かぼちゃ大王
原題:IL GRANDE COCOMERO
監督:フランチェスカ・アルキブージ
脚本:フランチェスカ・アルキブージ
撮影:パオロ・カルネラ
出演:アレッシア・フガルディ/セルジオ・カステリット/アンナ・ガリエナ/ラウラ・ベッティ

これもまたスカパーのシネフィルイマジカというチャンネルで放送していたものを録画して観たものです。従って「あらすじ」が最初に出ますのでそれを当然読みました。それによると、12歳のてんかん持ちの少女と担当医が、治療を通していつしか医者と患者という感情を越えて・・・みたいな事が書いてありました。つまり男女の感情ってことですね。
なので、映画が始まってしばらくは、担当医が出てくると、「こいつがエロ医者か?!」なんて思っていたんですが、ち〜っともそんな話じゃあないじゃん〜!
お互いの心の交流はありますが、男と女っていうんじゃなくて、もっと人間としてというか・・・。それなのに、ビデオタイトルが「私が愛した少女」なんですね。何でそうなるのかなぁ〜。エロオヤジがタイトルつけたとしか思えん!
「かぼちゃ大王」って言うのは、漫画スヌーピーの中で、チャーリーが毎年ハロウィンに、畑に座ってカボチャ大王を待つんだけど現れないっていうエピソードなんだそうです。
担当医が最後に「君を捜していたんだよ」って言いますが、担当医アルトウーロにとってはピッピがカボチャ大王だったんではないでしょうか。
自分を必要としてくれる人を捜しているとすれば、ピッピにとってのカボチャ大王は死んでしまった少女かも知れないし、担当医かも知れないし・・・。
全体的に寒いトーンの映像で地味ですが、話としてはしみしみして良かったと思います。


カーマ・スートラ/愛の教科書
原題:KAMA SUTRA: A TALE OF LOVE
監督:ミーラー・ナーイル
脚本:ヘレナ・クリエル/ミーラー・ナーイル
撮影:デクラン・クイン
出演:インディラ・ヴァルマ/サリタ・チョウドリー/ラモン・ティカラム/ナヴィーン・アンドリュース/レーカ/ラサ・デヴィ

「カーマ・スートラ」とは古代インドの性愛論なんだそうです。だから、この映画は、性技を磨いていく話なのかと思ったら違うんですね(^^;
どっちかと言うと、愛を通じて自分を確立していくって感じかな?
でもね、彼氏に冷たくされたからって、王様の妾になるっていうのはどういうことなの?さっぱりわからんわ〜。
先生に「待つことが大切」って言われているのに。先生の教えは無視かい?(^^;
そして習ったその技を「試してみてダメだったら、他の男に試してみます」って?なんでそうなるの??
マヤとジェイは性を謳歌し、愛を深めて行っているのに、無理矢理妾にされた・・・っていうんならわかるけど、進んで妾になってるじゃない?ジェイへの復讐なの?ようわからんなぁ〜(^^;
自分しか愛せなかったジェイが、マヤへの愛に気づいた時には、マヤはもう既に王様の妾。
でもさ、もう仕方ないじゃん。遅いよ〜。っていうか、マヤは自分のしたことの愚かさを反省すべきじゃないのかな?
もうこうなっちゃったら、結末は見えちゃってますが、それにしても象による死刑は想像もつかなかった〜。怖い〜っちゅうの!こんなこと本当にやってたの?恐ろしや〜。
マヤは本当はとんでもない変な女のような気もするんですが、美しいから良いのです。美しいと許されちゃうんです。美人は得ですね〜。いやいや、ホント美しい主人公なんですよ〜。うっとりしちゃいますね。つまり、男性は美しい女性が好きだってことか?もしタラがマヤより美しかったらどうなったんだろう?
王はマヤの技に魅せられたのか?美貌に魅せられたのか?
美しくない主人公がカーマ・スートラの教えを習得して、愛を勝ち得ていくっていう方が説得力あると思うんですけどね。
でも、「カーマ・スートラ」って実際どんなことが書かれているの?


