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【大阪】伊藤忠食品は5月17日、大阪市中央区の同社本社で2005年3月期の中間決算の概要を発表した。単体の売上高は2598億9400万円で前期比105・7%、計画比100・3%、経常利益は30億200万円で前期比97・6%、計画比100・1%、中間純利益は15億6700万円で前期比94・7%、計画比93・8%の状況で、増収減益ながら、売上高と経常利益は計画比を上回る結果となった。
中間決算の内容について、岩城彰常務は「純利益が少なかったのは減損会計を前倒しで処理したことによるもので、全体としては評価できる内容。スーパー、CVS向けの売り上げはいずれも好調で、3月以降は九州地区のセブンイレブンとも取引が開始になっており、下期はさらに売り上げの増加が期待できる。商品別では、外食産業や業務用小売との取引増加の関係でビールが13億円増加、ビール風酒類と焼酎の増加で和洋酒も45億円増加した。エリア別では関東甲信越地区が一番高い伸びを記録、九州地区だけが一部の地場スーパー、卸との取引を整理した関係で減少となった」と説明した。
濱口泰三社長は「来年は当社の創業120周年、社名変更から10年、上場から5年という節目の年になる。これを機に未来の伊藤忠食品のビジョンを作ろうと策定に入った。その中で、中間流通として、上位2社とは異なる伊藤忠食品という業態を、つくり上げていくことを目標としたい。また、これまでタブーとされていた部分にも積極的にチャレンジし、戦略的なプログラムを組み立てていきたい。流通がこれからどのように変化するかは非常に予測が立てにくく、それだけに柔軟性を持った対応が求められていく」と今後の方針を述べた。