コーカサスの虜
原題:KAVKAZSKIJ PLENNIK
監督:セルゲイ・ボドロフ
脚本:セルゲイ・ボドロフ
出演:オレグ・メンシコフ/セルゲイ・ボドロフ・Jr/スサンナ・マフラリエヴァ

兵隊になったばかりのワーニャはチェチェンで上司のサーシャと共に捕らえられてしまう。ロシアに息子を捕らえられたチェチェン人のアブドゥルは、彼ら二人を息子との捕虜交換にしようとするのだが・・・という話。
捕虜交換でロシアが来るのか〜?潜水艦沈没事故のあの対応を見た後では来ないだろう〜って思ったんですが、一応来ましたね〜(笑)
まぁ、罠ではあったみたいですが・・・。
チェチェン紛争っていう言葉は聞いたことはあっても、具体的にどういうものかわからなかったのですが、まずこの映画を見てすぐわかるのが、チェチェン人はイスラム教徒だってことなんです。まぁこれだけでも、何となく紛争(戦争)の原因がわかってきたような気がしますね。
そして驚いたのは、彼らの住んでいるところが、すごい山なんです!関東平野に住んでいる私なんか、山は登るためにあるんじゃないのか?って思ってしまいますが、こんなところによく町を作ったものですよね!
周りの風景ともマッチしていて、何とも美しい所です。実際住んだら大変かも知れないけど。
捕虜交換の交渉が成立するまで、不安のなかで過ごす二人なんですが、最初は何となくギクシャクしていた二人が心を通わせて行く感じが良かったし、アブドゥルの娘ジーナが、「ロシア人は豚と同じ!」なんて言っているし口数は少ないんだけど、彼らの面倒を見ながら、少しずつ心を開いて行くような感じも良かったです。
最後に、ワーニャが出会った人たちのスナップが出るんですが、ジーナの写真が出たときには思わず涙が・・・(T^T)
映画を見ている間は、そんなに重要とも思っていなかったんですが、彼女の役割はやっぱり大きかったってことですね。
捕虜交換成立か!という時に、若者が射殺されて・・・ええ?!この若者は誰?そしてこの射殺した老人は誰?・・・と、ここの所がよくわからなかったんですが、どうやら殺されたのはロシアに寝返ったチェチェン人の若者で、殺したのがその父親みたいですね。
そして、捕虜交換失敗に終わったワーニャは、やっぱり射殺か?と、おいおい!背中から撃つのか?・・・って、このシーン良いですね〜。
結局死んだ息子は帰って来ないんだし、ロシアとチェチェンはいつまで戦争していようと、アブドゥルの戦争は終わったんですね。それに、ワーニャの母親の気持ちを同じ親として感じていたんじゃないかな〜と思います。
しかし、この後のヘリの行く先は・・・。「そっちじゃない〜!」って叫ぶワーニャの声が悲しいです。
地味な作品ですが、感動できる秀作です。
そうそう、サーシャを演じたオレグ・メンシコフって格好いいですね〜!
ところで!冒頭のシーンが兵役検査のシーンなのですが、検査を受ける人たちが全裸で歩いています!で、途中から(カメラの位置のせいだと思うんだけど)みんな前を両手で隠して歩いているのです。なのに〜!最後の方に2人くらい、隠していない人が!!!後ろの方だからって油断してたのか?!・・・って、一体私は何を見ているのだろう?(笑)


告発
原題:MURDER IN THE FIRST
監督:マーク・ロッコ
出演:クリスチャン・スレーター/ケビン・ベーコン/ゲイリー・オールドマン/キーラ・セジウィック

