの脚本家による監督第一作目らしいんですが、ブレードランナーのいつも夜って雰囲気とは正反対の、いつも昼なんです。
空はいつも青空、しかもドッピーカンで、オーウェンの金髪がまぶしいです。
夜のシーンも少しはありましたけど、とにかく、異常人格殺人者の話のはずなのに、それにはふさわしくない映画のトーンです。
あえて逆効果を狙っているのでしょうか?
普通に見える青年が殺人を犯していく怖さ・・・が全く伝わってきません!
殺人自体2件しかやっていないし。
下宿先の主人は何故奥さんを殺したのでしょうか?
娘とは一体何があったんでしょうか?
ジャニーン・ガロファローとの関係もよくわからなかったし、青い目の可愛いウェイトレスは一体なんだったの?
良くは無いけど、そこまで悪くもないし・・・「もうちょっとだったのに、残念!」という感じの作品でしょうか?
でも、オーウェンのファンなので点数は甘いです(笑)
しか〜し!このおでこを出す髪型は似合わないと思うんだけどな・・・。オールバックは特に・・・(^_^;
クイズ・ショー
原題:QUIZ SHOW
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:ポール・アタナシオ
撮影:ミヒャエル・バルハウス
出演:ジョン・タートゥーロ/ロブ・モロー/レイフ・ファインズ/ポール・スコフィールド/デヴィッド・ペイマー/ハンク・アザリア/クリストファー・マクドナルド/マーティン・スコセッシ/バリー・レヴィンソン/エリザベス・ウィルソン/ウィリアム・フィクトナー/カリスタ・フロックハート/ミラ・ソルヴィノ
やっぱり、はらたいらサンは答えを知ってたんだ〜という映画です(笑)
実話だそうで、最後には裁判にもなってますが、どういう理由の裁判なの?
ラストの裁判シーンでプロデューサー(?)が「TVは公益事業じゃないんです。エンターテイメントなんです。」ってな事を言ってたけど、まさにその通り。
もちろん、金儲けしたいとかはあるとは思うけど、おそらく志としては「みんなが楽しんで見れくれる番組をつくりたい」っていうのなんじゃないかな?それが、楽しませるためにはヤラセも必要・・・っていう風になってしまったわけで、人を騙して喜ぶためにやったわけでは無いんですね。
ただ、じゃぁヤラセでもいいのか?って言うと、視聴者としてはう〜ん〜ですねぇ(^^;
ばれなければいいのか?そうも思うけど、騙されているようで気分は悪いし・・・。
今なんて、ニュースだって操作されてる感じだし、天気予報は当たらないし、TVを信じている人は少ないかも知れませんが、昔のTVってかなりの影響力を持っていたんでしょうね。
まぁ賢い視聴者になりましょうってことですな。
偶然の旅行者
原題:THE ACCIDENTAL TOURIST
監督:ローレンス・カスダン
出演:ウィリアム・ハート/キャスリーン・ターナー/ジーナ・デイビス/エイミーライト/デビッド・オクデン・スティアーズ/ビル・プルマン
「偶然の旅行者」という旅行ガイドブックのライターである、メーコンは、ある日妻から離婚を告げられる。ある日、飼い犬を預けに行ったペットホテル(?)で、ミュリエルと出会う。二人はつき合うようになるのだが、前妻からの復縁話に、メーコンはミュリエルを捨て、前妻のもとに戻ってしまう。さて、ミュリエル!どうする?という話。
この映画で、ジーナ・デイビスはアカデミー賞、助演女優賞を獲りました!しかし!彼女・・・助演だったんですか?っていうことは、主演女優は、キャスリン・ターナーなんですね?でも、キャスリン・ターナーの3倍くらいは出ていたんじゃないかしら?う〜ん、よくわからん・・・。
ぴあシネマクラブに、「大人向けのロマンチック・コメディ」って書いてあったけど・・・コメディ??それがわからなかった私は子供ってこと?(^^;
メーコンとミュリエルのカップルより、編集者とメーコンの妹のカップルのほうが興味深かったです。この編集者はビル・プルマンなんですが、若い〜!そして可愛いです!演技もなかなか良かったです!
