minimoog

川村ケン氏の最も大切にしている愛器、minimoogです。
世界一有名なシンセサイザーであるこの歴史的楽器のウンチクはインターネットで調べてもらうと
いくらでも出てくるので、(笑)
ここではこのminimoogがどれだけ魅力に溢れた楽器であるかを読んでくださる皆さんと共有したいなと思って、
いつものよーに偏見と想い入れに満ちた解説をさせて頂きます。 m(_ _)m

by Eiji Farner

≪ moog ≫

まず、今さらですが。
moog と書いて、「モーグ」と読みます。
日本にシンセサイザーなる楽器が紹介された70年代、正規代理店の広告に「ムーグ」と記述されたことから、昭和世代の我々の多くは「ムーグシンセサイザー」「ミニムーグ」と呼んでしまうのですが、正しい読み方は

「モーグ」です。

シンセサイザーの父と呼ばれる偉大なるMoog博士の名前から、そのブランドネームは付いたのですから、モーグ博士にしてみれば

「日本のみなさん、こんにちは。私の名前はムーグじゃない!」と。

お気持ちは察するに余りあります。
考えてみてください。
川村ケン氏がアメリカのグラミー賞にノミネートされて、そこにヘンに漢字に詳しい司会者が出てきて、

「日本のキーボーディスト、ケン・カワソンです!」と訓読みで間違ってアナウンスしてしまったら!

そりゃもう、日本のファンも、川村さんのお母さんもガッカリでしょ。
ケンカワソンって。。。幼稚園の廊下に貼ってある標語みたいだし。(笑)

あう。冒頭から逸れた。すみません話をもどします。
ケータイもインターネットも無かった70年代当時、未来の電子楽器シンセサイザーの登場は日本人にとっては新たな技術革新と新しい時代の到来を予感させたんですよ。まだ子供だったボクでさえ。
なのでムーグという響きには、「夢具」 という漢字をイメージさせて、「凄い音が出るにチガイナイ!どんな音でも出せるらしい!※ 」 と、夢のような未来の楽器だと思ったものでした。

ミニムーグって。小さい夢具!

ね。ちょっとコーフンしますでしょ

※実際のミニモーグはどんな音でも出せるワケではなかったけれど、その後進化したシンセサイザーは実際そうなっていきました。
  でも、ミニモーグは本当に凄い音が出る衝撃的な楽器でしたし、その凄い音は現代の進化したシンセサイザーでも再現できていないのです!

なのでムーグという響きには日本的な勝手な思い込みというか、イメージがあったと思うんですが、正しくはモーグです。
ハイ。もう気付きましたね。
Maniacsと書いてメイニアックス(マニアックスとは読まない)と読む我々楽器オタク “妄想癖“ 軍団にとっては 「小さな妄具」 ミニモーグなのです。

すなわち、川村ケンと書いて、ケン・カワムラであるがごとし。
(書いてるボクも意味がよくわからんな。。。)

さて、そんな妄具に溢れた少年・川村ケンの夢が叶った写真をご覧ください。

どーです。
これぞ至福の時。

こんなにも嬉しくってタマラナイ〜って顔した素敵な未来が待っていることを、タイムマシンに乗って行って少年・川村ケンに教えてあげたいっ。

この内のI台が少年・川村ケンの人生にミニモーグを植え込んだと言っても過言ではない、厚見玲衣さんのミニモーグです。

少年・川村ケンが聴きまくったVOW WOWのアルバムで実際に厚見さんがプレイした“記憶の音”のミニモーグ。

そして、その他のIII台はミニモグマニアック友達のTさんが持ち込んだII台と、厚見さん御友人からお借りしたI台です。
で、このおかしな並べ方は。。。もうおわかりですよね。
ミニモーグを史上最高にカッコ良くハードロックに導入して我々の人生をも変えてしまった VOW WOW のV字型です。(笑)
全部で5台じゃないよ。V台です。

 

≪VOW WOW≫

もしコレを読んでくださっている貴方が、我々と同じように人生を変えられちゃってもいいなら。
少年・川村ケン君が夢中になった、以下のVOW WOW の曲を聴いてみてください。

    • Mask Of Flesh ( Masquerqde )
    • Too Late To Turn Back
    • Hurricane
    • Go Insene
    • Don't Tell Me Lies
    • So Far, So Good

まだまだお薦めすべき曲は山ほどあるのですが。
これらを聴いて頂ければ、川村ケンさんが、すでに大人なのにV字型ミニモーグに添い寝したくなってしまった気持ちを理解し、大人なのに貴方もその隣りに添い寝している妄想にサイナマれるハズなのです。

ちなみに、上から3曲は、高校生・川村ケンの目覚ましソングです。
朝、目は覚めたけど、

いまだに夢から覚めてませんがねぇ。

(そこがいーんだけど)

   

サテ。ミニモーグの説明に参りましょう。

ナニブン素人の説明ですから、「いまさら説明されるまでもなく、シンセのことなら何でも知ってるぜ。」という方や、すでにこのクドイ文章に食傷気味の方、全く楽器に興味が無いのに読み始めてしまった方(笑)は、クルクルってスクロールして写真だけ見てもらうんでいーですよ。