5ドル盗んだ罪で服役していたヘンリーは、アルカトラズの刑務所に移される。そこで仲間と脱走を謀るも失敗。独房に3年間閉じ込められるが、3年後食堂で裏切り者の仲間を見つけ、スプーンで殺してしまう。ヘンリーは殺人罪に問われるが、彼を救おうとする弁護士が現れる。裁判の行方は如何に?という話。
「クリスチャン・スレーターとケビン・ベーコンが出ている、犯罪者と弁護士もの」っていうことしか知らなかったので、てっきり弁護士がケビン・ベーコンだと思っていたら、なんと、クリスチャン・スレーターだったのでした!う〜ん・・・弁護士に見えない〜って、偏見でしょうか?(^^;
実話らしいですが、見終わって、すご〜く暗くなってしまいました。
せっかく裁判で勝ったのに、別の刑務所に移る前に死んじゃうし・・・。それに、何で死んじゃったの?やっぱりアイツ(所長)にやられちゃったんですかぁ?!
その所長を演じていたのが、ゲイリー・オールドマンなんですが、またもや印象薄かった。顔が怖くないんだもん・・・(^^;いっそのことクリスチャン・スレーターが所長だった方が、怖かったかも。(ファンの方ごめんなさいm(__)m)
怖いと言えば、ケビン・ベーコン!もう殴られちゃってるから、顔が変形しているんだけど、なんかそれだけじゃない怖さが現れてたです。
しかし、ショーシャンクといい、ホントにアメリカの刑務所って怖いですね〜。


コクーン
原題:COCOON
監督:ロン・ハワード
出演:ドン・アメチー/ウィルフォード・ブリムリー/ヒューム・クローニン/スティーブ・グッデンバーグ/ターニー・ウェルチ

老人ホームの隣の空き家にはプールがあって、そこに忍び込んでは泳いでいたお爺さん3人組。しかしある日、空き屋は借りられてしまった。そしてプールには謎の物体が次々と運び込まれる。それでも忍び込んで泳いだところ、お爺さん達は元気になってしまった。この謎の物体は、宇宙人が集めに来た仲間の入っているコクーン(繭)だったのだ・・・という話。
この集めた繭に活力を与える為に、宇宙人達がプールの水にパワーを注入するんですね。そのパワーをお爺さん達が吸い取っちゃったっていうか、ガンの進行は止まるし、精力はつくし、もう大変!(笑)
しかし、あの繭って、全部海に戻したの?全部死んだの?二つ死んだって言ってたんじゃ?・・・って、ここら辺が良くわからなかったです。
そして最後にみんなで、宇宙人の星に行くんだけど、この後のお葬式の様子なんかだと、死んでしまったお爺さんは幸せな星に行った・・・って感じにもとれて面白いです。
最後までプールに入るのを拒んでいたお爺さんは、奥さんが亡くなって、やっぱり宇宙には行かないんですが、この気持ちは何となくわかるな〜。死なないっていうのは魅力かもしれないけど、愛する人がいないのにず〜っと生きるっていうのも辛いかも。でも新しい星で、新しい恋人を見つければいいのかな?(笑)


心のおもむくままに
原題:VA' DOVE TI PORTA IL CUORE
監督:クリスティーナ・コメンチーニ
出演:ヴィルナ・リージ/マルゲリータ・ブイ/ガラテア・ランツィ/チェッキー・カリョ/バレンチーナ・キコ

この映画は原作を読んでいたのだけど、原作の雰囲気がよく出ている映画です。
「あれ?この人見たことある」と思ったら、ニキータに出ていた、チェッキー・カリョでした。


心の旅
原題:REGARDING HENRY
監督:マイク・ニコルズ
出演:ハリソン・フォード/アネット・ベニング/ミッキー・アレン/ビル・ナン/ドナルド・モファット

やり手の弁護士ヘンリーは、ある夜タバコを切らしていた。ちょっとそこまでタバコを買いに行ったのだが、タバコ屋で強盗に巻き込まれ、銃弾を浴びてしまう。記憶を失ったヘンリーは徐々に記憶を取り戻していくが・・・という話。
記憶をなくしてしまうと、こんなにも性格が変わってしまうのでしょうか?だとすると、記憶を失う前のヘンリーは、ヘンリー自ら作りあげたヘンリーということになるのでしょうか。
事件の後初めて喋った言葉が「リッツ」なんですが、これが、クラッカーでなかったんですね。退院しても、自宅に、職場にと「リッツ」の絵が飾ってあるのは、これが重要な言葉だってことだったんですね〜。でも、そんな言葉を一番最初に思い出すなんて・・・皮肉ですね・・・。
しかし・・・リッツホテルで、週2回の密会か〜。金持ちだな〜。ホッ(溜息)。


子鹿物語
原題:THE YEARLING
監督:クラレンス・ブラウン
脚本:シドニー・A・フランクリ
出演:グレゴリー・ペック/ジェーン・ワイマン/クロード・ジャーマン・J/チル・ウィルス/クレム・ビヴァンス/マーガレット・ワイチャー/ヘンリー・トラヴァース/フォレスト・タッカー/ジューン・ロックハート