KAMIKAZE TAXI
原題:
監督:原田眞人
出演:役所広司/高橋和也/片岡礼子/内藤武敏/矢島健一/ミッキー・カーチス

最初の方はちょっとVシネマっぽくって、ちょっと退屈だったんですが、タクシーの運転手と知り合ってからは段々と面白くなっていって、最後には面白かった!という作品でした。
役所広司のペルー訛りの(?)日本語も、映画とともに段々良くなっていきました。
映画は、組のお金を盗んで逃げるチンピラと、そのチンピラに雇われた日系ペルー人の話です。
よく「日本人より日本人らしい外人」なんて言葉があるけど、この日系ペルー人がまさにそれで、古き日本人の精神を持ってペルーに行っちゃったから、そこで精神がストップしちゃってるのね。
で、このチンピラも神風特攻隊よろしく、敵のアジトに乗り込んじゃうし、結局一番現代的なのが腐った政治家なのだろうか?(^^;
ミッキー・カーチスの親分が何とも言えずいい感じで、高橋和也も良かったです。
そうそう!高橋和也って、元男闘呼組のメンバーなんだって!こんな人いたっけ?(ファンの方ごめんなさい;;)


髪結いの亭主
原題:LE MARI DE LA COIFFUSE
監督:パトリス・ルコント
出演:ジャン・ロシュフォール/アンナ・ガリエナ/トマ・ロシュフォール/ロラン・ベルタン/モーリス・シュヴィ

主人公のアントワーヌは子供のころから、女性の理容師と結婚することが夢。中年になって、ようやく巡り合った美しい女性理容師と、めでたく結婚することになった。そして10年が過ぎ・・・という話。
まさに、男の夢・・・という感じの映画です。美しい女性を妻とし、信じられない程の愛情で、10年間も愛されるのです。そして、自分は働かなく、妻は決してセックスを拒まないという・・・。しかも妻は、「あなたの愛情が冷める前に、思い出だけを抱いて逝きます」です。まあ、現実には殆どありえない話ですね〜。
普通だったら、こんな、ひもみたいな生活をしている男は浮気したりするっていうのが、お決まりなのですが、この映画では、夫も妻を10年間、同じ愛情で愛し続けるのです。そんなところが、この映画が女性にも人気があるのだろうな〜と思いました。
映像も綺麗だし、コメディーという程ではないのですが、フフフと笑えるようなシーンもあります。それでいて、ちょっとエッチっぽい(^^)
まさにフランス映画だな〜って感じの、とってもお洒落な映画です。
アンナ・ガリエナがとっても美しいです。
この映画は、フランス映画は苦手と言う人でも、きっと楽しめると思います。
しかし、この主人公!結婚するまで、何してたのかな〜?散髪に来るお金は持っていたようだけど・・・。まっいいかぁ。


カラー・オブ・ハート
原題:PLEASANTVILLE
監督:ゲイリー・ロス
出演:トビー・マグァイア/リース・ウィザースプーン/ジョーン・アレン/ジェフ・ダニエルズ/ウィリアム・H・メイシー/ドン・ノッツ/J・T・ウォルシュ/マーリー・シェルトン/マリサ・リビシ/ポール・ウォーカー

高校生デイビッドは、ケーブルTVで放送されているドラマ「プレザントヴィル」の大ファン。ある日妹のジェニファーとチャンネル争いをしていたら、リモコンが壊れてしまった。偶然現れた修理屋さんがくれたリモコンを使ってみると、なんと、「プレザントヴィル」の世界に入ってしまった!という話。
この「プレザントヴィル」は1950年頃のTVドラマで、モノクロですが、段々と色が付いていくのです。・・・が・・・。どういう基準で色がついていくのかが良くわからなかったです(^^;
恋をして色がつく人もいれば、怒りで色がつく人もいるし・・・。
色がついていく人が差別されたりするのは、人種差別を思わせるんですが、でも黒人は一人も出てこないんですね。黒人は色がついても黒いからってことなの?う〜ん・・・。
色がついた人もいて、つかない人もいて、両方いて良いと思うんだけど、何故か主人公はみ〜んなを色つきにしちゃうんです。これも別の意味で怖い気もしたんだけど。
そして、今の世界に帰ってきて、母親が「大人っぽくなった」ってことを言うと「色々あったからね」って、色々はあったでしょうが、彼は何を学んだのでしょうか?
それと、主人公がトビー・マグァイアなんですが、お母さん役のジョーン・アレンを始めとして、脇役(?)の人たちが素晴らし過ぎちゃって、何度も彼が主人公だっていうことを忘れてしまいました(^^;
それにしても、この映像は素晴らしいです!
モノクロの中の色って美しいです。特にピンクの桜吹雪は美しかった〜!


