正式団体名 宗教法人 黒住教 立教 1814(文化11)年
開祖・教祖 黒住宗忠(くろずみ・むねただ) 現指導者 六代教主 黒住宗晴
聖典・教典 黒住教教書 本拠地(聖地) 岡山県岡山市尾上神道山
崇拝対象 天照大御神(あまてらすおおみかみ) 信徒数概算 29万人
黒住教東京大教会
教団の特色
黒住教は幕末期に現れた数々の新興宗教の中でもかなり早い時期に登場しています。この後、近畿圏では天理・金光・大本と立て続けに新しい神様が現れることになりますが、黒住教では新しくない神様を新しい教理をもって世に現したというところが特色です。
とくに終末論ももたず政治的思想もありません。明治維新後にいち早く政府公認となり、明治期ではもっとも勢力のある教団であったといいます。

黒住教では、1年365日欠かさずに「日拝」(にっぱい)すなわち昇る太陽を拝むことが信徒の務めとされています。これは、教祖・黒住宗忠が文化11年11月11日(旧暦)に朝日を拝んでいたところ、神人合一(自分と神が一体になること)を経験したことが立教の由来となっていることからきています。

教祖・宗忠と一体化した御神体は、太陽をつかさどる神様である天照大御神(アマテラスオオミカミ)です。アマテラスは日本古来の神様で、多神教である神道においては宇宙創造神として最高の地位にある神様です。そういった意味ではなんら新興宗教的要素はないのですが、教派神道(自然発生ではなく一個人が起こした新たな宗派)ということで、ここでは新興宗教に分類します。

教祖・黒住宗忠は病気治しの神通力を発揮し、さまざまな人の病気を癒したという言い伝えがあります。逸話として、当時は不治の病として恐れられた伝染病である「らい病」患者にも素手で触れ、その病気を平癒したといいます。。。。
ちなみに「らい病」は昔は指定伝染病で、接触感染する上にいったん罹患すると治療法がなかったため、患者は死ぬまで一生隔離されていましたが、現在では治る病気であり隔離されることもありません。さらに余談ですが、かのイエス・キリストも「らい病」患者を一瞬で治すという「奇蹟」を起こしたというのは聖書にもでている話です。聖人と病気治しは宗教にはつきものの話ですが、かといって今この世にAIDSを完全平癒する教祖様がいないのがこれまた不思議な話です。

黒住教の教えは、感謝と感激の心で誠を尽くすこと、すなわち「まること」の精神でもって生きること、だそうです。発祥の地は岡山県岡山市大元であり現在も同地に「宗忠神社」が現存していますが、当地は都市計画により敷地縮小を余儀なくされたため、昭和49(1974)年に同市尾上神道山の頂上に新しく本部を建設・移転し、現在に至ります。教団施設は広く一般に開放されており、誰でも参拝にいくことができるそうです。

教団の発祥
以下のページに詳しい解説があるのでここでは省略します(手抜きですんません)。

黒住教東京大教会所HPより「黒住宗忠の思想とは

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