子鹿物語は子供の頃に読んだことがあるんだけど、鹿を殺すところしか覚えてなかったです(^^;
子供向けにその部分だけが本になっていたのか、単に私の記憶力の問題なのか?
鹿を殺すのも大切な話なんですが、それだけじゃなくて、この時代(開拓時代)を生きた一家及び人々の話って感じですね。
そして、鹿を育てながらも、人間が生きると言うことは?!という映画でもありますね。
そう!生きるには食べなくてはならないのです!つまり食べ物を人間様より先に食べてしまう鹿は殺してしまえ!と、残酷のようだけど、真理ですな〜。
家出した子供がそういうことを、自分の身をもって学んで帰ってくるのがいいですね。
それにしても、熊と犬の格闘シーン(?)は凄かった〜。あれって仕込まれている熊ですよねぇ?だって加減してるみたいなんだもの〜。犬は何度も噛まれてたような・・・。しかし、迫力満点!!!
それに、熊たちが何故か走ってるシーンがあるんだけど、倒れた木をハードルのように飛び越えて行くのが、ホントに美しい〜。
いくらなんでもこれは熊に仕込めないだろうから、これは自然に撮ったんですよね?う〜ん、すごい〜!
また、当然ながら、子鹿も可愛いんですよ〜。鹿ってこんなになつくんですね・・・って、そう言えば奈良公園の鹿は人なつっこ過ぎるけどね(^^;
しかし、このお母ちゃんの気持ちが良くわからなかったです。子供を何人も亡くして心を閉ざして・・・っていうことらしいんだけど、実際ここに一人いるじゃない!亡くした子供の分もこの子供を可愛がる・・・っていう風にはならないんですよね。何か小うるさくて怖いお母ちゃんでした。このお母ちゃんを演じてるのが、レーガン元大統領の元妻です!


腰抜け二挺拳銃
原題:THE PALEFACE
監督:ノーマン・Z・マクロード
出演:ボブ・ホープ/ジェーン・ラッセル/アイリス・エイドリアン/ロバート・アームストロング/ロバート・ワトソン/ジャック・サール/ジョセフ・ヴィテール

久しぶりに大笑いできる映画を見ました〜!(^○^)
カラミティ・ジェーンが、インディアンに銃などを密輸する幌馬車隊に夫婦を装って紛れ込んで、取引を阻止するという命令を受けます。ひょんなことで知り合ったやぶ医者(歯医者)のペインレスと一緒に西部に向かうという話。
この歯医者の名前がペインレスなんですよ!(笑)
でも彼は東部に行きたいんです。闘いは嫌いなんです。って、馬車の中でアコーデオンを弾きながらその心境を歌うんですが、これが可笑しいんですが、聞いてみるとなかなか可愛い歌なんですよ。なんとこの曲がこの年(1948年)のアカデミー賞歌曲賞をとっています。
ひげを剃っているとインディアンから襲撃を受け、矢が木に刺さる!ピ〜ンチ!なのに彼はそこに鏡をかけ直してます(笑)
決闘に行く前に聞いたアドバイスがごちゃごちゃになっちゃうのも可笑しいし、やたら威勢良く見せようとバーで体を揺すってる姿も笑えます。
それになんか、ガンマン姿が似合わないっていうか、あれって普通のズボンでは???(笑)
ラストの馬車のオチも決まってるし、バカバカしくって、お決まりといえばお決まりのギャグなんだけど、ホント楽しませてもらいました!
是非DVD化して欲しいな。気分が落ち込んだ時に見たい1本です(^.^)


古城の妖鬼
原題:THE MARK OF THE VAMPIRE
監督:トッド・ブラウニング
脚本:ガイ・エンドア/バーナード・シューバート
出演:ベラ・ルゴシ/ライオネル・バリモア/エリザベス・アレン/ライオネル・アトウィル/カロル・ボーランド/ジーン・ハーショルト/ドナルド・ミーク

