◆刑務所の中
◆激突
◆ゲス・フー/招かれざる恋人
◆けちんぼ長者
◆結婚のすべて
◆月曜日のユカ
◆ゲーム
◆けものみち
◆ケーブルガイ
◆ケロッグ博士
◆けんかえれじい
◆原始のマン
◆剣鬼
◆源氏物語
◆現代インチキ物語 騙し屋
◆ケンタッキー・フライド・ムービー



刑務所の中
原題:
監督:崔洋一
原作:花輪和一
脚本:崔洋一/鄭義信/中村義洋
撮影:浜田毅
音楽:佐々木次彦
出演:山崎努/香川照之/田口トモロヲ/松重豊/村松利史/大杉漣/伊藤洋三郎/遠藤憲一/浅見小四郎/粟田茂/恩田括/小木茂光/椎名桔平/窪塚洋介/木下ほうか/長江英和/榎戸耕史/戸田昌宏/山中聡/斎藤征義/森下能幸/黒沼弘巳/草薙良一/斎藤歩/大橋一三/田村上連/中村義洋/林海象/本田徳/宮川宏司/本間盛行/三原康可/飯島大介/田邊年秋/小形雄二

受刑者の再犯が取りざたされている今日この頃。こんな映画いいのか?という気がしないでもないですが・・・。こんな楽しいから更正しないのでしょうか?
というより、刑務所って更正させるところじゃないんだな〜って感じですね。ただ刑期を規律に従って過ごす所の様に見えました。懲罰が袋貼りなんて楽過ぎじゃないですか?
まぁ、最初のサバイバルゲームからひいちゃって(サバゲーが嫌いなので;)、更にわざとらしい演出にものれませんでした(^^;
第一、この食事にしろ、お菓子つきの映画鑑賞にしろ、私たちの税金でしょ?なんだかなぁ・・・。
さて、この作品、原作がマンガなんだそうですが、何と!原作者が体験した実話なんだそうです!(@_@)
なるほど〜!中盤過ぎて、主人公のノートが調べられるシーンがあって、このノートに細かく毎回の食事のイラストが書いてあったんですが、漫画家だったからなんですね!
刑務所に入る前から漫画家だったのか、入ってから漫画家になったのかは知りませんが、漫画家らしい観察力あっての映画なんですね。
だから、食事は勿論、人物への観察力も、どうでもいいような所まで観察していたりしたのですね!
と、映画を見終わって、原作者(主人公)のプロフィールを知ってから大いに納得したのですが、主人公の背景がもうちょっと描かれていたら、もっと面白く見れたんじゃないかという気がします。
ところで、時折、仕事も住む家も無く「刑務所に入りたかった」って犯罪を犯す人のニュースがありますが、そりゃ、雨風しのげるだけじゃなく、食事だってちゃんとしてるし・・・。この映画見てそんな人達が増えないことを祈ります。


激突
原題:DUEL
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:デニス・ウィーバー/ティム・ハーバード/チャールズ・ピール

スピルバーグの原点?の映画です。
これも、パニック系の映画で、ハラハラします。
似たような映画を以前深夜テレビで見たのですが、何だったっけな〜?そっちは、お父さんが復讐しに行く、っていうあらすじだったんだけど。
それはさておいて、この「激突」の主人公、あそこからどうやって帰るんだろう?といつもながら、くだらない心配をしてしまいました。


ゲス・フー/招かれざる恋人
原題:GUESS WHO
監督:ケヴィン・ロドニー・サリヴァン
脚本:デヴィッド・ロン/ジェイ・シェリック/ピーター・トラン
撮影:カール・ウォルター・リンデンローブ
音楽:ジョン・マーフィ
出演:バーニー・マック/アシュトン・カッチャー/ゾーイ・サルダナ/ジュディス・スコット/ハル・ウィリアムズ/ケリー・スチュワート

