http://park8.wakwak.com/~jyokai/ |
【佐賀】県主導の原産地呼称管理制度による、初めての認定酒38点(日本酒35点、焼酎3点)が決まった。4月以降、認定シールを貼った商品が市場に登場することになる。認定申請のあった日本酒41点、焼酎3点に対し、3月22日に官能審査を行い認定酒を決定した。
同制度は、原料として100%県産の米や麦、水を使用し、県内で製造していることを保証し、さらに官能審査を加えることで、高品質な製品を消費者にアピールするもの。「消費者の県産品に対する信頼と評価を向上させるとともに、県産農林水産物の加工原料への利用を促進すること」を目的とし、あくまで「消費者視点からずれないことを重視した」(県農林水産商工本部流通課・古賀由紹副課長)という。
認定基準は、日本酒は県内で自醸の純米酒。使用原料米が100%県内産であること、使用する水の採水地が県内であることが求められ、製造面では実質、液化仕込みを排する規定も設けている。焼酎は米・麦製焼酎、粕取焼酎が対象。麹・掛原料ともに100%県内産であること、使用水は同様規定。粕取焼酎に関しては、県産米100%純米酒の酒粕使用しか認めていない。
同制度「管理委員会」のメンバー(13人)は、顧問に筒井ガンコ堂(エッセイスト、委員会会長)、松崎晴雄(日本酒輸出協会会長、NPO法人吟醸酒研究機構理事、委員会副会長)の2氏、委員には地元のタウン情報誌編集長、料飲店主、酒販店主、酒類卸・県工技センター・県経済連関係者の7氏、地元メーカー関係者4氏--の構成。
認定は、申請者提出の書類審査をはじめ、現地審査、官能審査を加味し行う。官能審査は、管理委員会メンバーからメーカー、県経済連関係者5氏を外した8氏によって行われた。
認証は個々の商品、いわば製造のタンク単位で行われるもので、メーカー単位で行うものではなく、米の品種や酵母が変われば別商品とみなされる。認証の有効期限は1年間(認証商品の販売予定数量をホームページで公表)。認証審査・決定は年2回定期、3月、9月を予定している。
今回認証された商品の製造社は次のとおり(複数認証で社数と認証点数は一致しない)。
▽日本酒=窓乃梅酒造、松浦一酒造、基山商店、天吹酒造、天山酒造、鳴滝酒造、古伊万里酒造、宗政酒造、富久千代酒造、幸姫酒造、松尾酒造場
▽焼酎(すべて麦焼酎)=窓乃梅酒造、宗政酒造