前述の、少年・川村ケン記憶の音=VOW WOW楽曲の伝説のキーボードソロを始めて聴いて頂いた方には、ちょっと信じられないでしょうが、このミニモーグは和音が弾けないのです。
同時に複数の鍵盤を押さえても、ひとつの音しか出ない「モノフォニック」なのです。
はい、ここ、後日、テストに出ます。

では、川村先生、詳しくお願いします。

はい。川村ケンです。
「モノフォニック」に対して、二音以上の音が同時に出せるものを「ポリフォニック」と言います。
一度に出せる音数に応じて、「5音ポリ」、「8音ポリ」などと言います。
最近では64音ポリ、128音ポリなどというものが普通になりました。
モノもポリも無く、全鍵盤の音がいくらでも好きに同時に出せるものを「完全ポリフォニック」といいます。
例えばピアノやハモンドC3などは「完全ポリ」の楽器です。

はい、そこっ。
ゴミ袋とか煎餅とか、まったく関係ないこと考えないっ。
集中っしてくださいっ。
川村先生は、また後で、どうしても我慢できなくなったら登場します。(笑)
授業を続けます。

見た目が鍵盤楽器なので、ピアノのイメージでドミソって和音を弾いたり、左手でベースラインを弾きながら右手でメロディを弾いたり、そうやって弾くイメージがありますが、ミニモーグは単音しか出ないのでピアノ経験者が初めて触ると「なんだこりゃ」となるハズです。

単に技術的に昔は単音しか出せなかった。と、実はボクも昔はそう思っていたのですが、前述のVOW WOWの曲を聴くとその考えは浅はかで稚拙であったことを再認識させられます。

だってトランペットやバイオリンも単音楽器でしょ。
和音の弾けないメロディ楽器が技術的に未完成であるという認識が間違っている事は、すでに人類の歴史が証明しています。
聴衆を感動させる“音色”を備えてこそ、音楽の主役となる「主旋律」を奏でるソロ楽器としての地位を確立できるっていうモンです。

「小さな妄具」の説明で、コメ印つけておいたセリフは、そーゆーことなのです。

「現代の進化した最新型のシンセサイザーがミニモーグの音を今もって超えられていない」 という、圧倒的な魅力ある音色を備えているのがミニモーグなのです。
一番最初にいちばん凄いサウンドを作ってしまい、音楽という人類最高の文化を劇的に変えてしまう天才の作り出した楽器は他にもあります。
エレキギターの父、天才レオ・フェンダーの作ったフェンダーギターやフェンダーアンプ、フェンダーエレクトリックベース、ギブソン社にアイデア提供したギタリストのレスポール氏、
このサイトではお馴染みとなった誰もが知っているハモンドオルガンもまた、開発され発表された瞬間に世界最高の音を世界中に示し、21世紀の今もなおその音に追いつこうと世界中の楽器メーカーが開発を競い合っています。

これらはまさに天才発明家の生み出した楽器であり、その後の地球の歴史や音楽という文化までをも変えてしまった楽器だとボクは思っています。

 

≪モーグ博士≫

天才と称されるモーグ博士の天才たる所以について、これまたボクの勝手な想い入れを語らせて頂きます。
きっとミニモーグが欲しくなる。(笑)

ちょっと前置きです。皆さんは全ての楽器に共通する「音の原理」って考えたことあります?
音程とか音色とかって、ようするに空気の振動が耳に伝わるモノですから、楽器っていうのは空気の振動をコントロールして、“音階”や“音色”を作るワケですね。
たとえば、最も原始的なのは、ピンと張った皮をバンバンって叩いて空気を振動させる打楽器。

特殊な例外を除けば、打楽器というのは皮が反響するための「胴」があって、その胴が共鳴して音のキャラクターが決まる構造です。

楽器っていうのは共鳴する本体構造が音色を大きく左右するワケですね。
筒の中に息を吹いて、筒の中を通り抜ける空気をコントロールする管楽器、吹奏楽器もトランペットやフルート、クラリネットやタテ笛(って言わないの?リコーダー?)とかハーモニカとかいろいろありますね。
これも通り抜ける空気の量をコントロールして音階を作り出し、共鳴する筒の形状や材質でキャラクターを作り出しています。
ギターは弦をはじいて、その弦と共鳴するボディによって空気を震動させますし、ピアノの中にも弦が張ってあって、鍵盤と連動するハンマーでその弦を「叩いて」あの大きな黒い箱の中で空気を震動させるワケです。

弦楽器は弦の長さや張り具合で音程を決めやすいし、弦の数が多ければ和音も弾けますので、ちょっとエライ感じがします。
これら全てのアコースティック楽器は空気の振動させる“方法”が、そのキャラクターを決め、つまり楽器っていうのは空気をどう振動させるか。ということが基本概念だとボクは思うんですね。← by 素人所見。反論受け付けてましぇ〜ん。(笑)