名作「招かれざる客」のリメイクらしいです。が、「招かざる客」は白人の娘が黒人のボーイフレンドを家に連れてくるという設定ですが、こちらはその逆です。
しかもコメディになっています!
実は、名作「招かれざる客」は未見なのですが、この作品を見終えて猛烈に見たくなりました。
と言うことは、そんなにこの作品が面白かったのか?!というと、微妙なんですが・・・。
だって、お母さんのマリリンが家出してしまうシーンなんて、何が原因なのかわからず、それに付いていく娘テレサの気持ちもわからず・・・(^_^;
その上、相手の言い分も何も聞かずに「別れる」と言い出し、挙げ句の果てには「結局、私は黒人、あなたは白人だし!」なんて言っているのに唖然(笑)
そこで、お父さんがいきなり、サイモン(アシュトン・カッチャー)が会社を辞めた理由がわかってしまうのにも唖然(笑)
しかもその理由を娘に何故伝えない?!(笑)
と、まぁ、数えたらキリが無いくらい、話に穴があるんだけど、一方で面白いシーンも沢山あるんです!
最初の方のシーンで、父とボーイフレンドが乗っている車の中でかかる音楽が、全て♪黒人が〜♪♪白人と〜♪とか、こんな歌ばかりなのがかなり私の壺にはまりました。Ebony And Ivoryは良い歌ですけどね、この曲がかかったときのお父さんの顔が笑えます(^.^)
なんと言っても、最初から最後まで、お父さん役のバーニー・マックが最高です!


けちんぼ長者
監督:斎藤寅次郎
脚本:中田竜雄
撮影:西川庄衛
音楽:原六郎
出演:榎本健一/柳家金語楼/北峰有二/田代百合子/西岡タツオ/小宮光江/益田キートン/大泉滉

幼馴染みの嘉助と弥兵衛は30年前の約束通り再会を誓った木の下で再会する。「その時にどちらかが困っていたら片方が助けよう」という約束通り、困っている嘉助に貸衣装のスーツを与えてしまった弥兵衛だったが、実は嘉助は悪徳高利貸しだった!・・・という話。
最初の紙芝居のシーンが懐かしいですね〜。が、しか〜し、この紙芝居屋さん(柳家金語楼)、音楽をレコードかけて流しているじゃないですか!こんなの本当にあったの?紙芝居屋の「切られて頭がフラフラ、目がクラクラ」だったか、気持ちの入っていない口上が笑えます。そして終いには最後の絵が違ってるし!(笑)
こんな楽しいシーンから始まって、30年の再開を果たすシーンですが、見るからに怪しい嘉助(榎本健一)が笑えます。
実はこいつ、鬼の嘉助と言われるほどのケチな高利貸しなんですが、担保で取った土地の草むしりをするのにお金がかかるからと思いついた案がすごいです(笑)
時計を落としたから草を刈って探してくれ!見つけた人にはお礼金をあげるから!ってことなんですが、なかなか考えてますな〜。その時計をとりあえずどこかに隠しておこうとした所に息子が帰って来て、火鉢の灰の中に入れるんですが、この火鉢を巡るシーンが面白かったです。
実はこの息子、ケチなオヤジに愛想をつかし家を出ているんですが、彼女がいて、その彼女が紙芝居屋の娘なんですね。
折角こんな不思議な巡り合わせなんだから、最後に親同士がそれを知って大いに驚くとか何かだと良かったと思ったんですけどね〜。
まぁなんとかうまくおさまって目出度し目出度し、と、あの宴会は何でやってるんでしたっけ?新築祝いでしたっけ?
宴会で柳家金語楼の芸がやっていた芸(手ぬぐいにビールがくっついているやつ)は、現在、大洗水族館のアシカに引き継がれています!(笑)
益田キートンが良い味出してアクセントになっていました。
笑えてほのぼのの、斎藤寅次郎らしい作品です。


結婚のすべて
原題:
監督:岡本喜八
脚本:白坂依志夫
出演:雪村いづみ/新珠三千代/上原謙/小川虎之助ー/堺左千夫/上野明美/山田真二/加藤春哉/柳川慶子/三橋達也/塩沢登代路/白石奈緒美/仲代達矢/団令子/藤木悠/藤間紫/中丸忠雄/ミッキー・カーチス/小林桂樹(ナレーション)