くたばれ!ハリウッド
原題:THE KID STAYS IN THE PICTURE
監督:ブレット・モーゲン
脚本:ブレット・モーゲン
撮影:ジョン・ベイリー
音楽:ジェフ・ダナ
出演:ロバート・エヴァンス
「ゴッド・ファーザー」「ある愛の詩」「ローズマリーの赤ちゃん」などを生み出したハリウッドの名プロデューサー、ロバート・エヴァンスの半生を描いた作品。
本人出演、本人解説ですからドキュメンタリーと言えるのかな?回顧録みたいな映画です。
アメリカじゃ相当有名な人らしく、映画の中でも彼のことを書いた新聞が何度も映っていましたが、日本じゃ殆ど無名ですよね?
プロデュースした作品名を聞いて「あぁ〜!あの映画のプロデューサーなのかぁ!」って感心したりはしますが。
俳優上がりでルックスも良いし、これだけの業績があるからなのか、まぁキザというか、自信満々なところが鼻につく〜(笑)
「俺は女の扱いはわかってる」なんて言っちゃって、わかってないから離婚されたんじゃろうがぁ?!
でもきっとこういう人ってアメリカじゃ受けるのかも知れませんね。
ポランスキーの「チャイナタウン」を「あれはポランスキーの作品じゃない!俺の作品だ!」なんて言っているのも気に入らないし。。。(笑)
コッポラと喧嘩したのもわかるような気がする(コッポラの気持ちが)。
そんなコッポラを「マンガもろくに撮れない奴が・・・」なんて言ってます(^^;
もう歳でもあるし、怖い物なんて無いんだろうなぁ〜。
そんな「監督も役者もプロデューサーの下」みたいな事を言い放題なのに、何故か元妻のアリ・マッグローをマックイーンに寝取られた話では「マックイーンは一流の俳優だし、自分が小さく見えた」なんて、本気で言ってるのかぁ〜?!
アリ・マッグローとのランチでの会話も「俺はいつも7桁の番号の場所にいる」みたいな事言ったそうですが、キザ過ぎ〜!くさ過ぎ〜!(笑)
自分で自分に酔ってますね、この人。ナルシストそのものです。
まぁ、ジャック・ニコルソンって良い人なんだなぁ〜ということがわかったのが収穫ですかね。
最後に、ロバート・エヴァンスに「稲穂は実るほど頭を垂れる」という言葉をプレゼントしたいです(^.^)
くちづけ
原題:
監督:増村保造
脚本:舟橋和郎
撮影:小原譲治
音楽:塚原哲夫
出演:川口浩/野添ひとみ/三益愛子/小沢栄太郎/若松健/河原侃二/若松和子/村瀬幸子/見明凡太朗
欽一は、父が収監されている小菅刑務所で、同じく自身の父親に面会に来ていた章子と知り合う。二人はその日一日一緒に過ごすが喧嘩別れをしてしまう。章子は父親を出所させるために身を売ることを考えるが・・・という話。
イタリア帰りの増村のデビュー作品ですね。
イタリアかぶれなんでしょうか?日本にこんなうっとおしいバカ女がいたんでしょうか?(笑)
会ったその日に「愛している?」って、何言っているんじゃい?!(^^;
そんなベタベタな増村監督らしい演出が炸裂の作品であります。
それにしても野添ひとみのスタイルが良いのにビックリ!
ところで10万円って今だったら100万円くらいでしょうか?あげちゃって良かったんでしょうか?お父さんが出てくるときにはどうするの?もう出てこなくてもいいのか?!(笑)
グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち
原題:GOOD WILL HUNTING
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:マット・デイモン/ロビン・ウィリアムズ/ベン・アフレック/ステラン・スカラスゲールド/ミニー・ドライバー
ちょっと期待し過ぎちゃったのかも知れません。
終盤で、友人(ベン・アフレック)との会話は、良かったんですが・・・。
なんか、主人公に余り感情移入が出来なかったです。
バーで、ハーバード大学生という男性に「そんなことは、本に書いてある」ってなことを言うんですが、彼自身、まさに本の受け売りだし・・・。自分が心に傷を受けているにも拘わらず、人の心の痛みはわからないって感じだし・・・。
人に心を開かないのは仕方ないにしても、人の心の中にズカズカ入って行くのは、なんか許せなかったな・・・。まぁ、人との付き合い方がわからないってことなんでしょうが。
それに、主演のマット・デイモンより、脇役のベン・アフレックの方が演技上手なんじゃないの?って思ったのは私だけでしょうか?