で。音楽をより大きな音量で聴衆へ伝える手段として、電気回路による増幅装置=いわゆるアンプ(Amplifire) という物が発明・進化して、現代音楽の主流となるエレキ楽器(この言い方も昭和かっ) へと変貌していくワケですが、ようするに最初は全て、マイクで拾っていたんですよね。楽器サウンドという名前の「空気の振動」を。
アコースティックギターにマイクを立ててヴォーカルと同じように増幅する。やがて面倒くさいので、ボディにマイクを取り付けて(=エレキギター)、専用のアンプを開発して。
エレキギターはアコースティックギターと区別されガチですが、弦が振動して、その震動をマイクが拾っているワケで基本は同じです。楽器ですから、必ずどこかに空気を震動させる方法(=たとえば弦)が基本構造としてあるワケです。

ちょっと変わったトコロでは、オルガンという楽器があります。
教会のパイプオルガンは何十メートルもの巨大な筒の中に空気が通るのを鍵盤でコントロールする構造ですし、足ふみオルガンはその小型版ですね。

見た目はピアノのようなイメージですが、ピアノは鍵盤のついた弦楽器。オルガンは鍵盤のついた管楽器のイメージですね。
で、パイプオルガンの素晴らしいサウンドを体験したければ、教会へ聴きに行くか、教会ごと運ぶしかないトナレバ、運べるオルガンを開発せねば。と、ハモンドおじさんが考え出したのが、ハモンドオルガンです。
回っている歯車に磁石を近づけると空気(磁場)が震動する。それをマイクで拾うと、まるでパイプオルガンのような音色だったという。
200トンが200キロ(注:←重さテキトーに書いてます。パイプオルガンを持ち上げたことないんで。)の減量に成功したのですから、2kg減らすのに必死な我々の日常と比較するまでもなく、これまたトテツモナイ発明ですし、人間の聴覚として聞き取れない磁場の震動を音源としたところが楽器の理念をも変えてしまっています。

←これは“海月”の元になった
在りし日のHammond C3

Owner / Ken Kawamura

天才と呼ばれる発明家が作り出した、フェンダーエレキベースも、ハモンドオルガンも、誰も思いつかない構造と発想によって巨大な楽器をコンパクト化(異議受け付けてましぇ〜ん)に成功し、その後の音楽という文化のあり方までをも変えてしまいました。

サテ。ここまで読んで、そろそろモーグ博士の偉大さに気付いた方が居るかもしれません。(笑)

モーグ博士の考え出したシンセサイザーという楽器は、「どこにも空気を振動させる“発音構造”が無い」のです。
弦も、筒も、胴も、皮も、磁場を揺らす歯車も無い。
一切、空気を振動させる「音源構造」が存在しないのです。

ですが、まぎれもなく。
これは楽器です。
前述のVOW WOWの曲をもう一度聴いてみてください。

まるで断末魔の女性の悲鳴のようなカナキリ音〜大地を揺るがすような怒涛の重低音。その全てが太く、厚みがあり、力強く、美しいのです。
最新型シンセサイザーが今でも超えることのできていないと言われる圧倒的な音色、“ミニモーグサウンド” が、そこにあります。

ではミニモーグの音源は何なのか。いったいどうやってそんな音を作り出しているのか。。。って、誰もが知っていますね。ハイ。電子音=発信器です。
今や我々の生活は電子音にあふれていますね。いろいろなアラームや電話の着信音や。(昔は全部ベルだったのよん。チーンって。これも金属を叩いて空気を振動させてるワケですね。)
その電子音で音楽を奏でる楽器を作ろう。という発想が“未来楽器”シンセサイザー登場時の衝撃だったワケですね。

モーグ博士より前に、電子音で音楽を奏でようという発想は、テルミン博士の発明した「テルミン」という楽器が存在し、それが地球の歴史上最初の電子楽器だったという事は有名です。


これがテルミン。


これは川村さんの飛び道具。ミニテルミン。

アンテナに手のひらを近づけると、ウィイイイーンって鳴る楽器です。
手を近づける「距離」でドレミファって「音階」が決まります。
モーグ博士御自身が、テルミンの熱烈な愛好家であり、シンセサイザー開発への大きなインスピレーションをテルミンから受けたと語られています。
ここでテルミンという楽器の説明も書くと、トメドなく脱線してしまうので(笑) 本来無機質なピーっていう電子音の「音程」と「音量」という2ツの要素をコントロールすると、美しい音楽が奏でられますよ。ということを世界中に示した楽器。とだけ。
ところがその操作方法が難しいのなんのって。。。。トメドなく自分の挫折体験談になりそうなので、テルミンがどんだけ演奏が難しい楽器かの説明は割愛しまして、(笑)
まあ、そーゆー、もんのすごいコントロールが難しい電子音楽器に、簡単に弾けるように鍵盤をつけちゃった。ってゆーのもまたモーグ博士の天才的発想なワケです。 

鍵盤を押せば、ドレミファソラシドって、誰でも弾ける!
更に電子音を発生させている「回路部分」を電気的に調整ができるツマミをつければ、テルミンでは出来なかった3ツめの要素=「音質」をもコントロールできるぞ。と。ね。今ではあたりまえの事が、「無かった時代」 にそーゆー未来を閃めいたという想像性の凄さ、実現させた情熱と技術。

モーグ博士の偉業は、まさしく地球の歴史を変える大事件だったワケです。
しかも、その音色は、先ほど述べたトーリ、今でも超えられない圧倒的な音色。という。

昔々、一番最初に市販されたシンセサイザーが、

一番凄い音じゃった。。。と、

後世の子供達に語り継がれていくべきなのです!