ガラスの中の私
原題:SILENCE LIKE GLASS
監督:カール・シュンケル
出演:ジャミー・ガーツ/マーサ・プリンプトン/ジョージ・ペパード/ゲイル・ハニカット/ブルース・ペイン/リップ・ソーン

主人公のバレリーナは、ある日舞台で倒れてしまう。担ぎ込まれた病院は、がんセンターだった。一時は死を宣告された彼女が、退院する日を迎えるまでのストーリー。
実話だそうです。
病気ものですが、お涙ちょうだいものではありません。
一度は、死を宣告された彼女が、なぜ回復のほうに向かったのかがよくわかりませんでしたが、意志の力ですか〜?
主人公と、その同室の女性の不安定な心が、上手く描かれていると思います。
手術をして、危篤状態で、でもまだ息があるのに、家族がいても、牧師さんが来ちゃうんですね〜。いや〜ね〜。


カリガリ博士
原題:DAS KABINETT DES DR. CALIGARI
監督:ロベルト・ウイーネ
脚本:ハンス・ヤノヴィッツ/カール・マイヤー
出演:コンラート・ファイト/ヴェルナー・クラウス/リル・ダゴファー/フリードリッヒ・フェーヘル/ハンス・ハインリッヒ・フォン・トワルドフスキー

歳の市で、夢遊病者の見せ物小屋をやっているカリガリ博士。この小屋が建ってから町では連続殺人が起きる。犯人は夢遊病者なのか?
ドイツ表現主義の映画だそうで、ドイツ表現主義とは、大辞林によると「作家の内面的・主観的な感情表現に重点をおいた。」とあります。なるほど〜。
とにかく美術が凄いです!モノクロなのが惜しまれますが、キューブリック以上かも・・・って比べる必要もないですが。
ドアをパタンと閉めると倒れそうなハリボテみたいな傾いた家、やけにでかい花瓶、三角形のドア、座りにくそうな高い椅子、遠近感バリバリの道等、こういう美術が怪しく不安定な雰囲気を出しています。この美術セットがいまにも壊れそうなところが更に不安感を煽っているのかも(笑)
そして、「カリガリになるのだ」っていう文字が、画面のあちこちに現れるんですが、遊び心なのか真面目なのか、面白かったです。当時はかなり斬新だったのでは?
それに、夢遊病者のツェーザレのメイクも気持ち悪いし(でも結構ハンサムかも)、カリガリ博士のアップも不気味だし・・・と怪しい雰囲気なのに、画面はかなりハイキーだったりして、妙にアンバランスで不思議な映画でした。
更に、驚きのラストが!
でも、こういうラストだからって、私は主人公の妄想とは言い切れないな〜。病院に来てからおかしくなっちゃったっていうのもありなんじゃない?すべてがカリガリ博士の陰謀だったとか・・・。
だって、このラストって変更させられたらしいんですが、やっぱり今までの展開から考えると、いきなりカリガリ博士の視点になっちゃって、余りにも唐突過ぎるような気がするんですよね〜。
音楽も不安を増幅させるような音楽だし、今の直接的なホラーとは全然違う、怖い映画でした〜。


カルラの歌
原題:CARLA'S SONG
監督:ケン・ローチ
出演:ロバート・カーライル/オヤンカ・カベサス/スコット・グレン

バスの運転手のジョージは、ある日無賃乗車した女性を助ける。彼女はニカラグア人で、名前は「カルラ」。彼女に惹かれていくジョージは、婚約者をふり、カルラと共にニカラグアに行く。内戦続くニカラグアには、カルラの元恋人アントニオがいるのだが・・・という話。
ニカラグアで5年過ごした弁護士が、脚本を書いたらしいですが・・・やはり、ニカラグア人の書いたものではないからなのでしょうか、ニカラグアの苦しみっていうのがあまりよく伝わってこなかったです。
ジョージはイギリスに帰るのですが、戦争を知らないジョージが、いきなり、ただ愛する人の国だからって理由で行って、そんな荒れている国を理解できる筈もなく、かといって、カルラは内戦を憎んでいても、やはり自分の国ですから、そりゃ残りますね。
でも、それじゃ普通過ぎるような気がするんですが・・・。映画なんだし、もうちょっとニカラグアに留まって、ニカラグアをだんだん理解しながら・・・っていう方が良かったような気がします。だって、ニカラグアの空港に降り立ってイギリスに帰るまで、どのくらいの日数を費やしたのでしょう?
ところで、ニカラグアって何処にあるのでしょう?(^^;