ロビン・ウィリアムズは勿論好演していますが、ロビン・ウィリアムズの大学時代からの友人を演じたステラン・スカラスゲールドの演技も素晴らしかったです!
グッドフェローズ
原題:GOODFELLAS
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:マーティン・スコセッシ/ニコラス・ピレッジ
撮影:ミヒャエル・バルハウス
出演:レイ・リオッタ/ロバート・デ・ニーロ/ジョー・ペシ/ロレイン・ブラッコ/ポール・ソルヴィノ/クリストファー・セロン/ジュリー・ガーフィールド/サミュエル・L・ジャクソン/フランク・シヴェロ/マイク・スター/フランク・ヴィンセント/ジーナ・マストロジアコモ/ケヴィン・コリガン/マイケル・インペリオリ/フランク・ペレグリノ/トニー・シリコ/イレーナ・ダグラス/ヴィンセント・パストーレ/ヴィンセント・ギャロ/トビン・ベル/トニー・リップ/
「マイ・ブルー・ヘブン」がこの映画の後日談だというので、興味を持って見てみました。
むむぅ〜。「マイ・ブルー・ヘブン」の主人公はここではレイ・リオッタが演じるヘンリーなんですが、まぁ確かに他の人達に比べれば(特にトミー)ましかも知れないけど・・・。
グッドフェローズなんて言っちゃって、どこがグッドなんだ?結局そんな付き合いは表面上だけの物だから、結局は信じられなくなり裏切りに・・・。
仮に直接殺人に手を下してはいなくても、あれだけのことを長年やってきて、裏切るって言うのもどうなのかな・・・。
まぁとにかく、ヘンリーの手記か何かがベースなんでしょうから、レイ・リオッタが主人公なんですが、一番印象的だったのが、ジョー・ペシ!
怖すぎるよ〜。
殺された時にはホッとしたくらいですわ(笑)
しかし、マフィアって、イタリア系でもシチリア出身じゃないと駄目なんじゃなかったっけ?アル・カポネはそれでマフィアになれなかった筈。
トミーはシチリア出身って言ってましたっけ?
さて、この悪党どもは所謂ギャングで、多くがイタリア系ではなくて、主人公のヘンリーもアイルランド系なんだけど、マーティン・スコセッシ監督が、アイルランド+イタリア系なんですよね。
スコセッシ監督の「イタリア旅行」というのを先日CSで見ましたが、やっぱり自分のルーツにはかなり感心があるようでした。
アイルランド映画がもし過去に栄華を極めていたら、やっぱり「アイルランド旅行」というのを作って、熱く語っていたんじゃないかと思います。
そんな監督にとって、この原作は自分にピッタリで、興味引かれるものだったんでしょうね。
最近もアイルランドのギャング物を撮っていますし。
まぁ、とにかく、ギャング反対!で〜す。
グッバイガール
原題:THE GOODBYE GIRL
監督:ハーバート・ロス
脚本:ニール・サイモン
撮影:デヴィッド・M・ウォルシュ
音楽:デイヴ・グルーシン
出演:リチャード・ドレイファス/マーシャ・メイソン/クィン・カミングス/ポール・ベネディクト/バーバラ・ローズ/テレサ・メリット/パトリシア・ピアシー/マリリン・ソコル/アニタ・ダングラー/パワーズ・ブース
1977年の作品。 突然彼氏に去られた元ダンサーのポーラのアパートに、ある日、役者のエリオットがやって来る。そのアパートをポーラの元彼から譲り受けたのだ。「出て行け」「行かない」の結果、ポーラと、ポーラの娘のルーシーと、エリオットの3人は同居生活を始めるのだが・・・という話。
この映画流行りましたよね?
しかし、このおばさん・・・。見た目がイマイチなのに加えて性格が・・・う〜ん・・・。何でこんなに攻撃的でマイナス思考なんだろう?疲れるな〜。
娘ルーシー役のクィン・カミングスの演技が素晴らしく、何とか最後まで見れましたが・・・ムニャムニャ・・・。
グッバイ、レーニン!
原題:GOOD BYE, LENIN!
