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全国びん商連合会(今井一夫会長)は、現在、進められている容器包装リサイクル法の見直しに関連し、「リターナブル容器の利用促進」の提言・要望を、経済産業省の産業技術環境局のリサイクル推進部に提出した。
その要旨は次のとおり。
(1)リターナブル容器の法制化を要望する=現行容器包装リサイクル法には、リターナブル容器の位置付けがなされていない。今回の見直し・改正の中で、リターナブル容器の位置付けを明記するようお願いする。
(2)再使用容器が望ましい品目を特定し、容器に一定の再使用率(リユース率)を設定することが再使用容器の促進に必要=循環型社会形成推進基本法の「循環資源等の処理方法」の優先順位に関する考え方を採用した考え方で、この理念に基づき容器の再使用率の設定を要望する。
(3)共通Rびん(規格統一びん)を設定することを提言する=酒類飲料の各業界において、1~2種類の共通Rびんの設定を要望する。現在、例えば清酒、焼酎、ワインなどの容器で容量、外形がほとんど同じであるにもかかわらず、口径部分などを少し差別化してワンウェイびんとして何種類も出荷されている。国全体の消費エネルギーを考慮した場合、これらのびんを共通Rびんとして設定し、繰り返し使用できるようにすべきだ。
共通Rびん候補として次のびんが考えられる。▽清酒=720ML標準型、ワンカップ▽ワイン=720ボルドー型▽焼酎=900ML、720ML▽醤油=1000ML、900ML。
(4)家庭から排出されるリユース容器の品質を維持するための自治体分別回収システムの構築を要望する=全国ベースでの「家庭の分別排出、自治体の分別回収、生産者の再利用」の仕組みの確立が、良質のリユース容器確保に欠かせない。
(5)リターナブルびんはプラスチック箱(P箱)での出荷が必要=リターナブルびんの普及、びんの品質維持、搬送、作業効率などを考慮すれば、リターナブルびんはP箱での出荷が必要と考える。
(6)再使用容器を採用の販売事業者に対し、回収助成金・税制面などの優遇措置を講じることを要望する。