では、先生。ひとこと、どうぞっ。

はいはいはいはいっ。川村ケンです!

モーグの音が素晴らしいのは、音の元となるオシレーター(発振器)の作り出す音の波形が、
“いい加減だから”なんです。

“ちゃんとしてなくて、正確じゃなくて、どこか雑だから”なんです。
イコール、“これ、人間的な音だよね”、ということなんですね。
今のデジタルシンセでは、この“いい加減さ”が、なかなかどうして、作れないのです。
面白いですね〜。

それから、テルミンは電子楽器の元祖の一つではあるんですが、テルハーモニウム(1897)、重量200トン(笑)ってのがありまして、これが本来の元祖ではあるだそうです。

今、シンセのセミナーを書いているので最近勉強して知りました(笑)。

一般的な楽器として、テルミンが発明され、それが後に脈々とその血統が受け継がれ、現代のデジタルシンセにまで続く重要な電子楽器の始祖の一つとなったのです。
しかもそのテルミンそのものは、今でも生産されているのです。
ティラノサウルスが今でも飼育されてて、なんならペットショップで買えるんですよ、みたいなものです。(笑)

面白いですね〜。

先生っ、おっしゃってる事は大変参考になったんですが、比喩が極端すぎます。
シーラカンスとかじゃダメだったんですかっ。

ライオンもトラも強いですが、やっぱし一撃必殺の力ではティラノサウルスとかアロサウルスには勝てないでしょう。

ナールホド。
モーグサウンドは肉食系動物の鳴き声のよーな大迫力なんだ!という事ですね。
もしも恐竜が現代のトカゲのように一言も鳴かない無口な動物だったら。という仮説はゴジラ世代の先生にはありません。
ガオー!

はい、そこ。笑わないっ!(笑)


厚見玲衣氏のミニモーグに授けられらたモーグ博士からのメッセージ

 

≪modular ≫

ミニモーグが世界初のシンセじゃねーだろ。という声も聞こえてきそうなので、(笑)
ミニモーグより前にMoog社が発売した最初のシンセサイザーを、ちょっと説明しておきます。
まあ市販されたけど、お値段もお高かったらしいし、ビートルズとか特別な音楽家しか所有してなかったらしいし、黎明期のMoog社には「量産」と呼べるような生産体制はなかったらしいし、一般家庭には全く普及しなかったコレを引き合いに出されても困っちゃうというか、少年・川村ケンもコレを買おうというまでの妄想は抱かなかったハズですし、“普通” はコレを持っている人は居ないんで、“普通”は、本やネットに載っている知識しか紹介できないんで、それじゃココ に登場する意味も無いし。。。
実は、この文章を書き始める段階では、「その話題には触れずにいこう」と思ってたんですけどね。。。(笑)

だけどボク達、“普通” じゃない友達が居るんです。(笑)
コレです。じゃ〜ん。

これは、川村ケン氏の愛器、モディファイド・ハモンドオルガンC3 “海月” を作りあげたヴォイジャーさん所有のモジュラーモーグという“地球の文化遺産”です。
世界中に楽器としてちゃんと使えるコンディションで現存しているものは数少なく、しかもそれらは強烈なマニアが絶っ対に手放さずに所有しているので、手に入るワケはない。

のに!(爆)

メイニアックスの発する「欲しいな、欲しいな〜」という8文字の “念波” の凄まじさを、またしても我々は目の当たりにする事になりました。

し・か・も。そのタイミングたるや。

「そろそろ“海月”の次の記事をアップしたいですね。」

「次はナニにしましょうか。」

「ミニモーグはどうでしょ。」

「じゃあ、ヴォイジャーさんにもまた技術的アドバイスお願いしよう。」

「あ。ちょうど良かった。モジュラーが手に入ったトコです! 
  今、日本に向けて送られてくる最中で、もうすぐ着きます。」

 (椅子からズリ落ちる2人)

蕎麦屋の出前じゃないんだから。(笑)

今、出ました。って。

「着いてから、驚かそうとしてたのに、そちらからモーグの話題で連絡もらってビックリです!」 だって。

こっちのほーが100倍ビックリしてるし、着く前でも着いてからでも、どっちも充分ビックリするっつーの。(笑)
なにが「ちょうど良い」んだか。誰かツッコんでくださいっ。

そして。
コレ、読んでくださっている皆さんが、またしても、素敵な“奇蹟”の目撃者になってくださったワケです。
(いいぞ、いいぞ。じわじわと。みんな仲間に。。。ムフ。)

