九州最高所の峠を越えようと思う。
最近完成した自転車で何度か試走を行い、いよいよ本番を迎えることになった。
日程には余裕があるので、ちょっと鹿児島まで足を延ばしてみよう。鹿児島に着いたら
ラーメンだ。ネットの掲示板で宗像のH氏から情報を頂く。鹿児島のラーメンは久留米や
長浜、熊本など他の九州ラーメンとは異なり、独特のものらしい。携帯電話からでも読み
書き可能なので、ツーリング先でも情報を受けられる。
パニアバッグにテント、シュラフ、火器、ランタンなどのキャンプ道具を詰め、フロン
トバッグにカメラを載せて出発だ。
[行程]
4/27 福岡〜英彦山・野峠〜山国町〜玖珠町
初日は福岡・大分県境の野峠を越えて玖珠町まで。短めの距離で体を慣らそうと考えた
。しかし標高差は800mを超える。出発にもたつき、平地でつい高速走行となってしま
ったためか彦山駅からの上りが長い。今年の春閉校となってしまった英彦山小学校を指し
示す標識が寂しく立っている。
添田町・野峠手前
別所の駐車場で一息つく。ここからもしばらくは上り、豊前坊から先ようやく勾配が落
ちつく。英彦山は修験道の山である。死火山の熔岩台地が鋭い山容を表している。その上
部に延びる英彦山天狗ラインと呼ばれる国道500号はこの季節新緑がまぶしく、紅葉の
季節も楽しみな所だ。
山国町・野峠
野峠から大分入りし山国町へ一気に下る。
試走時の課題であった重量バランスは低重心のパニアバッグ導入で問題ないようだ。
ふと、山国川の支流に目をやると、新緑の中に淡く藤の花が咲いていた。
国道212号沿いの「道の駅やまくに」で昼食とする。地鶏料理が名物だけど、量も値 段も本格的すぎる。うどん定食にしよう。
玖珠町・立羽田
県道43号で古後、立羽田を経由。前に通ったときより坂が急に感じるのは、重い荷物
のせいだろうか。
玖珠町・鶴ヶ原池
玖珠の町へ下る。道脇に「冷たい冷たいビール」の文字発見。気が付く
とブレーキレバーを握っていた。そこは小さな建物に土地のものを並べているお店だ。勧
められるままに中へ入ると、おつまみにスルメが出てきた。玖珠町の観光アンケートに答
え、記念品を頂く。裏に鶴ヶ原という池があるという。店内に池の四季の写真を飾ってい
る。よく通る道なのに今まで気付かなかった。休憩を終え寄ってみると、その池は観光名
所とは違って落ちついた佇まいだった。
玖珠川に沿って今日の野営地に向かう。空が暗くなり、野営地を目の前にして大粒の雨 が降ってきた。