監督:ヴォルフガング・ベッカー
脚本:ヴォルフガング・ベッカー/ベルント・リヒテンベルグ
撮影:マルティン・ククラ
音楽:ヤン・ティルセン
出演:ダニエル・ブリュール/カトリーン・ザース/マリア・シモン/チュルパン・ハマートヴァ/フロリアン・ルーカス
1989年。東ドイツに住むアレックスの母親クリスティアーネは、ある日出かける途中で反社会主義デモ隊に遭遇し、そこに息子の姿を見つけ気を失ってしまう。そして8ヶ月後、意識を取り戻した時には既にベルリンの壁は崩壊し、東ドイツは西ドイツと統一されていた。熱心な社会主義者だった母親にショックを与えないように、東西ドイツの統一を隠そうとする息子だったが・・・という話。
母親の為に色々と細工をするアレックスなんですが、これは実は自分のためでもあるんじゃないかな?という気がします。
統一後すぐにハンバーガーショップで働き始めた変わり身の速い姉と比べ、アレックスは最後までTV修理会社に勤めていましたし、彼自身が統一にとまどいを感じていたんじゃないでしょうか?
社会主義反対!なんて言っていても、実際に民主主義になっちゃうと、あまりの変わり様に戸惑うでしょうね。
ましてや、何十年も社会主義で暮らして、たいして不便にも思っていなかった老人達は、いきなり競争の厳しい社会に対応出来ないんじゃないでしょうかね。実際、アレックスがゴミ拾いしていると文句をつける老人はそんなような事言っていましたしね。
結局母親はララに聞いて真実を知っていながら騙されたフリをしていたんですが、息子の作った偽ビデオを見ながら息子を見つめる目が感動的です。
また、偽ビデオを一生懸命作るアレックスの友達が何ともいい味を出してましたね!撮影風景も面白くて、最後の図書館での撮影シーンが特に面白かったです。
面白かったと言えば、西ドイツの難民っていうのにも笑えましたね〜。
それと、どこに行ってもピクルスの瓶に目がいっちゃうっていうのも面白かったです。
しかし、西へ亡命した夫を追って、後から妻が行く予定だったけど、子供が二人もいたから行けなかった・・・って、そういうこと全て計算しての亡命計画だったんじゃないんですか?よくわからないな〜。
それから、8ヶ月意識不明で寝たきりでしたが、入院中にもリハビリしていたんでしょうか?していたとしてもいきなりあんなには歩けないと思いますが、どうなんでしょう?
グーニーズ
原題:THE GOONIES
監督:リチャード・ドナー
脚本:クリス・コロンバス
出演:ショーン・アスティン/ジョシュ・ブローリン/ジェフ・B・コーエン/コリー・フェルドマン/ケリー・グリーン/マーサ・プリンプトン/キー・ホイ・クァン/ジョン・マツザク/アン・ラムジー/ジョー・パントリアーノ/ロバート・ダヴィ
面白い〜!
「グーニーズ」って言ったら、私が2番目にやったファミコンゲームソフトですわ〜(^○^)
船の中の宝物をとりながら、爆弾をしかけて、お姫様を助けに行くんだったかな?何度も何度もやったもんです。
映画ではお姫様を助けるんではないんですね・・・って、当たり前か?(笑)
この映画が先でゲームが後なのかな?
それで、映画ですが、グーニーズという悪ガキ集団が、一人の子供の家の屋根裏にあった地図を頼りに宝物を探しに行く話。
その地図の通りに行ったところは海辺のさびれた(営業してるの?)レストラン。ここに悪者一家がいるんですが、このお母さん!(笑)最初のカーチェイスのシーンで「ママ!」と息子に言われる場面があって、「えええ?ママ?!」と驚いてしまったのですが、女なんですよ!(笑)
案の定、レストランでも、悪ガキに「ミスター」って言われてますヾ(@^▽^@)ノ
のけ者になっている悪者一家の息子のスロースも、なかなか良い奴で、スーパーマンの衣装で現れた時には笑った〜。たしかに「S」だもんね!ナイス!