もうね、どこかに脚本書いている神様が居て、笑いながら見守られているみたいです。
雲の上にいらっしゃるモーグ博士のイタズラかな。って。

このモジュラーモーグ。
音が出るだけでも奇蹟なのに、ご覧のトーリ、ミラクルキレイ。
モーグ・シンセサイザーを世界中に広めたロックキーボディストの神、キースエマーソン氏がコレを使用したことで、世界中のシンセサイザーファン羨望の的となった「幻の名器」を、キースエマーソン氏を「人生の師」と仰ぐヴォイジャーさんがとうとう手に入れて、そしたら現物は夢に見ていた美しいコンディションそのものだった。という、まさに奇蹟のエピソード付き。
子供の頃から、アタマの中で鳴り続けた記憶のサウンドを、とうとう手に入れたという、その想いが、す・ご・す・ぎ。

ここにもまた強烈なモーグ菌熱病に犯された重症患者・モーグメイニアックスが居らして、川村ケン氏と一緒にドップリ妄想に漬かっているという、素敵といえば素敵。目を覆いたくなるような惨状といえば讃状が繰り広げられているワケです。(笑)

もっと見たいでしょ。

どぞっ。

 

 

我々はミニモーグを「みにもぐ」って呼ぶので、てっきりモジュラーモーグは「もじゅもぐ」って呼ぶのかと思いきや、箪笥みたいなんで「たんす」って呼ぶんだそう。(笑)

ちなみに「たんす」と「みにもぐ」は同じ音ではありません。
あくまでも個人的な見解ですが、ボクには「みにもぐ」のほーが攻撃的なサウンドのように感じます。
どちらも、少年時代に浴びてしまうと、生涯を賭して追い求める記憶の音。

大人になっても、あの日のまま。。。V台のミニモグをV字に並べて添い寝しちゃって。

あの日のボク達は、こんな素敵な未来が待っているなんて知らないんだけど、ひとたびそのサウンドを浴びれば、いつでもあの日に連れて行ってくれて再会させてくれる。
本物の“楽器”だけが持っている、MAGICがモーグ博士の発明したシンセサイザーには確かにあります。

ほーら。だんだんモーグに詳しくなってきたぞ。ムフ。

いつでも。
今からでも、このタイムマシーンには、何人でも乗れますよっ。

ね。
欲しくなるでしょ。たんすは無理だけど、ミニモーグのほうは。(笑)
そんな貴方に。
ミニモーグの凄さをもっと知ってもらいたいし、ジャジャウマな面もちゃんと知ってもらってから、買いに行ってもらおうと。
次の章で、もう少し(?)だけ書き足しますね。(笑)

と、その前に。

先生が走ってきました。
はい、起立っ。

みみみなさんっ、こここ、こんにちはっ。川村ケンです!
モジュラーに関するエピソードといえば!
我が日本の誇るシンセの神様、冨田勲先生を語らずには居られません。
この日のブログに冨田先生の逸話を綴ってますので、是非読んでください。

http://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/5195fb6939f561d3715b37ee1f273622

ではー。

はい、着席。
はいはい、騒がない。そこ、席に着く。
授業を続けますよ。

 

≪ 小型妄具 ≫

「たんす」を小型化して、現代のシンセサイザーの主流デザインとなるアノ形にしたっていうのも、ミニモーグのタマラナイ魅力です。

デザインもカッコイイ!

コントロールパネル部分が起き上がるんですよね。このトーリ。

で、寝かせば、このトーリ。

じゃなくて、コレ。

立ってヨシ。寝てヨシ。。。
しかし、決まりがあります。

「ロックキーボーディストは立てるべし。」
     by Rei Atsumi

モーグ博士も、寝かすと見えなくなっちゃうココにサインを書いているので、
つまりモーグ博士も「立てるべし。」とお考えだったハズ。

 

これも厚見玲衣氏のミニモーグに書かれたサインなのですが、ご自分のサインに、“念波” のイラストを、ほにょにょ〜って書き加えるトコが、博士のファンキーさと天才・奇才たる所以を雄弁に物語っている素敵なサインです。

ならば。
川村ケン氏のミニモーグに記されたサインも御覧頂きましょう!

どなたのサインが書いてあるかは、みなさん既にお分かりでしょう。
これぞ伝承。
LED ZEPPELIN の有名な歌詞が添えられています。

冒頭に記した「川村ケン氏が最も大切にしている愛器」たる所以。。。

ここまで読んでくださった貴方と、それを“共有”できる幸福感に包まれつつ、一緒に。。。じーん。

サテ。どんどん欲しくなるミニモーグのスペックについて。
和音が弾けない(=単音でしか弾けない)っていうのは先に述べました。
でもこれは厳密にはちょっと注釈がつきます。
前述の VOW WOW の Don't Tell Me Lies という曲のミニモグソロを聞くと、音が重なって聞こえるんです。
てっきり重ね録り?と思ったら、ミニモーグの中には「音源」である発信器が3ツ、内蔵されていて、「単音」という言葉のイメージとはちょっと違うんですね。
いわゆる3人の歌い手(音源) が同時に同じメロディーを歌うユニゾン。
なので、それぞれの発信器の音程をあらかじめズラせば、和音にもなります。
3人の声(発信器)の音程を全部「ド」にして重ねれば、ミニモーグ最大の魅力である重厚な「怒涛のド」となり、
2人めの声を「ミ」にズラし、3人めの声を「ソ」にズラしておけば、指一本で「ドミソ」と和音が鳴るワケです。
ズラした音程を、ツマミを回してだんだん合わせていけば、Don't Tell Me Lies で聴けるウィイイーンっていう雄叫びになるんですね。
単音でしか弾けないハズのミニモーグで、「こんなことも出来る!」っていう使い方を最高にかっこよくヤラレちゃったので、少年・川村ケンはミニモーグと厚見玲衣さんにメロメロにされてしまったワケで、これはもう仕方が無かったことなのです。