新劇の研究生の土井康子(雪村いずみ)は、結婚は情熱だと思っていて、姉夫婦のような情熱のない結婚に否定的。そんな妹と妹の知り合いの編集者にそそのかされる姉だったが・・・。
何とも素晴らしいテンポ。アットいう間に終わってしまいました。
最初の方は笑わせて、最後の方では泣かせてもらいました。内容は、「結婚は情熱と情熱のぶつかり合い」なんて言っている妹が、平凡だけど幸せな姉夫婦の結婚生活を見直す・・・って感じのありふれたものなんだけど、映画自体は全然ありふれてないです!
これがなんと岡本喜八の監督デビュー作だそうで、デビュー作でこれだけのものを撮っちゃったんだから、当時は「こりゃ凄い監督が現れたぞ!」って感じだったんじゃないのかな?
どん臭い感じの姉の夫(上原謙)もとても良くて、「僕にも君のベルを鳴らせるんだよ」だったか「君のベルを鳴らしたんだよ」だったか、正確な台詞は忘れましたが、ここが泣かせる〜。
姉(新球三千代)が外の世界に出ようと思って、編集者(三橋達也)に色々な所に連れて行かれて、カルチャーギャップに驚く姿も良くて面白かったです。
他にも、新劇の演出家が三船敏郎なんですが、前髪をパラリおろして、いかにも!って感じも良かったです。
この映画だけで、900カットくらいあるらしいんですが、全く感じなく、それでいてスピード感がある作品です。
ところで、この映画は昭和33年の映画なんですが、昭和33年でも性が乱れた時代なんですよ!(笑)
映画の看板には「愛欲巨編」なんて書いてあるし(笑)バスにはおかまが乗ってるし。結構進んでたのね〜。でも、主人公が思いを寄せてる人に「私ね・・・キスしたことあるのよ」なんて告白するんです。こんなこと今の時代に言う人はいませんよね。
性の乱れはどんどん進化してるのだ〜(^.^)


月曜日のユカ
原題:
監督:中平康
脚本:斎藤耕一/倉本聰
撮影:山崎善弘
音楽:黛敏郎
出演:加賀まりこ/北林谷栄/中尾彬/加藤武/波多野憲/ウィリアム・バッソン/ハロルド・S・コンウェイ

う〜ん・・・わけわからん(^^;
脚本が斎藤耕一と倉本聰とは思えないくらいです(笑)
中平康は殆ど撮って無くて、撮影(カメラマン?)が撮ったという噂を聞きましたが、それなら納得!
実験的風映像が色々と面白かったです。
ただ、やっぱりストーリーとなるとわけわからなく、主人公のユカにはまったく感情移入もできなかったし、お母さんまであんなんだとはビックリです(笑)
これって娼婦親子なんでしょうか?愛人専門親子なのかな?
冒頭のナレーションで「教会にも行くし」って言っていますが、昔の(今も?)日本人の教会に対する考え方が笑えます。
「男を喜ばせること」を幼い頃から母から教わり、キスは駄目なことと子供の頃に言われトラウマになり、幼少期の教育は大切ですよってことですかね?(笑)
ユカの発する「愛」に違和感を感じながらも、映像が面白からなのか、飽きることなくそこそこ楽しく見られました(^.^)


ゲーム
原題:THE GAME
監督:デビッド・フィンチャー
出演:マイケル・ダグラス/ショーン・ペン/デボラ・カー・アンガー/ジェームス・レブホーン/ピーター・ドーナット/キャロル・ベイカー/アーミン・ミューラー・スタール

「セブン」のデビッド・フィンチャー監督の作品です。「セブン」では、映像美が目立って内容が雑だったような気がしますが、この映画ではバランスが良くなっています。と言っても、「素晴らし過ぎる〜!」という意味ではありませんが・・・。
この監督は、リドリー・スコットの影響を受けてるって、どこかで読んだ気がしますが、中華料理店の看板とか、主人公の逃げる裏道の雰囲気とか、ホント良く似ています。「ブレードランナー」の世界ですね。
終わったかと思うとまだ続く映画なので、緊張感が持続しませんでした。
この主人公は、どうやら、18歳の時に父親が飛び降り自殺をして、それ以来、心を閉ざしているようで、事件(?)をきっかけに心を開く・・・ってことらしいのですが、心を開いていく過程がよくわかりませんでした。
死期の迫った人が、悟りを開くって言うのはよく聞きますが、自分が殺されるかもしれない!っていう時に、そんな心境になるのでしょうか?
この映画のラストについては賛否両論のようですが、そのラストっていうのは、ビルから落ちることを指しているのでしょうか?だとしたら、私は、納得派でした。
ただ私だったら、あの後で、弟を少なくとも1発は殴ってるだろうな〜って思いましたが・・・。
「メキシコ埋葬記念」のTシャツには思わず笑ってしまいましたが、ちょっと冗談きついですよね〜。
しかし、弟が請求書にサインしていましたが、一体いくらだったのでしょうか?