一人一人のキャラクターがよく描けていて、ピアノとかその他の仕掛けも面白く、ハラハラドキドキさせてくれるし、良くできてる映画です。
今見ても楽しかったんだけど、子供の頃に見たかったな〜って、子供の頃にはこの映画はまだ作られていなかったんですけどね(T^T)
シンディ・ローパーの歌も懐かしかった〜。
クライング・ゲーム
原題:THE CRYING GAME
監督:ニール・ジョーダン
脚本:ニール・ジョーダン
出演:スティーヴン・レイ/ミランダ・リチャードソン/フォレスト・ウィッテカー/エイドリアン・ダンバー/ジェイ・デヴィッドソン/ブレッフィニ・マッケンナ
65回アカデミー賞脚本賞受賞作品。
公開当時、「内容を他の人には話さないでください」と、プレスシートには封がされていたらしいんですが、これは秘密探しの映画ではありません。
が、やっぱり何も知らないで見た方が良いので、見ていない人はこの先を読まない方が良いです。
イギリスの黒人兵士ジョディは、ナンパした女ジュードと一緒にいる時、IRAの兵士に人質交換のために誘拐される。監禁の間、見張り役のファーガスとの間に不思議な友情が生まれるが、交渉の期限が訪れる。「俺が死んだら、彼女に会って愛していたと伝えて欲しい」と行っていたジョディの言葉の通り、彼女に会いに行くが・・・!という話。
脚本賞受賞が納得できる作品です!面白かったです。
監禁という緊迫した状況の中で、ジョディとファーガスの間に友情が生まれていく感じがいいんです〜。「ハンサムだ」なんて言われて喜んで顔に被せている袋を取っちゃうファーガスの、単純っていうか素直な面が表れているようで(^.^)
何で手を縛っていた縄(?)がほどけたのか?ジョディは逃げたのか?それとも逃がしたのか?
あ〜、やっぱり逃がしちゃうんだなぁ〜と思ったら!あらまぁ!そして、アジトもやられちゃって、この次々と起こるショックにビックリ。
ロンドンに出てきて彼女に会うんですが・・・。最初に彼女が喋った時に「え???」と、声の低さに疑問を感じはしたんですが、あまりの色っぽさにそんなこともすっかり忘れてました。そして、彼女は男だったという秘密が明らかになるんですが、胸は少しあるんですよね?で、カメラが下に降りて・・・ううう・・・暗くて・・・ぼかしもかかってるみたいで、わから〜ん!!
はっきり見えなかったし、彼女につきまとっている男が「レズ!」と彼女のことを言っていたし、このシーンだけではなんだかわからなかったですわ〜(^^;
しかし、その後の台詞でハッキリと男だってことが否応なしにわかってしまうので、秘密(?)はどうでもいいと言えばいいわけですね。
愛とは何なのか?男と女を越えた愛が描かれています。
最初に流れる音楽「男が女を愛するとき」も、劇中で流れる音楽も良かったです。タイトルにもなっている「クライング・ゲーム」は計3回流れますが、エンドロールとともに流れる3回目のクライングゲームは、なんと!ボーイ・ジョージが歌ってます!なるほど〜そうだったのか〜。
暗くなるまでこの恋を
原題:LA SIRENE DU MISSISSIPPI
監督:フランソワ・トリュフォー
脚本:フランソワ・トリュフォー
原作:ウィリアム・アイリッシュ「暗闇へのワルツ」
撮影:デニス・クレルヴァル
音楽:アントワーヌ・デュアメル
出演:ジャン=ポール・ベルモンド/カトリーヌ・ドヌーヴ/ミシェル・ブーケ/ネリー・ボルゴー
仏領リユニヨン島でタバコ工場を経営するルイ(ジャン=ポール・ベルモンド)は、写真見合いのジュリーと結婚することになり、島にやって来る彼女を港で待っていた。しかし現れたジュリーは事前に交換した写真とは別人の女性だった。女性は友人の写真を送ったと言う。結婚し幸せな生活を送っていた二人だったが、ある日、ルイとの共同名義の預金のほぼ全てを引出したジュリーが姿を消す。ジュリーを追い掛けルイはフランス本土へ渡るが・・・という話。
ヒッチコックへのオマージュらしんですが、どの辺がそうなんでしょうか?(^^;
さて、ファム・ファタールに振り回されるジャン=ポール・ベルモンドなんですが、私の中では女を振り回しても振り回されるイメージじゃないんですよね(^^;
そりゃ確かにドヌーブは相変わらず美しいんだけど、性悪性が足りないイメージなんですよね。
そこにもってきて、最後に性悪女だった筈のジュリーが改心するような事を言うっていうのが、もっと違和感で、性悪女は死ぬまで性悪でいて欲しい〜!(笑)
「こんなに愛されているなんて・・・(ニヤリ( ̄ー ̄))」って感じじゃないとね〜。
パリに行きたい!って言っているジュリーですが、パリくらいヒッチハイクとか何とかして行けたんじゃないかな〜?ルイがパリはダメだと言っている理由もよくわからないし。エクスが出てきたのは懐かしくて良かった(昔ちょっと居たので)けど(^.^)
それから、終盤では、ジュリはルイを、毒を飲ませて殺そうとしていたみたいですが、殺す必要があったんでしょうか?だってルイはもう文無しも同然ですよね?