アレ?文章のチューニングがズレた。(笑)
和音的な表現もできますよ。って説明したかったんだった。

で。

鍵盤を押せば、ドレミファソラシドって音階が簡単に弾ける。とも書きました。これも注釈つき。というかちょっとウソです。

実は。。。チューニングが狂うんですよ。(笑)

まあ、ピアノもギターも弦が緩めばチューニングは狂うワケですから、そんなに驚くことではないんですがね。
今時のシンセサイザーは狂わないから、そう考えるとミニモーグはちっともコンビニエントではない。
川村ケン氏のミニモーグにも、厚見玲衣氏のミニモーグにも、チューニングメーターが置いてあるのは、こーゆーワケなのです。

おふたり、おそろいのチューナー。(笑)
どちらが「おそろい〜」ってチューナー買い換えたかは、察しの通り。(笑)

最近、新型のチューナーに買い換えられてしまい、「ああ、おそろいじゃなくなっちゃったっ。新型、良さそうですね、替えようかな。」と、まあ、今もメロメロなワケです。

おっと、またしても。
文脈チューニングがっ。

しょっちゅうメロメロ狂う。(笑)

極端に言うと、一曲弾いたら、狂う。 ( ←機嫌にもよるらしい )
電源電圧の変化(たくさんの電気楽器を鳴らすと電源コンセントの電圧が一時的に下がってしまうことがある)とか、ステージ上の照明などの熱の影響で、音源である電子音の「発信器」に狂いが生じてしまい、その結果チューニングが狂ってしまうのだそうです。

なので、チューニングは常に直しながら弾く。
狂うのが前提条件なので、当然直すためのツマミが付いています。

ならば。空調の効いた部屋で、そーっと弾けばいい。って考える人もいるだろうけど、前述のVOW WOW の曲では、その調整ツマミをグニャグニャ回して、まるで狂うことを楽しむかのように、突拍子もない音程にして弾きまくっています。
これって、実は鍵盤楽器の概念も超越しているのです。
鍵盤楽器やギターでは、どこのポジションでどの音程が鳴るか決まっていて、ひとつトナリのポジションは半音階トナリ。と決まっています。
ギターの場合は直接弦を指で押さえて弾くので、その弦を引っ張れば音階を滑らかに変化させたり音程を揺らしたりする事ができるのですが、直接弦に触れないピアノなどの鍵盤楽器では音程をなめらかに変化させることはできません。

人間の声や、ポジションの線引き(フレット)が無いバイオリンのような楽器であれば、半音と半音の中間となる音程を表現したり、半音と半音を滑らかにつないで変化させることができますが、鍵盤楽器とは、半音階と半音階の中間の音程は存在しないモンなのです。
が。ミニモーグ。
チューニング調整ツマミを操作(演奏)することで、「音階」という常識を覆してしまったのです。

更にモーグ博士の凄いところは、音程を変化させるのに便利なツマミが付けたことです。
このホイールと呼ばれる大きなダイヤルがそれ。

 

外側が、「ピッチベンド・ホイール」

鍵盤側が、「モジュレーション・ホイール」 です。
(名前、覚えてくださいよ。ここテストに出ます。)

これを回せば、音程が上下する。
これまた、大発明です。
無機質な電子音に、ヴァイブラート(日本語だとビブラート。こぶし?)を与えることができるので、ヴァイオリンのようなウネリも、人間の肉声のような叫びも、このホイールで表現できるのです。
ミニモーグが「発信器」ではなく、「楽器」である事のひとつの大きな要素が、このホイールなのです。

2ツあるホイールは、それぞれ利き具合が異なります。

鍵盤側の、「モジュレーション・ホイール」 は、ちょっとホイールを押し上げるだけで、簡単にヴァイブラートをかけることが出来る便利なホイールです。ですから当然、大多数の人がこっちでやっています。
機械的に一定の周期の綺麗なヴァイブラートがかかるのですから、これは使わない手はない。。。。んだけども。
美しいけど、機械的。

「それじゃ人間的じゃない。魂がこもらない。」
       by Rei Atsumi

なんと厚見玲衣氏は、ヴァイブラート時の音程のコントロールが非常に難しい、外側の 「ピッチベンド・ホイール」 を使って、ヴァイブラートをかけるのです。
川村さんの知識を以ってしても、厚見さん以外に、他にやってる人を知らないという。

