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<緑茶飲料特集記事>
数ある無糖茶飲料の中でも、独自の市場を築いているジャンルがある。茶カテキンや食物繊維など栄養成分を多く含み、健康志向の高まりに対応した、いわゆる“健康茶”だ。
カルピスの「健茶王」は、2002年に血糖値が気になる人に適した健康茶として登場し、昨年は130万ケース、前年比360%を達成。健康を意識する消費者の支持を得ている。今年3月からは、新たに400MLペットを追加した。同社では新たなサイズを品揃えすることで、家庭内での飲用をはじめ、オフィスや屋外での昼食時など、さまざまな飲用シーンに対応していく。
花王の「ヘルシア緑茶」は2003年の発売以降大きく成長し、2004年4月~12月の累計で売上高約260億円を達成した。2005年度(05年4月~06年3月)は400億円を目標としている。同商品は、高濃度茶カテキンを配合した特定保健用食品で、体脂肪の気になる消費者に好評を博している。特に350MLペットは、オフィスを中心に30~40代男性を中心に飲用されている。昨年10月からは、1Lペット、340g缶×6缶パックという新容量を追加、全国販売を開始し、飲用層が30~50代男女に広がっている。
今年の“健康茶”の市場動向について、花王広報部では「30代の男性の3人に1人がBMI25以上の“肥満”であることや、『血糖値』を訴求した飲料が、推定で約300億円の市場を形成していることから、潜在市場規模はその2~3倍あると考えている。当社では3月に『ヘルシア烏龍茶』も発売し、より多くの人に飲用してもらい、市場拡大に努めたい」とさらなる市場拡大を予想している。