あるお城の城主が首に吸血鬼に噛まれたかのような痕跡を残して死んだ。娘は城主の友人のもとに身を寄せるが婚約者とともにやはり吸血鬼に襲われる。吸血鬼博士と警察により調査が始まるが、果たして吸血鬼はいるのだろうか?!・・・という話。
吸血鬼はもちろんベラ・ルゴシだし、吸血鬼の娘もいるし、いよいよ吸血鬼狩りか?!と思うと・・・ん?突然展開が変わります。
何?何?と思うと・・・(^^;
う〜ん、吸血鬼モノだと真面目に見ていたのが急に馬鹿らしくなってしまいました(^^;
どんでん返し系なのかもしれないけど、こういうのってあり〜?どんでん返し系っていうより脱力系かも・・・。
ここに至るまでの、いかにも吸血鬼が出そうな雰囲気はとても良かったんですけどね〜。
ライオネル・バリモアは、ドリューの曾祖父らしいですが、「どぅ〜ゆぅ〜あんだぁ〜すた〜んどぅ!?」ってもうしつこい!(笑)
名優らしいですが、わからなかった〜(^^;


ゴーストワールド
原題:GHOST WORLD
監督:テリー・ズウィコフ
脚本:ダニエル・クロウズ/テリー・ズウィコフ
出演:ゾーラ・バーチ/スカーレット・ヨハンソン/スティーヴ・ブシェミ/ブラッド・レンフロー/イレーナ・ダグラス/ボブ・バラバン/テリー・ガー/ステイシー・トラヴィス/チャールズ・C・スティーヴンソン・Jr/トム・マッゴーワン

結構評判が良いようだし、ブシェミが出てるし・・・ってことで、近所のツタヤにビデオを借りに行ったら置いてない〜!(T^T)
ってことで、DVDを買ってしまいました。
高校を卒業したばかりの女の子イーニドとレベッカ。二人は同居を決め、レベッカは仕事も見つけ働き始めるが、イーニドは美術の補習授業にでるはめに。そんなある日、新聞に尋ね人の広告を出していた中年男のシーモアと知り合い、イーニドはシーモアと接近していくが・・・という話。
青春ものなんだけど、明るい青春ものでもなく、かといって暗い青春ものでもなく、本当に普通の青春ものかも知れないですね。
主人公にイーニドは、ちょっとアウトローな感じで、みんなが好きそうなイケてる(?)男の子には全然興味が無いんです。卒業パーティの時に「あいつとも会えなくなるのね・・・」なんて見つめている男の子も全然いイケてないし(笑)
そんなイーニドが知り合う中年男のシーモアはまさにいけてない男!でも、古いレコードを集めていて、流行のものが苦手で・・・と自分の世界を持ってるところが、二人の共通点というか、イーニドの憧れてる世界でもあって、惹かれていくんだけど、わかるなぁ〜。私も若い頃はまさにそんな感じだったから!(笑)
仕事を見つけて、同居の準備をどんどん進めていく友人とは対照的に、やりたいことが見つからず・・・と、ず〜っと何か切ない気持ちで見てました。
いつもバス停にいたお爺さんに「あなたは私のただ一つの拠り所なの」って言っていましたが、不変のはずのお爺さんがいなくなって、拠り所を求めて・・・ってことなのかな。まぁ、ラストは人それぞれ色々考えられますね。
とても切ない映画ですが、笑えるところも沢山あって、ブラッド・レンフローもなかなかの好演でした。
また、ブラッド・レンフローがバイトしている店に入り浸っている変な男も面白かった〜。
そして、レベッカのスカーレット・ヨハンソンってすごいハスキーボイスなんですが、あれで15歳だって〜!見えない〜。
そしてそして、ブシェミは本当に格好いいです!!!
イーニドと二人でアダルトショップに入って「もう出よう」って言うブシェミは可愛い〜!こういう普通の役をもっとやって欲しいですわ〜。
イーニドを演じたゾーラ・バーチもとっても良かったです。
音楽も良くて、最初のインドロック(?)がなかなかインパクト有り!また衣装もインパクト有り!
地味だけど、秀作です!超おすすめ(^○^)


ゴッドアーミー 復讐の天使
原題:THE PROPHECY II
監督:グレッグ・スペンス
脚本:グレッグ・スペンス/マット・グリーンバーグ
出演:クリストファー・ウォーケン/ジェニファー・ビールス/ラッセル・ウォン/エリック・ロバーツ/ブリタニー・マーフィ/グレン・ダンツィグ/スティーヴ・ハイトナー/ブルース・アボット/トム・トウルズ/イーサン・エンブリー/エリザベス・デネヒー