華麗なる殺人
原題:LA DECIWA VITTIMA
監督:エリオ・ペトリ
脚本:トニーノ・グエッラ/ジョルジオ・サルヴィオーニ/エリオ・ペトリ/エンニオ・フライアーノ
出演:マルチェロ・マストロヤンニ/ウルスラ・アンドレス/エルザ・マルティネリ/マッシモ・セラート

ロバート・シェクリイの「七番目の犠牲者」っていうのが原作らしいのですが、何故か映画では「10番目の犠牲者」です(笑)
1965年から見た21世紀のお話です。今21世紀ですからね!当時どんな21世紀を想像していたのかと考えると面白いです。
この映画の21世紀では、殺人クラブっていうのがあって、戦争なんかしないで、このクラブに入って暴力の欲求を晴らそう!って感じです。会員になると10回ゲームに参加するのですが、5回はハンター、5回は獲物となります。
で、10人パスすると100万ドルもらえるのです。が!まだ世界に10人パスした人は世界に15人しかいません!そう全世界なんですよ!
この映画では、アメリカから女性ハンターのキャロリンが、イタリア人獲物を殺しにわざわざローマにやって来るんです(笑)
そして、ハンターには勿論、次の獲物のデータが渡されるんですが、獲物には渡されないので、ある日いきなり襲われるんです!(笑)
でも、獲物でも反撃して良いんですよ!ハンターか獲物かどちらかが殺されるまで1回のゲームは終わりません・・・あぁ、こわっ。
それで、キャロリンは、この記念すべき(?)10回目をCMにするという話を持ちかけられ、承諾するんです。
が、獲物のポレッティ(マルチェロ・マストロヤンニ)をなかなか撮影現場に連れて行くことが出来ない。で、色仕掛けで迫ったりするんですが、敵もクラブの一員ですからそうそう簡単にはいかないってことで、さぁどうなる?!?!という話です。
制作者のカルロ・ポンティってソフィア・ローレンの夫なんですね。お金持ちなんでしょうね〜。この映画も結構お金かかってそうです。
衣装もポップで、ハンターの女性がしているサングラスはちょっとヘッドギアみたいだったけど、後ろのリボンが可愛い!
家もポップで、置物もポップ!ついでにペットもポップ!!なのに何故か庭には羊がいるぅ〜!これもポップなのか?(笑)
最初は、いきなりの撃ち合いで、ドキドキものなんですが、マゾクラブに逃げ込んだところで、女性が脱いだ服で客を叩くところから、怪しい雰囲気・・・というか面白い!!!
ちょっとラストがドタバタしちゃって、無理矢理畳みかけちゃってるみたいな感じがするのが残念なんだけど、バカバカしい映画好きな人にはお勧め!!音楽もいいですよ〜!♪ダバダバダ〜(^○^)


可愛いだけじゃダメかしら
原題:TOXIC AFFAIR
監督:フィロメーヌ・エスポジト
出演:イザベル・アジャーニ/イポリット・ジラルド/ミシェル・ブラン/ファブリス・ルキーニ/セルジオ・カステリット/クレマンティーヌ・セラリエ

モデルをやめて作家になろうとしいているペネロープが、恋人のジョルジュに捨てられてから、そのショックから立ち直るまでの3日間を描いた作品。
恋人に捨てられて、まるでこの世が終わったかのように嘆き悲しみ、捨てられたのは自分が悪いと思い、挙げ句の果てには自殺未遂まで・・・。
アジャーニの実生活がモデルらしいけど、本当なんでしょうか?
どこらへんがモデルになってるのかな〜?
自殺願望者のミシェル・ブランとの絡みとか、友達ソフィの運命の人との出会いとか、面白いところもあったんだけど、この主人公の投げやりというかヒステリックな態度がよく理解できなかったです(^^;
こんな友達いたら迷惑だろうなぁ・・・。
ところで、この映画が1993年だから、イザベル・アジャーニは・・・38歳?!!!えええ?!絶対、スズメ蜂エキス飲んでるね!(笑)