けものみち
原題:
監督:須川栄三
脚本:白坂依志夫/須川栄三
撮影:福沢康道
出演:池内淳子/小林桂樹/森塚敏/池部良/宮田芳子/小沢栄太郎/伊藤雄之助/大塚道子/黒部進/菅井きん/千田是也/竜岡晋/千草みどり/矢野宣/青野平義/秋月竜/土屋嘉男/有馬昌彦/田武謙三/森今日子/平井岐代子/千石規子/浜路由美/清水由記/高原とり子/勝本圭一郎/手塚勝巳/谷晃/中丸忠雄/小松方正

松本清張原作の映画化です。
松本清張ってしたたかな女が主人公って結構ありますね。あと、貧困がベースとか。
この映画は、病気で働けない夫を持つ妻の民子が旅館の仲居で働いているのですが、そこでホテルマンの小滝と知り合い、夫を事故に見せかけ殺害。そして政界の黒幕の愛人になるという話です。
まぁ池内淳子が色っぽいんですわ。だから夫の事故死を疑問に思った刑事(小林桂樹)まで血迷ってしまいます・・・ってか、あんた刑事でしょう?!ってか、迫るその姿は刑事とは思えないくらい気持ち悪いって〜(笑)
まぁ、元夫が迫る姿も気持ち悪かったし、黒幕の鬼頭が迫る姿も気持ち悪いし・・・。もうみんな性欲剥き出しな感じでしかも気持ち悪いから小滝に惚れちゃう気持ちも解らなくはないな(笑)
刑事が事件を追うサスペンスかと思いきやあっけなく殺されちゃうし、ラストに向かってどんでん返しがあったりと、裏には裏があり、なかなかドキドキ楽しませてくれた映画なんですが、ラストで「ええ?!これで終わりじゃないよね?終わらないよね?終わらないでくれ〜!」と思ったら終わってしまいました(笑)


ケーブル・ガイ
原題:THE CABLE GUY
監督:ベン・スティラー
脚本:ルー・ホルツ・Jr
撮影:ロバート・ブリンクマン
音楽:ジョン・オットマン
出演:ジム・キャリー/マシュー・ブロデリック/レスリー・マン/ジャック・ブラック/ジョージ・シーガル/ダイアン・ベイカー/ベン・スティラー/エリック・ロバーツ/エイミー・スティラー/オーウェン・ウィルソン/ジャニーン・ガロファロ

オーウェン・ウィルソン見たさに見た映画ですが、ほんのちょっとしか出てなかった〜。当たり前か?(笑)
まぁ、多少出番が長くなったところで、見終わった後の印象はジム・キャリーのみでしょうから。
ってな位、またもやジム・キャリーのオーバーアクションが鼻につくというか、なんというか、私には合わないな〜(^^;
それでも、前半はしつこいけどまぁいいかぁ〜と思っていたんだけど、後半、スティーヴンが「友達は要らないんだ」って言ってからのケーブルガイの復讐が怖い・・・というか、ムカツク〜。
こんな嫌がらせして何になる?と、オーバーアクションが憎たらしさを増幅!
最後の方に「誰かがTVというベビーシッターを殺さないといけない」という台詞があるように、ハチャメチャな映画のようでも、こういう真面目な思想の基に作られているのかなぁ〜という感じでもあるんですが、コメディなんだから、思想を前面に押し出すな!ちゅ〜の。
ベンが出ているパートの「双子殺人事件」は、アメリカで話題になった裁判みたいで、あんな感じでTVをつければどこの局もこの事件を扱っているという感じだったのかな?そんな過剰報道のマスコミ(TV)批判になっているのかも知れないですが、「双子殺人事件」も当時のアメリカのTV事情も知らない私はポカーン状態でした(^^;
あそこは笑うべきシーンだったのかしらん?
さて、そんなTVが親代わりだったそんなケーブルガイが幼少時代に見ていた映画が、イーストウッドの「ミスティ」ですよ!
そりゃ、ストーカーになるわなぁ〜(笑)
とにかく、全然笑えないし、なんとも消化不良な後味の作品でした。


