Princess Memory(プリンセスメモリー) | F&C(カクテルソフト)(HP) | ||
ジャンル:Dramatic RPG | 原画:☆画野郎、MAKOTO2号 | 発売日:2000年4月7日 | |
ゲーム評価 | システム:7 | シナリオ:6 | |
音楽:8 | ビジュアル:9 | ||
H度:3 | 総評:6 | ||
ヤリコミ度:6 | |||
カクテルソフトから発売されたこの「プリンセスメモリー」。これにも色々と話がありますね(^^; コ○プティーク4月号の原画サン特集で、☆画野郎サンが出てたんですよね。そのときこのゲームのCGがいくつかあったんですが「こ、これはっΣ(゜コ ゜;;;;」と一目みて☆画野郎さんの絵にほれ込んでこのゲームを買いに言ってしまいました(笑)。それ以来☆画野郎さんの絵にはまってます(^^; ビジュアルの評価が甘いのもそこらへんが関係してるかも。。。(笑) 無駄な雑談はここまで本題いきましょう〜 あらすじ:美しい自然と暖かい人々の住む平和な村『イーディン』。小さい頃に都で孤児となってしまった主人公は『ギリーおじさん』によって助けられこの村へとやってきた。 おじさんは主人公のことを家族として受け入れ、そして大切な物をたくさん主人公に与えた。同じように主人公と一緒にすむ『サリアン』と『ポーニィ』も主人公の大切な家族として一緒に暮らしてきた。 ある日、主人公達3人で経営している宿屋に泊まった戦士風の旅人の話を聞き、主人公は村長のいい付けを破り『刻々と姿を変える場所』『恐ろしいモンスター達の巣食う場所』として恐れられている村はずれにある洞窟へと入ってしまう。 しかし、そこで見つけたのは1人の少女だった。何を聞いても一向に話さない、そして表情を表に出さない少女。 主人公達は少女に『フィーリア』と名づける。『フィーリア』に対し主人公は今まで『ギリーおじさん』から与えられた愛情とやさしさを、今度は僕が与える番であると思い「ねえ、フィーリア。きっとぼくがキミの笑顔を取り戻してあげるから」と誓う。 『僕は戦う 彼女の微笑みが戻るまで・・・』 ゲームの流れ:ゲームはまず、フィーリアを見つけるところからはじまります。主人公は洞窟へと入り、その中にあるダンジョンを1つ1つクリアーしていきます。 また、それと同時に村ではさまざまさイベントが発生していきますが、イベントの発生は洞窟へ入れば入るほど増えていきます。 ダンジョンは自動生成型の構造になっており、入るたびにダンジョンの作りがかわっていきます。一般ゲームでは『ト○ネコ』や『風○のシ○ン』などと同じようなものです。 感想:キャラがかわいくてむっちゃいいですよ〜(≧フ≦)Ω 当初の予定通り(なんの予定だ?)最初はフィーリアでいってたのですが、途中でポーニィに鞍替え(ォィ(笑))。あぁ〜、でもイベントが・・・(以下ネタバレになるため自主規制)。 声優さんの声が僕の当初の絵を見たときの声のイメージにかなり近い感じでよかったです(^^; あと、中盤以降のシナリオは結構しっかりしたRPGっぽい感じでいいです。 もう1つ、これはちょっと余談になってしまうのですが、フィーリアの雰囲気ってなんとなく『天○の城ラ○ュタ』のシータににてませんか?(^^;>プレイした人 フィーリアが(ネタバレのため自主規制)だったとか。。。 このレビューを書いたのがそれを見て間もないからというのもあるかもしれないのですが・・・(^^; シナリオ:シナリオの作りは良いと思います。ただ、その肝心なシナリオをすすめるための条件というのがかなりキツイうえに進まないです。。。 ゲームの流れでも話したように、イベントは洞窟へ入ると進んでいきます。ただ、そのイベントが進むための洞窟へ入る数というのが結構な数要求されます。 なので、ダンジョンもの(「ト○ネコ」とか)になれた人、初心者の人でも中盤あたりになるとダンジョンは攻略してるのにイベント(必須イベント含む)が進まなくなってしまうというのが出てきてしまいます。 実際、僕もやっててシナリオが止まって一時期そのところで飽きてしまった経験があります。 あともう1つは、メインシナリオであるフィーリアにシナリオの比重を置きすぎて、脇役のサリアン・ポーニィのシナリオがほとんどないです。2人のイベントの出し方も普通にすすめるよりも多分つらいかと。 もうちょっとイベントの発生をしやすく、あとサブキャラ2人のイベント(個人的にはポーニィを(^^;)を増やしてほしかったなぁ、と。 システム:このゲームは全てキーボードでの操作で行います。ただ、基本操作はテンキーを使えるのであとはそれ以外のボタン配置を覚えさえすればショートカットも充実してるのでそこそこ扱うことができます。 できればキーコンフィングもできれば良かったと思います。もしくはジョイパッドへの対応でしょうか。というか、むしろこちらに対応していた方が操作は何倍もよかったかもしれません。 システム本体の動きは特に重たいといった感じはないです。バグが少ないのもF&Cの強みですね。 RPG部分は、ゲームの流れのところでも話したように『トル○コ』などをやった方から見たらかなり簡単です。しかし、攻略を早くしすぎるとイベントが進まなくなり、無意味にダンジョンを探索するといったふうにかなり飽きてきてしまいます。 シナリオを見るという面からそれでもやらなければならないのですが、あまり飽きさせないようにもう少し難易度を上げたり、最深層までの階数を増やすとかしてほしかったですね。 ただ、このゲームは先にあげたゲームのようにやられても復活しないのでそこらへんのバランスが微妙ではあるのですが・・・ 音楽は特に心に残るというのはないですが、どの曲もいい雰囲気を出していて(特に、村を移動中するときでの曲はとても平和的な雰囲気を出しています)いいです。 ビジュアルは、ひいき目であるのを差し引いても綺麗で良いと思います。背景CGも細かくかかれてていい感じだと思います。 このゲームで一風変わっているとすればチップキャラでしょうか。 普通はキャラをデフォルメしたものというのが大体なのですが、このゲームのチップキャラは例えて言うなら人形みたいな感じのキャラです。 ただ、このゲーム内での行動でのメイン舞台になるのがイーディンなので平和的な雰囲気がより醸し出されていて良いのでは思いました。 Hシーン、HCGは終盤に1回、1人あたり2枚程度です。一応これに関してはある程度恋愛的な要素が入ってるためか(好感度などは特にありません)、量的にはこの程度です。 総評としては、ゲーム部分も難易度が低くて今ひとつ、シナリオも十分に見れずに今ひとつといった、ちょっとどっちつかずの中途半端なものかなーといった感じは否めないです。 1度クリアしてしまうとサブキャラ攻略のためのイベント起こしが面倒になってしまうのでそこらへんもマイナスです。ただ、キャラの綺麗さ・かわいさは十分あるので「オレはフィーリアだけで十分」という人や「××(サブキャラ2人、任意)のためなら何度でもダンジョンはいってやるぜ!」という人には全く問題ないです(^^; 個人的には、これほどいいキャラがいたのに、それをシナリオでそのキャラの魅力を出せなかった(もしくはシナリオさえ見れなかった)というのに残念さを感じるゲームでした。僕はこういったジャンルのゲームは好きなのでがんばってほしかったんですけどねー。 小坊主のお気に入りキャラ・・・ポーニィ レビュー作成日時:2001/02/25 |
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