「ゴッドアーミー 悪の天使」の続編。
この「復讐の天使」は3年後の1997年に作られています。
評判が良かったから続編を作ったんだろうけど、うむむぅ・・・(^^; ところが!この「復讐の天使」も評判が良かったのか、第三弾も作られています!うぅ〜、わからん!(^^;
B級ホラーらしいんだけど、本当にBなのか?(笑)
「ターミネーター」みたいな内容に、「クロウ」みたいな雰囲気・・・。両方とも好きな映画だけど、同じようなのを見てもねぇ・・・(^^;
ガブリエルだのミカエルだのって天使の名前が出てくるけど、どういう天使なのか知らないせいもあるのか、そこら辺は全然わからなかったです(^^;
で、「関わった人は皆死んだんだ」と語った医師は、最後に出てきたミカエルと同一人物ですか?顔の見分けがつかなかった(^^; でもそれなら、じゃ何でこの医師だけ生きてるの?って疑問も解けるんだけど、合ってますか?
まぁ、クリストファー・ウォーケンが出ていたので良しとしよう。
また、クリストファー・ウォーケンに操られる女優さんも良かったよ!
好評だったと推測する「悪の天使」も機会があったら見てみよう〜っと(^.^)


ゴッド&モンスター
原題:GODS AND MONSTERS
監督:ビル・コンドン
出演:イアン・マッケラン/ブレンダン・フレイザー/リン・レッドグレイヴ

「フランケンシュタイン」「フランケンシュタインの花嫁」などの監督、ジェームズ・ホエールはプールで謎の死を遂げた。死を間近にしたジェームズ・ホエールの物語。
フィクションらしいですが、プールで死んでいたのは本当で、ジェームズ・ホエールがゲイだったっていうのも本当です。ジョージ・キューカーが隠れゲイだっていうのはどうなんだろう?
やっぱり何と言っても驚いたのは、ジェームズ・ホエールがゲイだったってこと。公表していたらしいから、私が知らなかっただけなんだけど(^^;
もっと驚いたのは、イアン・マッケランがゲイだってカミング・アウトしてるってことw(゚o゚)w
これは最近知ったのですが、あの怪しい雰囲気は演技だけじゃなかったのか?!(笑)
それはともかく、わりと暗めの内容で、出演者も地味なんですが、なかなか興味深い映画でした。
過去を思い出すのが辛いっていうのは、何となくわかるような気もします。映画の中でジェームズ・ホエールが思い出すのは、軍隊にいた若い頃の恋人の死、嫌いな父親のこと、貧しい少年時代等、辛い思い出もあるのですが、ハリウッドで成功した頃の楽しい思い出もあるのです。しかし、どっちにしても、もう思い出でしかない訳で・・・。
と、本当に主人公の苦悩がわかるようになるには、あの位の年齢になってからなのかも知れません。
家政婦さんが面白い雰囲気を作っています。この家政婦さん、去年のアカデミー賞にノミネートされていて、そのビデオを見てみたら、全然役と違うんですよ!まったくの別人!綺麗な人でした。
ブレンダンが「ヌードのモデルはイヤだ」と言ったので、残念・・・と思ったら、なんとバスタオル一枚で出ています!そのバスタオルがいつ外れるのかハラハラドキドキでした(笑)


コップランド
原題:COP LAND
監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:シルベスター・スタローン/ロバート・デ・ニーロ/ハーベイ・カイテル/レイ・リオッタ/ピーター・バーグ/ジャニーン・ギャラファロ/ロバート・パトリック/マイケル・ラバポート/アナベラ・シオラ

あまり面白くないって話しを聞いてたせいか、そんなにガッカリはしませんでしたが、面白い!とは・・・やっぱり言えないかな(^^;
凄い豪華キャストなのに・・・
一番の山場は、最後の銃撃戦なんでしょうが・・・。
スタローンが役作りの為に、太ったそうですが、太る必要があったのかな〜?って思いました。うらぶれた感じは、演技でカバーできないものなのでしょうか?
しかし、何で、最初、事件(?)を隠蔽しようとしたんでしょう?甥のためを思って?それなのに、殺せって言われたら殺しちゃうわけ?ちょっと良くわからなかったです。
あと、昔、刑務所で死んだ警官は、何で刑務所に入ったんでしょう?
何か、人間関係がいまいち良くわかりませんでした。