ケロッグ博士
原題:THE ROAD TO WELLVILLE
監督:アラン・パーカー
出演:アンソニー・ホプキンス/ブリジッド・フォンダ/マシュー・ブロデリック/ジョン・キューザック/ダナ・カーヴィ/ララ・フリン・ボイル

原題は、ウィルヴィルへの道です。このウィルヴィルという町には、コーンフレーク発明者のケロッグ博士の経営する健康センターがあります。そこに一組の、健康になりたいという夫婦と、コーンフレークで一儲けしようという若者がやって来ます。
久しぶりに見たマシュー・ブロデリックは、相変わらず童顔でしたが、かっこよくなってました!
ケロッグ博士は、本当にあんな健康センターを作っていたのでしょうか?
博士は、「セックスは寿命を縮めます!」と力説しているのですが、この映画に出てくる人たちは、みんなセックスのことばかり(?)考えているのが面白いです。
「55リットルのヨーグルトを!」には大笑いしてしまいました。
最後に、みんなの消息が出るのですが、息子のジョージの消息がなかったのが、気になります・・・。彼は、あれからどうしたんだろう・・・?


けんかえれじい
原題:
監督:鈴木清順
脚本:新藤兼人
撮影:萩原憲治
出演:高橋英樹/浅野順子/川津祐介/片桐光雄/恩田清二郎/宮城千賀子/田畑善彦/夏山愛子/佐野浅夫/晴海勇三/長弘/福原秀雄/横田陽子/玉川伊佐男/日野道夫/浜村純/加藤武/野呂圭介

昭和10年頃、岡山第二中学校の学生である南部麒六の話。
旧制中学だから今の高校生ですね。何故か喧嘩の達人スッポンに喧嘩の修行をさせられ、喧嘩の達人になり、喧嘩に明け暮れ退校!そして叔父さんのいる会津にやってきて、ここの高校でも大暴れ!
何で喧嘩するのか、この映画見て初めてわかりましたわ〜。悶々とした思いを発散させるためなんですね!
まぁ、この喧嘩のシーン、モノクロですが、結構エグイです。血が凄くて(^^;
メリケンって何から出来てるのかな?針金?たわしみたいな形でしたが、痛そう〜。
この岡山時代の前半部分での、道子さんとの散歩シーンでの桜が綺麗です。モノクロですが、まるで色がついているかのようです。先輩が「言い訳は明日聞く」ってな事を言って、木刀(?)で桜の幹を叩いて去って行くんですが、このときに花びらがハラハラハラと降ってきて、本当に美しく、いかにも清順監督ですね(^.^)
それと会津のシーンでも出てくる竹林ですが、この空気感っていうか、綺麗ですね。竹林ってツゴイネルワイゼンにも出てきてたような?
部屋で悶々として、襖を開けると、喧嘩が始まってっていうシーンは、幻想的でもあるんだけど、笑えます。
笑えるって言えば、ローラースケートの下駄も面白かったですね。でも何て言っても、道子さんのピアノを○○○で弾くところでしょうか?(笑)
後半の会津では色んな部分でもっとパワーアップしています。
映像の遊びも多いし、雪の降っている場面の美しさも素晴らしいです。(柵の上の綿がバレたのは愛嬌か?)
アクションシーンもかなりパワーアップ。有刺鉄線はあれ本物でしょう?鶏と一緒に人間もちゃんと吊してるし、真面目に撮ってますね〜。
笑える部分では、校長室(?)に飾ってある「良志久」っていう文字!「らしく」って読むんですよ!もう、このシーンは大爆笑!私が一番笑った場面でした。夜中に一人でビデオで見ていたので笑いを抑えるのが大変でした。
「浅野内匠頭!教室は城内である。教室で刃傷に及べば切腹である!」っていうのにも大笑い!
それから、「子供を産めない体なの」って深い意味はないのかな?でも「いや、道子さんは立派な体をしています!」って台詞にも笑った〜。
もう笑えるところがいっぱいの楽しい映画でした。
ラストはあれ?って終わり方でしたが、続編企画があったそうで、仕方ないかな。
こういう喧嘩って必要悪ってうか、ある意味健全なのかもね。今じゃこんなのないですよね。今の若者は悶々とした思いをどうして発散しているんでしょうね?