眼下の敵
原題:THE ENEMY BELOW
監督:ディック・パウエル
脚本:ウェンデル・メイズ
撮影:ハロルド・ロッソン
音楽:リー・ハーライン
出演:ロバート・ミッチャム/クルト・ユルゲンス/アル・ヘディソン/セオドア・バイケル/ラッセル・コリンズ/フランク・アル/クルト・クリューガー/フランク・アルバートソン/ダグ・マクルーア/ピーター・ブレック

舞台は第二次世界大戦の南大西洋。米国駆逐艦とドイツUボートの戦闘を描いた作品です。
Uボートは潜水艦なので、米国から見るとまさに「眼下の敵」になるわけですね。
その見えざる敵の動きを予測して進路を決め、爆撃するわけですが、Uボートの方も負けてはいません。相手の読みの裏をかいて進路を変更し攻撃の機会を待ちます。
と、一進一退の攻防が、まるで将棋のようでなかなか息が詰まります。
そしてついには二艘が激突!ここからの脱出劇もハラハラドキドキです。
そして全員脱出成功〜!良かった〜!
なんて清々しい映画なんでしょう。戦争映画なのに!
ところで、ドイツの船長に「英語わかるか?」って米国の船長が聞いていましたが、ドイツの船長(船員も全て)ず〜っと英語で会話していましたけど?(笑)


艦隊を追って
原題:FOLLOW THE FLEET
監督:マーク・サンドリッチ
脚本:ドワイト・テイラー/アラン・スコット
撮影:デヴィッド・エイベル
出演:フレッド・アステア/ジンジャー・ロジャース/ランドルフ・スコット/ルシル・ボール/ベティ・グレイブル

猿が可愛い〜!水兵服着てるんですよ!これが似合ってるんだわ〜。ええ、猿ですよ!だから、猿だってば!確かに猿っぽいけどフレッド・アステアのことじゃないってば!(笑)
フレッド・アステア演じるベイクは元ダンサーで今水兵。サンフランシスコに停泊したときに、元ダンスコンビの相方シェリーと再会。さらにベイクと同じ船に乗っている水兵のスミスはシェリーの姉コニーと恋仲に・・・という話。
スミスは調子のいい男だなぁ〜。こんな男やめなさいって〜(笑)
歌のシーンや、ダンスシーンなど盛りだくさんですが、私が気に入ったのは船の上での歌と演奏!「そんな音楽は駄目だ!」って上官が言うんですが、見物に来ていた偉い人の奥さん(?)が、「いいじゃない」って言ってくれて、演奏が始まるんですが、楽しそうな音楽と雰囲気とが素敵でした。
ラストの舞台での踊りもストーリー仕立てで面白かったです(^.^)


間諜X27
原題:DISHONORED
監督:ジョセフ・フォン・スタンバーグ
脚本:ダニエル・N・ルービン/ジョセフ・フォン・スタンバーグ
出演:マレーネ・ディートリッヒ/グスタフ・フォン・セイファーティッツ/バリー・ノートン/ヴィクター・マクラグレン/ワーナー・オーランド