「あの天使がすすり泣く声のような、悪魔が喜び歌う声のようなヴァイブラート。。。
外側のピッチベンド・ホイール使ったヴァイブラートの使い手は厚見さんが世界一です。」
by Ken Kawamura

でるな、ここ。(笑)

穴埋め問題。

○○が泣いて、○○が喜ぶ。厚見さんが○○○です。」

ああっ、間違えて埋めそうっ。(爆)

単音楽器のミニモーグは右手で弾いて、左手は遊んでいるのか。っていうと、川村ケン氏も厚見玲衣氏も、左手は必ず、このホイールをワシ掴みにしていて、ホイールを操作するというより、まるで本体ごと揺さぶるかのようにホイールに力を込めて音程をウネらせ、ひとつひとつの音に表情をつけています。

両氏の愛器のホイールには、より表現力を豊かにするための秘密のモデファイがされているのは、
ぜったい誰にも言えやしませんっ。

あ。 (汗っ)

そして前述のチューニング調整ツマミをグニャグニャ回せば、ヴァイブラートホイールでの音程の上下幅を遥かに越えたトンデモナク低い音程から超ウルトラ高い音程まで一瞬で「なめらかにつなぐ」ことができるのです。
空気を振動させる楽器ではアリエない音程変化を実現させ、ドレミファっていう「音階」という概念を超越した表現力を実現した、まさに魔法の楽器だったワケです。←今じゃフツーです。でも技術や発想を真似するのは誰でも簡単なことで、最初に発明するのは天才だけの為せる業だと思うのです。

がっ。調子に乗ってグニョグニョやると問題もあります。
元々「グニョグニョやってくれい」と開発した機能ではないので、そんなことしたらチューニングを直さなければならないという現実が待っています。これぞミニモーグ。(笑)
ギターの弦巻きをグニョグニョ回せば、これと似たようなことができますが、そんなことしたら、チューニングを直すまで、しばらく曲は演奏できないでしょ。それと一緒。

川村ケン氏がステージ上で、ミニモーグ弾くシーンが近づくと、こっそりチューニングを直している姿に気付いていた貴方!
さすがです。筋金入りファンとお見受けいたしやす。
話しはアチコチ飛びまくりますが、よーするに、それが言いたかった!(笑)
あれは演奏中にサボっているんじゃなくて、「次、ミニモーグ弾くぞ。準備は出来てるかな?チューニングは合ってるかな?」って、こっそりチェックしてるんですね。
つまり、絶対に事前チェックしておかなければ怖くて弾けない楽器なのです。(しかも一曲ずつ)

なんだ、そりゃ。不便すぎんだろ。と思うでしょ。

「そこがいーんだよ!」

だ、そーです。(笑)
病原菌性の熱病とは、そーゆーモノなのです。

ナゼナラ。
そうまでしても、ミニモーグでしか出せない、唯一無二の強烈なサウンドがあるからです。
そのサウンドを得るための、この“儀式”こそが、タマランものがあるラシイのです。(プチ変態=メイニアックス)
この、一見するとサボっているように見えてしまう“神聖なる儀式”を目撃したら、「ああ!地球最強のシンセサウンドが炸裂する!」ってワクワクすべきなのです。

そうして、貴方も我々メイニアックス(プチ○○)の同志となってゆくのです。(笑)

 

≪ Butterfly Effect ≫

川村ケン氏が、愛するミニモーグ。

楽器概念でいう「空気を揺らす音源」がどこにも存在しないこの楽器は、アーティストの情念に共鳴して発振し、我々の内なるモノに直接入り込んで感情を揺さぶるという、これぞ20世紀最大の発明、最高の楽器だとボクは思っています。

便利さだけを求めるヌルい奏者にはただの使いにくい古いシンセでしかないかもしれない。
しかしそれは、まさに弾き手を選ぶ楽器ということです。
全霊を込めて向き合えば無限の表現力を秘めている楽器であり、そのポテンシャルをどれだけ引き出し表現できるのかが常に問われる楽器なのです。

では、我々“普通”の音楽愛好家には、ミニモーグの世界観を体験できないのかといえば、これを読んでくださっている皆さん察しのトーリ、川村ケン氏が。ボク達のために弾いてくれます。
川村ケン氏のプレイによって、誰もが、モーグ博士が我々に与えてくださった“未来の楽器”シンセサイザーの素晴らしさを体験することができます。

どんなにたくさんの楽器が鳴っていても、どれほど爆音のバンド演奏の中であっても、ひときわ突き抜けて響き、聴衆に届くその圧倒的なサウンドをひとたび浴びれば、これを最後まで読んでくださった皆さんおひとりおひとりと、それぞれにお会いしたことはなくても、一瞬で皆が同じ景色を見ている感覚になれるハズです。
同じ音楽を聴き、同じように素晴らしいと感じる空間の中で、みんなが川村ケン氏の弾くミニモーグサウンドという縁と、ユカリある出会いを感じてハッピーな気持ちになれるハズです。

そして、モーグが“夢具”だったアノ時代まで、一緒に時間を飛び超えることができると確信しています。
ミニモーグのサウンドには、そういう特別な何かがあるのです。

是非、川村ケン氏のライヴに足を運んでみてください。

その日のステージ上に、もしミニモーグを見つけたならば、その凄まじき楽器に向かう直前の、神聖なる儀式の瞬間を見逃さないでください。
ホイールを揺する情念を込めた左手に注目してみてください。
そして、改めてその強烈なるサウンドに耳を傾けてもらえれば、優しい川村ケン氏の内面に秘められた狂気の一端を必ず感じ取れると思います。(笑)

川村ケン氏の指先が「小さな妄具」の鍵盤に溶け入り、“猛具” となって雄叫びを上げる瞬間を一緒に共有して欲しいのです!