ルイを置いて去ってしまうことだって可能だったんじゃないかな?実際、薬を買いに行ってくるわ・・・って、自由に出掛けていたみたいだし。
探偵と町中でバッタリ会ったところでは、結構ドキドキしたんですけど、サスペンスとしても恋愛ものとしてもなんかいまいち感が拭いきれなかったです(^^;
クラッシュ
原題:CRASH
監督:デビッド・クローネンバーグ
出演:ジェームス・スペイダー/ホリー・ハンター/エリアス・コーティアス/デボラ・アンガー/ロザンナ・アークエット
好きな監督のひとりである、デビッド・クローネンバーグの作品。
「戦慄の絆」以降、クローネンバーグの作品を見ていなかったので、期待してみた作品。 内容は・・・交通事故で性の快楽を得る話。
しばらく見ないうちに、クローネンバーグは変わっちゃったのかしら?それとも、とうとう巨匠になってしまったのか・・・?
彼の雰囲気は出ているんだけど・・・。ちょっと期待はずれでした。
でも、ジェームス・スペイダーがかっこよかったし、まっいいか〜。(好きな監督、俳優には甘いのであった・・・(^^;)
グラディエーター
原題:GLADIATOR
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ/ホアキン・フェニックス/コニー・ニールセン/オリヴァー・リード/リチャード・ハリス/デレク・ジャコビ/ジャイモン・フンスー
今年のアカデミー賞作品賞ノミネート作品のなかで、今現在ビデオになっているのは「エリン・ブロコビッチ」と「グラディエーター」だけ。
アカデミー賞を見る前に見ておかなくては・・・と、DVDを借りて見ました。
あらゆる方向に雪が降ってたり、赤い花びらが降ってきたりと、わざとらしくも美しい、いかにもリドリー・スコットの映画です。
が・・・。何かストーリーが弱いような・・・。家族を殺されて復讐か?と思ったら「俺は王からローマを託されたんだ」みたいなこと言ってるし、ローマの為に闘っていたのか???
殺さなければ殺されてしまうんだから仕方ないとはいえ、こういうゲーム(?)感覚の殺し合いっていうのが生理的にイヤでした。せめて「なんの為に」っていうのがもっとよくわかったら少しは納得できたかも。
皇帝になったホアキン・フェニックスが好演!助演男優賞を私からあげましょう(^^)
ところで、ローマのコロッセオの中って迷路みたいになってるんだけど、この映画のコロッセオって迷路が出来る前なのかしら?それとも別のコロッセオ?
クリスティーン
原題:CHRISTINE
監督:ジョン・カーペンター
原作:スティーヴン・キング
脚本:ビル・フィリップス
撮影:ドナルド・M・モーガン
音楽:ジョン・カーペンター/アラン・ハワース
出演:キース・ゴードン/ アレクサンドラ・ポール/ ジョン・ストックウェル/ロバート・プロスキー/ハリー・ディーン・スタントン/クリスティーン・ベルフォード/ロバーツ・ブロッサム/ケリー・プレストン/デヴィッド・スピルバーグ/ウィリアム・オストランダー/マルコム・ダネア
気弱な高校生のアーニーは、ある日下校途中で売りに出ている古い車と出会った。一目で気に入ったアーニーはこの車を買い、クリスティーンと名付け、修理に精を出すのだが・・・という話。
アーニーは本当に冴えない感じなのに、親友のデニスは格好良いし、見た目は不思議な取り合わせなんだけど、二人は本当の友達でデニスが友達思いの良い奴だというのが、最初の方のエピソードでよくわかります。
だけど、そんなのも何もかも車の呪いの前では何にもなりません。
アーニーは車に操られているだけなんでしょうけど、アーニー自身、車を得たことによって自分に自信を持ち、変わったという部分もあったんじゃないかと思います。
とにかく、アーニーの見た目の変貌がすごくて、顔つきが別人のようにすっかり変わってしまっていて、怖いです。
自分をいじめていた不良グループたちをやっつけるのはまだしも、自分の親友を傷つけ、彼女を殺そうとするなんて・・・。いや、待てよ・・・、そうか、クリスティーンの意志だから、「自分の親友・彼女」じゃなくて、「自分の彼氏の親友・彼女」って感じになるんだろうな〜。