この女性って娼婦だったんだぁ?!途中でそういう台詞があったのでわかったけど、最初のシーンじゃ何が何だかわからなかったわ・・・私だけ?(^^;
とにかく、スパイになるように指令を受けて、色仕掛けで実行するんですが、色仕掛けが効かないロシアのスパイに惚れちゃうのね。
このロシアのスパイH14号の台詞もすごくて、「もっといたら君を好きになりそうだから」なんて言いながら部屋から出ていったりするんですよ。キザだ〜。(笑)
でも何より見物は当然の如く、デートリッヒの美貌です。もう本当にこの監督が惚れちゃってるのが表れてますよね。
そして、何と!デートリッヒがノーメイクで出てるんですよ!(少しは化粧してるのかな?)
最初は誰だか全然わからなくて、面がわれてるから、別人を雇って潜入させたのかと思ってましたわ〜。その位素顔が、化粧している顔と違うんですよ!でも、この素顔、可愛いじゃないですか〜!化粧した顔は色っぽい感じですけど、素顔は、目もクリクリしていて本当に可愛いです!化粧した顔の色っぽさはつけ睫毛からきてるんじゃないかなぁ?私も今度つけ睫毛つけてみるかぁ?(笑)
そして、もう一つの見所はラストですね。
これから死刑されるって言うのに、迎えに来た将校に「鏡ない?」って聞いて、何かと思ったら口紅つけてる!!
その後、処刑場で、「こんなの虐殺だ!」って将校が言ってる最中に、口紅を塗り直して、パンストを直してる!!何て肝っ玉のすわった女性なんだぁ〜!
しかも、目隠しの布を渡されたら、それで目を覆わず、渡しに来た将校の涙を拭いているんですよぉ!かっこいぃ〜!
もうデートリッヒの為のデートリッヒの映画です。
だってスパイH14号の顔なんて全然覚えてないもん(^^;
そう言えば、デートリッヒがピアノを弾いているシーンは本当に弾いているように見えたんですけど、本当に弾いているんですか?


間諜最後の日
原題:THE SECRET AGENT
監督:アルフレッド・ヒッチコック
原作:サマセット・モーム
脚本:チャールズ・ベネット
撮影:バーナード・ノールズ
音楽:ルイス・レヴィ
出演:ジョン・ギールグッド/パーシー・マーモント/ピーター・ローレ/マデリーン・キャロル/ロバート・ヤング/リリー・パルマー

イギリスの諜報部員アシュウデンはドイツの諜報部員を抹殺するべく、助っ人の「将軍」と共にスイスに向かう。スイスではエルサという女スパイがアシュウデンの妻としてホテルで待っていた。三人はドイツのスパイを見つけられるのか?!・・・という話。
ドイツのスパイと言っても顔はもちろんわからなく、情報が少ないんです。
こんなんでどうやって見つけるの?!と思うと、本国の情報部長Rからの手紙で指示を受けたりして、そのタイミングの良さに情報部長Rは彼らの動向を影で見ているんじゃないかと思うくらいです(笑)
オルガン奏者を見つけに行った先の教会で、やけにBGMがうるさいな〜と思っていたら、オルガンが鳴りっぱなしだったというのに感心させられました。
その後の雪山登山でのシーンは、家で待つ女性達と犬のシーンとの相乗効果で、かなりドキドキします。この犬の霊感はすごいぞ〜!(笑)
しかし、ここからあまり面白くなくなってくるのが残念です。
とりあえず、チョコレート工場ではいくら見学とは言え、タバコを吸うのはやめましょう(笑)
ラストは急にドタバタして終わっちゃってう〜ん・・・これでいいのか?って感じです。将軍死んじゃ可哀想〜(笑)
将軍を演じたピーター・ローレが謎の将軍(メキシコ人だっけ?)を演じていますが、黒塗りの顔は勿論、動作しぐさ等すべてが怪し過ぎて良かったです。


間諜中野学校 国籍のない男たち
原題:
監督:野口晴康
脚本:中西隆三/銀座三十五
出演:二谷英明/岩崎加根子/山本陽子/藤竜也/近藤宏/西尾三枝子

元陸軍中尉の有坂明夫は人捜しの依頼をした帰り、男女の若者二人組にさらわれる。若者の女の方は宋明花という名前で、なんと有坂が第二次世界大戦中、中国で作った子供で、まさに有坂の探していた人であった。父を恨む娘に、有坂はスパイになった経緯から妻を亡くすまでを語る・・・という話。
なかなか面白く、特にスパイ学校でのエピソードは面白かったです。ちゃんと中野学校にいた人が協力しているみたい(クレジットにあった)なので、授業内容とか本当なんだと思います。
「これがドイツ製の小型録音機だ!」なんて出てくる録音機は、どこが小型なんだ?!って感じの大きさですが、この時代では凄かったんでしょうね〜。
それから電話のダイヤルを回して戻ってくるまでの音の長さで、番号を特定するんですが・・・むむ!これは「傷だらけの天使」で辰巳さんがやってた技ではありませんか!おぉ、あの技はちゃんとした(?)技だったんですね〜と感動(笑)
砂糖と青酸カリの見分け方っていうのもあって、これはよくわからなかったけど、「縄抜け」は凄かった〜。
縄で体を縛って石の錘をつけてプールに沈めらて、縄をほどいて(?)脱出するってやつです。これの練習で、有坂(二谷英明)の友人がなかなか上がってこないので、有坂が「助けに行っても良いですか?!」ってなことを教官に言うのですが、教官の返答が凄いんですよ!「精神力で上がってくる!」・・・えぇ?・・・無理でしょ?(笑)
で、最後には軍事工場(日本)に潜入するという実地訓練!しかも失敗したスパイはすぐに助け出されるどころか、どこまで口を割らないか?って訓練(?)の為に放置・・・。う〜ん、凄すぎる〜(^^;
こんな過酷な訓練を受けて生き残った有坂は中国に渡り、そこで中国人女性と恋仲になるわけですが、ここからはまぁちょっと読めちゃったというか・・・。
中国に渡って一応スパイ活動をするんですが、役に立ったとういうか使ったのはダイヤルの技だけ?うむぅ〜。
後半は恋愛ものって感じですが、前半のスパイ学校はホント興味深くて面白かったです。


