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鹿児島県本格焼酎技術研が15周年記念講演会

 【鹿児島】鹿児島県本格焼酎技術研究会(宇都建夫会長)は3月18日、鹿児島市の県民ホールで15周年記念講演会「本格焼酎を語る」を開催した。

 講演会には本格焼酎メーカー、流通関係者、一般消費者約500人が来場。宇都会長は「今年はサツマイモが山川(鹿児島県)に伝来して300年、芋焼酎の歴史も250年を迎える。芋焼酎、黒糖焼酎の伝統と魅力をもっと広く知ってもらうとともに、日ごろ本格焼酎を愛飲いただいている人たちに、本格焼酎の情報を発信することを目的に、この講演会を企画した。今回のブームがただのブームに終わることなく、安定した需要につながげていくための一助になればと期待している」とあいさつ。

 講師の西谷尚道氏は「技術者から見た本格焼酎の魅力」と題し、サツマイモのルーツ、世界で芋焼酎を製造している地域を説明した後、「焼酎は技術的に完成されつつあるが、ブームはやがて終えんする。そのために、未来の焼酎を模索しなければならない。これまで、焼酎の技術が発展する過程で捨ててきたもの、落としてきたものを、もう一度見つめなおしてみることも必要ではないか」と提言した。

 薩摩焼の第15代沈壽官氏は「本格焼酎と酒器」と題した講演で、自身の作風を確立していく上での苦闘や、薩摩に生まれ育ったことによる本格焼酎への愛着、そして直接火にかけても割れない黒ぢょかを復活していく過程を説明。また、コンサルタントの西川りゅうじん氏は「いも・黒糖焼酎がなぜ売れる。その魅力にせまる」をテーマに、今後の本格焼酎の課題について説明した。

(掲載日:2005年03月23日)


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