ワールドマガジンギャラリーには世界が凝縮されていたのに

 世界55カ国、約900種類の海外の雑誌が自由にタダで閲覧できたワールドマガジンギャラリー(銀座マガジンハウス本社1F)。2003年6月13日(金)をもって、20年の歴史に幕を下ろしました。最終日は閉館を惜しむあらゆる国籍のファンたちが訪れ、読み残しのないように無心でバックナンバーを読み漁っていました。
 雑誌をみればその国のすべてがなんとなく分かる。外国語は読めなくても、写真に目を通すだけで、世界の流行・風俗が感じ取れるのが雑誌の醍醐味。そんな世界の雑誌がタダで読み放題という、こんないいギャラリーがなくなるなんて実に惜しい!最後の最後にはじめて知った私も実に悔しい! 今後このスペースは貸しギャラリーとして運営していくとのこと。出版不況の現実を垣間見た気がしました。
 翌日の新聞には、マガジンハウス発行の少女向け雑誌「オリーブ」が8月号をもって2度目の休刊となるという、リストラの悲しい気分にとどめを刺すような記事が載っていました。
 負けるなマガジンハウス!

世界の棚

おとなり韓国

日本の雑誌のつくりに一番似ていた。
美人のモデルも多い。思わず整形美人を探してしまう。


台湾

ふたりマフラーが恥ずかしい。


インド

まん中右。
世界の流行なんて全く興味がないインド雑誌の表紙。

印刷事情はあまりよくないようで、
ファッション誌なのに中身はザラ紙で、印刷の版もずれていた。


フィンランド

長身で色白で、青い目のブロンド美人モデルばかりなのに、
北欧のファッション雑誌は、どうもあか抜けない。


スペイン

マトリックスがどれだけ世界中の注目を集めようとも、
スペイン雑誌の表紙はアントニオ・バンデラス(右下)


ロシア

こちらも世界がマトリックスだろうとなんだろうと、
表紙はスパイダーマン。


小1時間にして世界を堪能。




ポパイに見送られながら、
マガジンハウスを後にしたのであった。