剣鬼
原題:
監督:三隅研次
原作:柴田錬三郎「人斬り斑平」
脚本:星川清司
撮影:牧浦地志
音楽:鏑木創
出演:市川雷蔵/姿美千子/佐藤慶/五味龍太郎/工藤堅太郎/戸浦六宏

「眠狂四郎」といい、「斬る」の高倉信吾といい、柴田錬三郎は出生が不幸というか訳ありの主人公が好きなんでしょうか?
そしてこの作品「剣鬼」の主人公は、なんと!人間と犬のハーフですよ!(笑)
そしてその犬はブチの犬だったからってことで(見たんかい?)、主人公の名前が「斑」平ですよ!なんてひどい命名なんだ〜(笑)
でも、そんなのは噂で父親が誰だかわからないってだけなんですが、町中で噂している人なんか「本当にそういうことがあり得るらしいよ」とかって言ってます。あのぉ・・・あり得無いってば!(笑)
最初から最後まで、設定は本当に面白いんです。
斑平が花作りの名人だとか、剣豪に出会い居合い抜きを取得するとか、お殿様が母譲りの狂人だとか、斑平が馬より走るのが早いとか。
しかし、エピソードが上手く繋がっていないのがちょっと残念です。
例えば、斑平が居合い抜きを取得したのを、どうやって神戸菊馬が知ったのでしょうか?
また、居合い抜きの師匠と出会うのもあまりにも唐突過ぎるような気がします。何度かあの場所を訪れて土を持ち帰っているシーンでもあれば良かったんですが、突然森の中を歩いている斑平に、最初は何しているんだか全くわかりませんでした(^^;
また、師匠を斬ってしまってからの心の動きもよくわかりません。
追われる立場になりながらも、逃げず村に留まり、仇討ちに来た人々に「仇討ちの正規の手続きを経ているのか?!」なんてことを言っているので、自分はただ言われた通り仕事をしただけで何が悪い?ってな感じですが、そこまで仕事として徹していたようにも見えなかったです。
ラストの決闘がお花畑の中でというのも綺麗で面白かったし、取得したのが居合い抜きなので、一回一回(実際は4,5人斬ってから)刀を鞘に収めるというのも面白かったです。


原始のマン
原題:CALIFORNIIA MAN
監督:レス・メイフィールド
出演:ショーン・アスティン/ブレンダン・フレイザー/ポーリー・ショア/ミーガン・ウォード/ロビン・タニー/マイケル・デルイーズ

高校生のデイブは友人のストーンと一緒に、自宅の庭を掘ってプールを作ろうとしていたところ、氷の大きな塊を発掘する。その氷の中には、氷河期に生きたまま閉じこめられた原始人が入っていた! 二人は原始人に、リンクという名前をつけて、留学生に仕立てて、高校に連れていくが・・・という話。
このアホらしい邦題からもわかるように、B級ハイスクールコメディです。昔はこういう映画って、好きじゃなかったのですが、スティーブ・マーチンの映画を見るようになってから、何故か笑って見れるようになりました。
この映画は、最初と最後はつまらないのですが、中盤は結構真剣に見てしまいました(^^;
氷河期の原始人のはずなのに・・・と、原始人は原始人でも違うんじゃない?って思うようなところもありますが、あくまで「B級」ですので、気にしないようにしましょう!
原始人っていうことを隠して高校に通うのですが、卒業パーティでばれてしまいます。「こいつは原始人なんだぞ!」って舞台の上で発表されちゃうんですが、みんなそれを聞いて「ウォ〜!」って喜んでるっていうか・・・(^^)
こういうノリが好きです!
原始人役の、ブレンダン・フレイザーが、可愛いです!あ、男ですよ。ジャングル・ジョージの人ですね。演技もなかなか良かったです。


源氏物語
原題:
監督:吉村公三郎
脚本:新藤兼人
撮影:杉山公平
出演:長谷川一夫/大河内伝次郎/木暮実千代/水戸光子/京マチ子/乙羽信子/堀雄二/本間謙太郎/菅井一郎/進藤英太郎/小沢栄/長谷川裕見子/相馬千恵子/英百合子/滝花久子/東山千栄子/加東大介/殿山泰司/上山草人/近衛敏明/小柴幹治