 

最後はやっぱり、この一枚。
ボク達を“狂気”の世界に連れ込んでくれた、この方とパチリ。

あ。いけね。
ミニモーグ。欲しくなっちゃった方へ。

散々煽っておきながら、30年以上前に生産中止になってまして、もう売ってないんでした。
中古品(ヴィンテージと読む)は、たいてい壊れているので、これ読んで欲しくなってトリャって購入してしまうと、ここには書ききれないくらいのメイニアックな“修理”の世界が待っています。(笑)
つ・ま・り。
ミニモーグ・メイニアックスの面々とは、“修理”という名の数々の修羅場をくぐり抜けてきた皆さんであり、ゆえに特別な連帯感によって“彼ら”は繋がっています。(←すっと身を引くボク)

さ。貴方も来ますか!?
こっちの世界に。(笑)

 

≪ 後記 ≫

すげーな。
全部、読むなんて。(笑)
キーボルズじゃん。(←意味不明の方は、モディファイド・ハモンドオルガン“海月”を全〜部読んでから、自力でここに戻ってきてください。ひー。)

最後まで読むと“特典”があるんぢゃないか。って思って最後までがんばっちゃった方。
ムフ。さっすが。正っ解ですっ!

超レア写真満載の、「川村ケンとminimoogの歩み」 というスペシャルデザートを用意しましたっ!

うんうん、グッジョブだぞ、ボク。
もちろん、川村ケン氏ご本人によるスペシャル解説つきです。

では、どうぞっ!

 

[ 入り口はコチラ ]

 


 

濃い味のデザート食べつくし、そのうえまだ、ここまで読んでるトナレバ、貴方がキーボルズなのは間違いないので、なんかもう手の内を見透かされていますね。(笑)
ミニモーグに関するメイニアックなプライベートメールのヤリトリ流出はねーのか。って声も聞こえてきそうです。
(それを全員が望んでいるとも思えないんですが。(笑))

なので、最後にボク達のプライベートなエピソードを紹介させて頂きます。

この文章を書くにあたって、ファンのひとりとして、川村ケン氏に尋ねたんですよ。

「ねえねえ、コレを聞いてから死ね!っていう川村ケンの演奏するミニモグの自薦音源は?」って。

そしたら、「そ、そ、そんなのないよ〜」っておっしゃる。

つ・ま・り、それって、ボク達ファンはこれから先の未来の中で、そのシーンに立ち会えるチャンスがあるんだ。ってコトで、ボクはなんかワクワクしたし、それはそれでちょっと嬉しかった。

たとえば2010年の安全地帯さんのツアー3日め、静岡県公演でのミニモグソロが鍵盤をへし折るほどのトンデモナク狂気に満ちた最っ高の演奏だったらしいんだけど、そーゆーのって、その時、会場に居た方しか聴けない、まさに生のライヴだけで体験できるモンですしね。
これからの未来に、そーゆーシーンがまだまだたくさん起こることでしょう。

で。

「ほんじゃ、死ななくてもいーから、聴いて欲しいっていうお気に入りのミニモグソロは?」って質問を変えたら、

「著書・緑ちゃん(「思い通りに作曲が出来る本」)の付属CDの中で弾いているソロは
今の自分らしくて気に入っているんで聴いてもらいたいな。」
と。

(キーワード:「ナインス」「ペンタトニック」そして、ずばり「シンセソロ」)

 

あるじゃん。ねえ。(笑)

ちなみに、ボクのお勧めは、2010年5月に開催された厚見玲衣さん主催の「ゴールデン・メイニアックスの奇蹟」DVDで見れるジェフベック・セッションで川村ケン氏が弾きまくったミニモグ・ソロの全て。(まじですごいよ!)

写真をクリック

なぁんだよ。こんだけ書いて、最後は本とDVDの宣伝かっ。(笑)

ではー。

written by Eiji Farner

 

[ 出口はコチラ ]

 

これだけ読んでも、まだ食べ足りない方は、

伝説の「静岡のソロ」に関して綴ったブログは、コチラ。
2010年07月14日「いまさらなんですが。」
http://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/a050a2227a770d143ef98176ff3a22f9

 

川村ケン氏がミニモーグを手に入れた時の、そりゃーもう大興奮のエピソードをちょっとだけ綴ったブログは、 コチラ。
2010年01月20日「To be a Rock .」
http://blog.goo.ne.jp/kenbow_001/e/e39199d574b09a3d3f2246dbf35dedeb

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