ぐちゃぐちゃになっても綺麗に再生しちゃう車が凄くて、あれはフィルムの逆送りなのかな?良く出来ていますよね〜。
畳みかける展開にハラハラドキドキ楽しかったです。
クリスマスキャロル
原題:A CHRISTMAS CAROL
監督:クライヴ・ドナー
脚本:ロジャー・O・ハーソン
撮影:トニー・イミ
出演:ジョージ・C・スコット/スザンナ・ヨーク/デヴィッド・ワーナー/ナイジェル・ダヴェンポート/アンジェラ・プレザンス/エドワード・ウッドワード/ロジャー・リース/ルーシー・ガタリッジ/ティモシー・ベイトソン/マイケル・ガフ/フランク・フィンレイ/ジョアンヌ・ウォーリー
中学生の頃だったかしら?「クリスマスキャロル」読んだんですよね〜。でも表紙の絵は覚えているのに内容は全然覚えてない!まぁ、うん十年も経っていれば当たり前か?(^^;
ほほう〜。こういう話だったんですか〜。
お金より大事なものがあるぞ!心豊かに生きましょう!って話ですね。ちなみにこの映画はTVムービーらしいです。
クリスマス・イヴの夜に、ケチな老人スクルージの前に、元共同経営者のマーレーの霊が現れ「今夜3人の幽霊が現れる。私はお前を助けに来たのだ」と言い去っていきます。予告通り3人の幽霊が1時間毎に現れ、スクルージを、過去、現在、未来へと連れて行きます。
スクルージも寂しく辛い過去(少年時代)があって、少し可哀想ですね。
まぁでも、店の前に居る子供(従業員の子供)に「メリークリスマス!」って言われて、「乞食にやる金は無いぞ」だっけ?正確な台詞は忘れましたが、乞食呼ばわりは無いだろう〜(笑)
しかし結局はこの子供がひとつのきっかけとなって、冷たく閉ざされた心が変わっていくのが良いですね(^.^)
変わっていくのも、一夜で変わってしまうのだから、他の人達はビックリ!私もあまりの愛想の良さにビックリというか、ここまで変わると気持ち悪いかも?(笑)
ジョージ・C・スコットがケチで冷たいスクルージと、優しくなったスクルージを見事に演じていました。優しくなったスクルージの笑顔は最初の頃のしかめっ面からは想像出来ないくらい可愛いですよ(^.^)
グリーンマイル
原題:THE GREEN MILE
監督:フランク・ダラボン
出演:トム・ハンクス/デヴィッド・モース/ボニー・ハント/マイケル・クラーク・ダンカン/ジェームズ・クロムウェル/マイケル・ジェッター/グレアム・グリーン/ダグ・ハッチソン/サム・ロックウェル/バリー・ペッパー/ゲイリー・シニーズ
原作を読み終えて3日後。原作を読みながら「早く映画が見たい〜」と思っていたので、感動さめやらぬ3日後、ビデオをレンタルして見ました!・・・が・・・原作の印象が強すぎたのか、泣けませんでした。そして感動も・・・なかったです(^^;
原作に忠実に作ったから3時間になってしまった・・・って話だったのに、のっけのシーン(映画見てるシーン)から違うし・・・。
それに何て言ったって、ブルータスの顔が違う〜!あんな優しそうな顔じゃなかったはずなんだけど・・・(笑)
原作の看守長は、最初から最後までちゃんと職業的立場をわきまえてコーフィとは距離を置いて接していたので、かえってそれが囚人コフィーと心が通っていく感じが描かれていたし、死刑をどうにもできないという葛藤も良く描かれていて良かったのに、映画では「逃げたいか?」みたいな安易なことを看守長に言わせちゃって、いかにも観客を泣かせようとしてるって感じが見え見えで、ひいてしまいました。
と、比べちゃいかん!と思いながらも時すでに遅し。原作で感動した人は3ヶ月くらい経ってから見ましょう。
クレイジー・ボーイ/金メダル大作戦
原題:LES FOUS DU STADE
監督:クロード・ジディ
脚本:クロード・ジディ
撮影:ポール・ボニ
音楽:レ・シャルロ
出演:レ・シャルロ/ポール・プレボワ/マルティーヌ・ケリー
去年(平成16年)、WOWOWで明石家さんまの選んだ映画特集っていうのをやっていて、その何作かあった中の一つ。
さんまは高校生の時にこの映画を見て大笑いして、今の道を選んだとか。
そんなに面白いのか〜?!と、期待と不安で恐る恐る見てみると・・・・面白い!