がんばっていきまっしょい
原題:
監督:磯村一路
出演:田中麗奈/清水真実/葵若菜/真野きりな/久積絵夢/中嶋朋子/森山良子/白竜/大杉漣/神戸浩/徳井優/ベンガル

高校生になった悦子はボート部に入部するが、女子部がない。友達4人を新人戦までという約束で入部させるが、新人戦ではビリ。日本選手権での優勝チームにいたコーチの指導を受けるようになり、翌年の大会では、勝ち上がっていくのだが・・・という話。
22年前の四国・松山が舞台です。
ここまでやれるようになったのは、かなりの練習をしたんだろうけど、そういう苦労が全然描かれていないです。苦労あればこそ喜びも大きいと思うので、苦しい練習シーンがなかった分感動もなかったです ・・・(^^;
コーチは嫌いだった女子部員を、だんだん応援するようになっていくんだけど、心の変化もよくわからなかったし・・・(^^;
この時代、高校生だった人で部活をやっていた人なら、多かれ少なかれ同じ様な感じだったんじゃないでしょうか?私もこんな感じだったよ。
でもね、17歳は一回しかないけど、30歳だって一回しかないんだぞ!(笑)


カンパニーマン
原題:CYPHER
監督:ヴィンチェンゾ・ナタリ
脚本:ブライアン・キング
撮影:デレク・ロジャース
音楽:マイケル・アンドリュース
出演:ジェレミー・ノーサム/ルーシー・リュー/ナイジェル・ベネット/ティモシー・ウェッバー/デヴィッド・ヒューレット/アン・マリー・シェフラー/マシュー・シャープ/ネルソン・タインズ

モーガン・サリバンは会社を辞め、デジコープ社のスパイとなる。ジャック・サースビーという偽名でスパイ活動をするうちに頭痛に悩まされ、偶然知り合ったリタという女性から洗脳されていることを知らされるのだが・・・。
上記に書いたあらすじのところまでしか理解できませんでした(^^;
別会社に乗り込んでスパイになって、二重スパイになったの?・・・ってあたりからまったく訳ワカラン〜!(T^T)
二重スパイになりすました一重スパイなの???
リタの暗殺を計画していたのは誰だったの?
この情報を奪う為に自分を洗脳してスパイになった訳だけど、「情報を奪う」という仕事はしっかり覚えていたわけね?
で、この情報はどうやって知ったの???
あ〜、もうホントわけわからんわ〜(T^T)


がんばれ!盤嶽
監督:松林宗恵
脚本:岸松雄 新藤兼人
構成:山中貞雄
撮影:岡崎宏三
美術:加藤雅俊
音楽:宅孝二
出演:小林桂樹/志村喬/富士真奈美/小泉博/島崎雪子/山茶花究/安部徹/笠智衆/小文字まり/石田茂樹/団令子/由利徹/万代峯子/八波むと志/吉川雅恵/桂小金治/環三千世/内田朝雄/広沢菊春/早川恭二/沢村いき雄