子連れ狼 親の心子の心
原題:
監督:斎藤武市
出演:若山富三郎/富川晶宏/林与一/小池朝雄/東三千/岸田森/内田朝雄/遠藤辰雄/山村聡

大道芸で小刀芸を披露していたお雪は、尾張藩の別式女として迎えられるが、孤塚円記に暴行を受け、復讐を心に誓い脱藩する。脱藩したおゆきを殺す依頼を受けた拝一刀は、大道芸人のボス乞胸仁太夫に会いに行き、おゆきの行きそうなところを教えてもらう。温泉でおゆきを見つけるも、孤塚円記がお雪を殺しに現れる・・・。
子連れ狼第四作目。監督が替わって、何となくこざっぱりした雰囲気の映画になっています。
ストーリーもちゃんとしていてわかりやすいです。
しかし、相変わらず凄い技が炸裂!岸田森演じる孤塚円記の刀からは火が!こりゃサーカスですな(^O^)
この岸田森が悪者なんですが格好いいんです!
そして、最後。背中に刀が刺さっても生きている拝一刀!そ、そんな、あほな〜(笑)
血みどろ一刀どこへ行く!
次作がまたもや楽しみです。


子連れ狼 子を貸し腕貸しつかまつる
原題:
監督:三隅研次
出演:若山富三郎/富川晶宏/露口茂/真山知子/藤田佳子/内田朝雄/渡辺文雄/伊藤雄之助/

公儀介錯人、拝一刀は、裏柳生の陰謀により妻を殺され職を追われる。柳生烈堂に復讐を誓った拝一刀は刺客人となり、子供の大五郎を連れ復讐の旅にでる。
子連れ狼のTVシリーズを一話も見たことないのに、何故か知っている子連れ狼。でも、子供を連れた刺客人で、柳生に追われている・・・ってことしか知らないので、拝一刀の正体(?)を知るべく見てみました。
なるほど〜。公儀介錯人だったんですね〜。
柳生との戦いで、大五郎の額につけた反射板(?)とか、温泉場の悪党の頭が「介錯??」「拝む??」なんて拝一刀を思い出すまでとか、笑えるシーンも結構あります(笑いを狙った訳じゃないと思うけど)。
そして、何より凄いのが、血の出方!この血も大袈裟すぎて結構笑えちゃいましたが(^^;
首は転がるわ、脚だけ残るように切られるわ、凄かったわ〜。
ところで、復讐の旅に出るって、烈堂の居場所なんてわかってるんだから、直接復讐しに行けばいいのにねぇ〜。ん?それじゃシリーズものにならないって?


子連れ狼 三途の川の乳母車
原題:
監督:三隅研次
出演:若山富三郎/富川晶宏/松尾嘉代/岸田森/新田昌玄/鮎川いづみ/大木実/小林昭二

子連れ狼こと拝一刀が今回訪れたのは、阿波。徳島県ですよね?隣が香川藩って言ってたから。阿波藩での染色技術は門外不出なのだが、幕府の策略により、技術者が香川藩に逃げ込んだ。その技術者を幕府からの使い、護送屋三兄弟が迎えにくるのだが、門外不出の技術。こやつを殺して欲しいという依頼を阿波藩から受ける。
さて、四国といえばお遍路さん!だから風呂に入ってもチリ〜ンチリ〜ンと鈴の音がするんです。もうおちおち風呂なんて入っていられません。四六時中命を狙われている拝一刀ですから。道行く村娘にも襲いかかられます。この大根から刀が出たり、相変わらず凄いというか笑えますが。
そして、裏柳生、柳生烈堂から明石柳生の鞘香に、拝一刀を討てとの命令がきます。この鞘香の着物の下の服が凄いです。こんな時代にこんな服があったのかぁ〜?!(笑)
柳生鞘香に狙われながらも海を越え阿波に入り、ここで護送屋三兄弟(左来馬、左天馬、左弁馬)との戦うわけなんですが、阿波にもこんな砂丘があるんですね?知らなかったです。そしてこの砂丘から阿波藩の者が出てくるのですが、これがなかなか上手くできています!
しかしこんなに上手に隠れていたのに、あっけなくやられてしまうんですよね(笑)
そして、いよいよ三兄弟!そのうちの一人が「刀を投げるとは・・・」と言って死んでいくのですが、柳生新陰流には「燕飛」っていうのがあるのだから、刀を投げたくらいで驚くことは無いとは思うんだけど。ここんとこどうなんでしょう?知っている方、教えてくださいm(__)m
そして、長男(左来馬?)は死ぬときに長々と口上を・・・。でも、なるほどね〜って思わせてくれます(^^)
今回は血の量が前回を上回って凄すぎます!血が噴き出すときなんて、「シューシュー」って音がしてます。ホースじゃないんだから(^^;
そして、一番すごかったのが、冒頭のシーン!頭にささる刀!これがなかなか本当に刺さってるみたいで凄いんです。そして真剣白羽取り!・・・失敗!!!しかし、これが失敗ではないのです!次の作戦の為だったんです!この作戦が凄過ぎる〜(笑)お前はいつの間にここに来てたんだぁ?!
とにかく楽しい子連れ狼!第三弾も楽しみです(^^)