いやいや、何か評判悪いみたいですが、私はかなり笑わせてもらいました。爆笑したりもしていたし(^.^)
今の若い人にはこのテンポの遅さとか、ベタベタなズッコケ具合とか、笑えないかもしれませんが、ドリフ(志村加入前)とか、ゲバゲバとか、コント55とか、てなもんやとか見てた人ならこの馬鹿馬鹿しさに懐かしさを覚えて、うっかり笑ってしまうのではないでしょうか?(笑)
五輪の競技に加わってからイマイチ面白さがダウンしているのが残念なんですが、それまでのシーンはホント笑いましたわ〜。
特に、最初の河原での食事には大笑い。
お気に入りは犬が牛を連れてきて肉(ハム?)を食べている所。
他にも食器をテーブルクロスに包んで川で叩き洗いにも大笑いだし、食事シーン以外では、不思議な彫刻がまともな彫刻になるあたりも大笑い。
他にも細かいところで、くだらない(?)笑いが沢山用意されていて飽きません。
とにかく、ぬるさ加減というか、いい加減さというか、アホさ加減がたまりましぇ〜ん!(^.^)
しかし、ネットでこの映画の感想を検索してみましたが、どうやらこの映画で今時笑っている人は私だけのようでもありますので、未見の方はあまり期待して見ない方が良いでしょうね(^^;
グレート・ウォリアーズ/欲望の剣
原題:FLESH+BLOOD
監督:ポール・ヴァーホーヴェン
脚本:ポール・ヴァーホーヴェン/ジェラード・ソェットマン
撮影:ヤン・デ・ボン
音楽:ベイジル・ポールドゥリス
出演:ルトガー・ハウアー/ジェニファー・ジェイソン・リー/トム・バーリンソン/ジャック・トンプソン/フェルナンド・ヒルベック/スーザン・ティレル/ロナルド・レイシー/ブライオン・ジェームズ/ジョン・デニス・ジョンストン/サイモン・アンドリュー/ブルーノ・カービイ
ヴァーホーヴェンのアメリカ進出映画第一弾なのかな?
ヴァーホーヴェンらしさ満載で面白かったです。
タイトルが「肉+血」で、つまり「エロス+バイオレンス」ですから、もうヴァーホーヴェンそのままですね!
一番驚いたのが、最初の方の、アグネス姫がスティーブン王子と知り合うシーンで、草の根っこを食べるシーンがあるんですが、これが「マンドレイク」なんですね!!
何が驚きって、ドラクエに「マンドレイク」という怪物(?)が出てくるんですが、あれと同じ形なんですよ。マンドレイクってここから来てたのかぁ〜とかなり感動しました。
と、映画の内容とは全然関係ないですね(^^;
ちなみにマンドレイクは薬草で媚薬としての作用があるらしいです。
このシーンは「マンドレイクとはなんぞや?」と感動しなくても、かなり重要で良くできているシーンでもあります。
このシーンがあるので、アグネスがマーチンに捕まって、マーチン側についたように見えても、私はあの誓いがあるので必ずスティーブンに戻ると信じていましたし。
それでもやっぱり最後にマーチンを見逃すのは、マンドレイクが効き過ぎちゃったのかしらん?
それにしても勧善懲悪じゃないんですよね。元はちゃんと分け前をあげなかった王様側が悪いはずなんですけどねぇ・・・。そんな所もヴァーホーヴェンぽいかな?(笑)
舞台が中世ですから、ペストがからんでいるんですが、このエピソードも面白かったです。キリスト教の在り方も面白かったし。マーチン教も可笑しくて、たまたま名前が同じってだけで継承者にされちゃうし、像が指さした方に行くっていうのもいい加減だし(笑)
朝にペスト菌入りの水を飲んだ人たちはすぐに発症していましたが、あんなすぐに発症するもんなんでしょうか?でも、マーチンはペスト菌の井戸に入ってなんで大丈夫だったの?
雷に打たれたら、鎖が切れる前に感電死しないのか?なんてシーンもありましたが(笑)、結構良くできている映画だと思うし、私は好きです(^.^)
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