映画始まってすぐのクレジットに「構成:山中貞雄」というのを発見!ええっ?構成って何でしょう?・・・と、見終わって調べたところ、なんと!昭和8年に山中貞雄が「盤嶽の一生」という映画を撮っていたそうで、この作品「がんばれ!盤嶽」はそのリメイクなんだそうです!
山中貞雄監督のは存在していないみたいですね〜。う〜ん、残念。
さて、山中貞雄を忘れてこの作品を見てみましょう。
なかなか面白いです。
小林桂樹の真っ直ぐ過ぎて融通の利かない男は、社長シリーズのキャラクターと通じるところもあって、なかなかはまっています。
一刀流の大垣道場のたった一人の弟子である阿地川盤獄は、師匠から娘の浪江と結婚してくれと言われる。喜ぶ盤嶽だったが、ひとつ条件があった。仕事を見つけることである。取りあえず江戸で仕事を探そうと一人旅に出るが、世間知らずの盤嶽は騙されてばかり。果たして仕事を見つけて師匠の娘と結婚することはできるのか?!・・・という話。
♪ばん〜がく〜ぅ〜♪なんて歌がちゃんとあるんです!こんな(失礼)映画に!(笑)
ふざけて作っているのか真面目に作っているのかよくわからない映画であります。
世間知らずの盤嶽が、色々な人に騙されたり、助けられたり、その中で真実の愛を見つける!という真面目な骨格でありながら、小ギャグが馬鹿らしく笑えます。
うなぎ屋の50文よりの「より」が小さすぎるし、それをまた自慢しているオヤジが笑えます。
刀を取ってこれなかった三輪が代官に「切腹!」って言われるところも笑えます。
クスクス笑える場面が結構多くて楽しいんですわ〜(^.^)
江戸の町には「職業安定所」もあるしね。
だけど、刀を構えた時の野球のポーズのギャクがよくわからんかった(当時有名な野球選手のポーズらしい)し、また、チャンバラアクションシーンが下手くそで長くて見てられない・・・って感じでもあるし、スイカをラグビーに見立てての争奪戦が更に長過ぎてダルダルでした(^^;
まぁそれでも全体的にまぁまぁの面白さでした。
でも、やっぱり山中貞雄の見てみたいですね〜。きっともっともっと面白いはず!


カンフー・マスター!
原題:KUNG-FU MASTER!
監督:アニエス・ヴァルダ
出演:ジェーン・バーキン/マチュー・ドミ/シャルロット・ゲンズブール

40歳になるマリーは娘の誕生会で、娘の同級生ジュリアンに恋をする・・・という話。
う〜ん、どう見たって危ないおばさんですね〜。だって40歳に14歳(だっけ?)ですよ!それにこのジュリアンが幼く見えるから余計に理解不可能!(笑)
そして、何故かとても物わかりの良いマリーの親!二人がキスしているところを娘に見られてしまった時に、何故か「島に行きなさい」と・・・!何故島なの?唐突すぎて可笑しかったけど(^^)
そして娘に向かって「妬いているのね?」とのたまうマリー!まさにジェーン・バーキンです!
この原案はジェーン・バーキンで、「アニエス・ヴァルダによるジェーン・バーキン」っていう映画の中で、このストーリーをジェーンが話していましたね・・・。そして・・・そう!「じゃぁ、うちの息子でいいわね!」なんてアニエス・ヴァルダ が言ってましたっけ!
そうなんです!この可愛いジュリアンは監督の実の息子なんですよ!うむぅ〜。自分の息子を、こんな(?)おばさんとキスさせるとは〜!芸術家っていうのはやっぱり普通の感性じゃいかんのですね(笑)


ガンモ
原題:GUMMO
監督:ハーモニー・コリーン
脚本:ハーモニー・コリーン
出演:ジェイコブ・シーウェル/ジェイコブ・レイノルズ/ニック・サットン/クロエ・セヴィニー/ララ・トッシュ

う〜ん・・・こういう映画苦手だ〜(^^;
そもそも、猫を殺すな!っちゅうの。猫好きの私には耐えられん(T^T)
病んだアメリカの田舎の子供たち・・・。大人も病んでるみたいだけど、竜巻のせいなの?しかも20年も前の?
手振れのカメラ、ピンぼけっていう映像もあまり好きじゃないし・・・。
椅子との格闘はアホらし過ぎてちと笑えたけど、それだけかなぁ〜。
とにかく!よい子のみんなは、猫をいじめちゃだめだよ!(^.^)



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