かの有名な源氏物語の一部分を映像化したもので、カンヌ映画祭で撮影賞を獲っています。
美術が素晴らしいです!
牛車もちゃんとあるんですよ(^.^)
で、私はと言えば、源氏物語は読んだことがありませ〜ん(^^;
そんな私とあなたにピッタリなのがこの映画!かなり人間関係(女性関係?)が入り乱れていますが、すんなりとわかるストーリーです。これは最初の方の一部分らしいので、続編、続々編と作って欲しかった〜。残念!
密会中(?)に現れた父親が、誰と一緒にいるんだ?と探し、それを娘が一生懸命嘘をついて隠しているっていうのに、「私です」って感じで出て来ちゃう光源氏にビックリ。なかなか肝が据わってる人なんですね〜。面白いシーンでした。
あと面白かったのは光源氏の言葉遣いです。「どうしたの?」とか、女性っぽい言葉で喋ってます。それと「そう」って納得したりするときに言う言葉なんですが、なんとも素っ気ないんです。日頃時代劇で「如何いたした?」とか「左様でござるか」なんていうのばかり見てるので新鮮でした。
この先光源氏がどうなっていくのか知りたいので、誰か!この続きを作ってくれませんかぁ?!(原作読めってか?^^;)


現代インチキ物語 騙し屋
原題:
監督:増村保造
脚本:藤本義一/沢村勉
撮影:小林節雄
音楽:山本直純
出演:船越英二/伊藤雄之助/丸井太郎/犬塚弘/曽我廼家明蝶/園佳也子/弓恵子/中条静夫/小山内淳

口先三寸で詐欺を働く四人組の男の話。
万年筆の詐欺は何かで読んだことがあるんですよね〜。競馬の詐欺も実際にあったのかな?
面白かったのはヌード写真売り。豚のヌードとか笑えます。
が、しか〜し、全体的に何かいまいちな感じです。一般市民を騙しているのが嫌だし、騙すのを正当化しようとしているのにも違和感有りだし・・・。
四人組も、殆ど伊藤雄之助の七変化での活躍がメインで、曽我廼家明蝶はボスみたいな感じだからまぁ良いとしても、船越英二はちょっとしか仕事してなかったみたいだし、もう一人(丸井太郎)なんて何してたかもう忘れたくらいの働きぶりで、四人の必要性があったのか?って感じがしなくもないです。
「俺たちゃ泥棒ちゃうで〜」なんて言ってましたが、詐欺師なら良いんかい?!っていうか、そういう時代だったのかなぁ?
今じゃ「オレオレ詐欺」とか詐欺師はとんでもなく悪者なイメージですからね。詐欺師反対〜!


ケンタッキー・フライド・ムービー
原題:THE KENTUCKY FRIED MOVIE
監督:ジョン・ランディス
出演:コリン・メイル/ジェリー・ザッカー/ジム・エイブラハムズ/デビッド・ザッカー/ドナルド・サザーランド

テレビの番組、CM、映画など、22のパロディ集です。
AMAZON(本やCD等をネット上で販売しているところ)のHPの、このビデオの紹介欄に、「サタデー・ナイト・ライブに種をまいた」と書いてあります。
「サタデー・ナイト・ライブ」は見たことありませんが、かの有名な「サタデー・ナイト・ライブ」に影響を与えたんですから、すごいです!
もう、ほんとに笑えます。パロディ好きなら大爆笑間違いなし!
22ものパロディが入ってますが、なんといっても一番の目玉は、「燃えよドラゴン」のパロディでしょう。
素晴らしいパロディです!特に格闘シーンでのカメラアングルは、「燃えよドラゴン」とそっくりです!
アメリカの当時のCMは、ほとんどの日本人は知りませんが、それでも笑えます。だから、知ってるアメリカ人にはバカ受けだったのではないでしょうか・・・。悔しい!(^^)
もし、この映画を見るなら、「燃えよドラゴン」は必ず見ておきましょう!
ところで、このビデオのラベルに「元気が出るビデオ VOL.1」って書いてあったのですが、VOL.2、VOL.3・・・は何なのでしょう?誰か知ってたら教えてください!



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