子連れ狼 死に風に向かう乳母車
原題:
監督:三隅研次
出演:若山富三郎/富川晶宏/浜木綿子/山形勲/浜村純/加藤剛

子連れ狼シリーズ、第三作目。
売られた娘を女衒から救った拝一刀は、亡八一家の親分、酉蔵に落とし前をつけるように言われる。そしてその代償に人斬りを依頼される・・・という話。
これと「孫村官兵衛」という浪人との戦い(?)とういう、もう一つの話が絡み合っています。
酉蔵という名前ですが、実は女で、浜木綿子が演じています。そして娘を助ける落とし前として、拷問みたいのにかけられるのですが、天井から縄で逆さ吊りにされて、樽の桶の水の中に、餅つきのように入れられます。その後に酉蔵が「よ〜し、次はブリブリだ!」と・・・。一体何かと思いきや・・・(笑)「ブ〜リブリのブ〜リブリ」の掛け声には呆れるやら笑えるやら。一見の価値あり!(笑)
更に、この拷問は娘を女衒から取り戻すためであって、女衒を殺した償いとして人斬りを・・・と言うことだったのに、拝一刀は「刺客引き受け500両」なんて言ってます!むむぅ・・・人の話を聞いてないのかぁ〜?!
そして依頼を遂行しに行くのですが、今回は大五郎も大活躍!川に溺れたふりまでしています。何て子供なんだ・・・(^^;
そしてそして!今回の乳母車はマシンガン(?)搭載なんです!これって時代的にどうなんでしょう?もう火縄銃の時代は終わっていたのでしょうか?
今回は血はちょっと控えめ。
そして一番の見所はやっぱりラストの孫村官兵衛(加藤剛)との一騎打ち&問答です。背中から刃が出るほどさされているのに、急にちゃんと喋り出したりするのですが、この問答はなかなか良かったです。
とにかく強い拝一刀!若山富三郎は柔道4段だったそうですが、それも納得の強さです。


子連れ狼 冥府魔道
原題:
監督:三隅研次
出演:若山富三郎/富川晶宏/富川晶宏/安田道代/佐藤友美/石橋蓮司/大木実/山城新伍/岡田英次

黒田藩主なりたかは正室の子「松丸」がいるにもかかわらず、側室の子「浜千代」を跡取りにしようとしていた。が!「浜千代」は女子。このことが知れてはお家断絶と、家臣から、お墨付きを和尚から取り返した後、なりたか、側室、浜千代の3人を殺すようにと依頼を受け・・・
子連れ狼第五作目。
またもや三隅監督に戻りました。ということで今回は胴の真っ二つ切り!人の内臓はこんな感じなのか?!と驚くこと間違いなし!(笑)
さてさて途中で何故か全然関係ない女スリの話が出てきます。この女スリの話と前後の話には何のつながりもなくてとても不思議ですが、佐藤友美が美しいです。
それにしてもいつも凄い拝一刀・・・と言うか若山富三郎!今回は大五郎のお尻と若山富三郎のお尻が見れます!あまり嬉しくはなかったですが(^^;
そして若富の腹・・・。あんな腹してよく動けるものです!若富の殺陣は切れがあってホント素晴らしいです!


