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熊本局平成17年酒類鑑評会 清酒11場、本格焼酎91場が入賞

 【熊本】熊本国税局は4月19日、平成17年酒類鑑評会表彰式を、熊本市の国際交流会館で執り行った。同鑑評会は管内4県(熊本、大分、宮崎、鹿児島)の清酒、本格焼酎を対象に審査・品質評価するもので、今回は清酒の部へ25場134点、本格焼酎の部へ177場479点の出品があり、優等入賞は、清酒11場18点、本格焼酎91場142点となった。

 本格焼酎の原料別出品場数は、▽甘藷(さつまいも)=101場(鹿児島75、宮崎22、熊本4)▽米=50場(熊本29、宮崎11、鹿児島8、大分2)▽麦=65場(大分19、鹿児島19、宮崎17、熊本10)▽そば=11場(宮崎7、熊本2、鹿児島2)▽黒糖=24場(鹿児島24)▽その他=8場--だった。

 出品酒の出来栄えについて、熊本国税局神谷昌宏鑑定官室長が「清酒は、全体的には香りが落ち着いており、味のきれいなすっきりとしたタイプのものが多く見られた。これは、台風の影響で良質な原料米が入手困難だったものの、仕込み時期に安定した冷え込みが続いたことと醪などの管理技術が向上していることなどにより、きれいな酒質が増えたことが原因と考えられる。本格焼酎は近年、技術の向上により出品酒の品質が画一化する傾向にあることを踏まえ、今年の品質評価方針として、特に重大な欠点でない限り個性を尊重した。芋焼酎は原料の特性が酒質に反映し、従来よりも若いものが多くフレッシュな香りや味のキレを感じさせるものがあった。黒糖焼酎は原料特性を生かした重厚な香味のものに加え、軽快できれいなものが増加した」と評価。米、麦焼酎は「すっきりとしたものが主体だが、昔風の重厚な香味を復活させるなど多様化の努力があった」との指摘もあった。

 なお、当日の式典では受賞代表として、次の10場(清酒=全管内で2場、本格焼酎=管内4県各2場)を表彰した。

 清酒 ▽受賞製造場代表=「れいざん」(熊本、山村酒造、代表者・山村紘司)▽受賞製造責任者代表=「龍梅」(大分、藤居酒造、責任者・小川登)

 本格焼酎 ▽受賞製造場代表=「球磨の泉」米(熊本、那須酒造場、那須富雄)、「常蔵」麦(大分、久家本店、久家里三)、「ひむか寿」甘藷(宮崎、寿海酒造、国府光朗)、「田苑」甘藷(鹿児島、田苑酒造鹿児島工場、有川徹)▽受賞製造責任者代表=「山河」米(熊本、福田酒造商店、福田實)、「ぶんご太郎」麦(大分、ぶんご銘醸、清杉和男)、「日南娘」甘藷(宮崎、宮田本店、宮田育紀)、「さつま木挽」甘藷(鹿児島、雲海酒造鹿児島工場、日高良則)

(掲載日:2005年04月20日)


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