| 正式団体名 | ラエリアン・ムーブメント (Raelian Movement) |
立教 | 1973(昭和48)年 | |||||
| 開祖・教祖 | クロード・ボリロン・ラエル(Claude Vorihon Rael) | 現指導者 | 同左 | |||||
| 聖典・教典 | 真実を告げる書、ほか(ここより無料で拝読可能) | 本拠地(聖地) | スイス・ジュネーブ | |||||
| 崇拝対象 | 異星人エロヒム(Elohim) | 信徒数概算 | 6万人 | |||||
| 関連企業 | クローンエイド | |||||||
| 教団の特色 | ||||||||
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| クローン人間を作る会社「クローンエイド」を設立したことで一躍世間に名を馳せた「ラエリアン・ムーブメント」なる宗教団体ですが、日本でもすでに80年代より信奉者が数多くいて、ニューエイジ(オカルトブーム世代。現在30〜40代の人々を指す)の中核的存在としてマニアの間では広く知られていました。ラエリアン・ムーブメントの全世界の信徒数は6万人であるとされていますが、その1割は日本人だそうです。
ラエリアン・ムーブメントでは、地球上の全ての生物を作ったのは高度な科学技術を持つ異星人「エロヒム」であり、聖書にでてくる“神”はこの異星人のことを指していると主張しています。我々人間の創造主はなんと宇宙人だったのです!いやー知りませんでした・・・ クローン技術が本物かどうかはともかく、この教団は既成の宗教にはない斬新な発想を取り入れたという点で高く評価したいです。神の概念からして他の宗教とまったく違いますし、唯物論を前面に押し出した宗教自体がこれまで皆無だったので、新世紀にあるべき宗教のひとつの方向性を示していると思います。 個人的には「宇宙人が人間を作った」という発想自体が幼稚で単純すぎると思うのが正直なところですが、UFOや宇宙人の存在をまじめに信じる一部の若者たちの中にはラエリアンの熱狂的な信者が数多くいるというのが事実です。これだけ教育制度が発達してもなおこのような荒唐無稽な話をいとも簡単に信じてしまう人々が多いことに、現代社会と人間自体の限界が垣間見えると思います。同時に宗教の奥深さに興味は尽きません。 |
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| 教団の発祥 | ||||||||
| 1973年、フランス人のジャーナリスト、クロード・ボリロン(1946-)は、フランスの山岳地帯においてUFOから降り立った宇宙人と遭遇し、6日間にわたり宇宙人よりメッセージを受けた。この宇宙人は自からを「エロヒム」と名乗り、優れた科学技術を持つ他の惑星からやってきたという。いわく、地球上の全ての生物はエロヒムがDNAを操作して作り上げたものであり、人類は25,000年前にやはりDNA操作とクローン技術によって計画的に創作された、という。 また、人類は旧約聖書の創世記に登場する「エロヒム」という単語を「神」と訳して単数形でとらえているが、それは間違いで、実はエロヒムという単語は「宇宙から飛来した人々」という複数形を意味すると教えられた。 クロード・ボリロンはこの異性人とのコンタクトにより、宇宙からのメッセージを伝えるコンタクティとしての使命を与えられ、「ラエル」という洗礼名を名乗るように言われる。このときより、「クロード・ボリロン・ラエル」を名乗るようになった。ラエルは、エロヒムより「現在の人類がもつ科学技術は我々を理解できるレベルに到達したので、正式に人類と接触したい。そのための大使館を作ってほしい」と頼まれた。ラエルは宇宙からのメッセージを人類に伝えるため、自らの体験を「真実を告げる書」という著作に記し、これが当時のUFOブームに乗ってラエリアン・ムーブメントに発展する。教団への寄付金はエロヒムのための大使館建設資金に充てられる。 ラエルが語る世界は科学技術に基づいた一見それらしい話のように聞こえるが、実は科学上の基本的な誤りも少なくない。たとえば彼がエロヒムから聞いた話では人類は25,000年前に作られたということであるが、現人類(ホモ・サピエンス)は20〜25万年前に登場したというのが考古学上の定説であり、それを裏付ける化石も存在し、話が合わない。ヒト科という括りだと500万年前にすでに猿人(アウストラロピテクス)が誕生している。 | ||||||||
| 関連リンク | ||||||||
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