孤独の人
原題:
監督:西河克己
脚本:中沢信
出演:黒沢光郎/津川雅彦/小林旭/青山恭二/武藤章生/秋津礼二/杯茂郎/関弘美/野口一雄/市村博/大坂志郎/沢村国太郎/中川晴彦/坂東好太郎/阿部徹/稲垣美穂子/清水将夫/原敬子/汐見洋/芦川いずみ/月丘夢路/芦田伸介/新井麗子/柳谷寛/福田文子

学習院高等科三年の千谷吉彦は、ある日皇太子のご学友に選ばれるが・・・という話。
ご学友って誰でもなれるんじゃないんですね。選ばれないといけないんです。しかも本人から「お友達になろうね」なんて言われるわけもなく、人伝え(^^;
で、当然、皇太子は好き勝手に外出もできなくて・・・。で、岩瀬(小林旭)を中心のご学友達がこっそり(?)銀座とかに連れていってあげます。
この皇太子って今の天皇陛下ですね。実際これって原作があって、ご学友が書いたらしいです。だから実話なのかな?確かにこっそり抜け出して遊びに行ったって話はTVかなんかで聞いたことありますが。
しかし、映画としては、「孤独の人」といいながらも、皇太子の顔は一回も出てこないし、千谷(津川雅彦)が主演なのか?って感じの作りでもあるし、なんとも中途半端でした(^^;
津川雅彦はこのとき17歳。若い〜!しかし呂律が回ってないな〜(^^;
で、驚いたのは小林旭!顔が小さい〜!でもって、今までどこがいいのかわからなかったけど、何かオーラが出てるっていうか、人気あったのがわかりましたわ!輝いてるもん!
皇太子を演じたのは黒沢光郎って人ですが、公募で選んだそうな・・・って顔出ないのにいいのか?!(笑)
規律に縛られた皇太子と、奔放に生きてる(?)千谷との、異なる青春を描きたかったのかな?二人とも立場は違うけど孤独だってこと?
ご学友になったのに千谷は皇太子との接点あったっけ?むむぅ〜よくわからん(^^;
ところで、台詞で「ピーアイした?」「まだだよ〜」っていうのが良く出てくるんですが、「ピーアイ」って何ですかぁ???教えて〜!


五人の兄妹
原題:
監督:吉村公三郎
脚本:木下恵介
撮影:生方敏夫
音楽:早乙女光
出演:藤野秀夫/葛城文子/笠智衆/日守新一/伊東光一/磯野秋雄/大塚君代/岩田祐吉/上山草人/水島亮太郎/坂本武/東山光子/細川俊夫

マッチ工場の経営者、北川徳太郎は選挙違反で逮捕直前、列車から飛び降り自殺をしてしまう。残された徳太郎の妻と、五人の子供達は村を離れ、都会で新生活を始めるのだが・・・という話。
長男の健一郎、次男の要二、三男の良三、四男の四郎、長女のすえ子の五人兄妹なんですが・・・むむむ?!
映画見ている途中で「四人の兄妹じゃん!」と思ったのです。良三は出ていましたっけ?戦争に行っていて写真だけでしたっけ?
長男の健一郎が死んだ父親代わりで、全ての責任をもって家族を養っています。
まぁ、昔の日本の家族って感じですよね。今じゃ「長男」なんて順番を表すくらいのものじゃないかと思いますが、昔の長男は違うんです。これは自分の両親の兄弟を見ていても感じますね。
その長男を演じているのが若かりし頃の笠智衆なんですが、顔が全然違う〜!面影・・・ほとんど無いです。でも喋り方があのままなので解りますが、喋らなかったら誰だかわかりません!ってな位鋭い顔つきをしています。
さて、一生懸命働いて、四男を大学にやり、長女の嫁ぎ先を探したり、四男の就職先も探したりと、いろいろ大変な長男なんですが、なんとか無事に片づいた〜と思うも間もなく、次男が選挙違反で逮捕!
この次男の借金までもまたもや長男が工面することに・・・。
と、色々なエピソードがありますが、どれも自然で、また面白く、楽しく見られました。
特に、お母さんを演じた葛城文子と、すえ子を演じた大塚君代の演技が素晴らしかったです。





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