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【滋賀】キリンビールとキリンビバレッジは、現在ビール、発泡酒、ビールテイスト飲料を製造しているキリンビール滋賀工場にペットボトル入り清涼飲料の製造設備を新設した。同ラインは、2月1日から本格稼働、3月にリニューアル新発売する「生茶」をはじめとしたペットボトル製品の製造を開始した。両社は2月3日、ペットボトル清涼飲料製造開始に伴い、同工場にて記者会見を行い、製造ラインの見学会を開催した。
席上、キリンビールの根上章常務取締役兼常務執行役員生産本部長はあいさつの中で、「当社ではキリングループ中期経営計画の基本戦略の中で、『キリンブランドの価値向上』に向けた商品ブランドの強化と国内酒類・飲料事業のシナジーによる新しいビジネススキームの確立を図っている。お客様にとって本当に価値があるのは何なのかを考え、キリンのグループ資産を最大限に活用しようと取り組んでいる」とグループシナジーの拡大について説明を行った。続いてキリンビバレッジの関澤秀雄代表取締役専務取締役ロジスティクス本部長は、ペットボトル清涼飲料の市場概況について、「清涼飲料市場は、年平均1・6%の成長を示している。近年、ペットボトル市場の伸びが著しく、今後もその傾向は続くと見られる。昨年最大カテゴリーとなったお茶市場をけん引する緑茶飲料『生茶』のさらなる活性化を図り、容器成形から最終製品までを一貫した製造ラインで展開する」と語るとともに、ペットボトルの原料(樹脂)が今までの3分の2の量に削減でき、空容器を簡単につぶせる“ペコロジー”ボトルの導入について説明した。
さらに滋賀工場の概要について、藤本吉伸同工場長は「当工場は、最多品種を製造する多機能・多品種型工場として展開している。今回新設となる清涼飲料製造設備は、西日本エリア最大規模の生産拠点として、容器成型から充填・包装までを一貫して製造する最新鋭設備として展開する」と強調した。
【滋賀工場概要】▽所在地=滋賀県犬上郡多賀町敏満寺1600▽従業員数=206人▽敷地面積=約36万8278平方m▽製造数量=年間12・7万KL(2004年実績)▽製造品種=「ラガー」「一番搾り」「クラシックラガー」「淡麗生」「淡麗グリーンラベル」「淡麗アルファ」「まろやか酵母」「豊潤」「モルトスカッシュ」など17品種 【新設備概要】▽製造商品=「生茶」「午後の紅茶」「上海冷茶」「アミノサプリ」「小岩井ミルクとコーヒー」▽製造設備=280MLから2Lまでのペットボトル製造ライン▽製造能力=年間900万ケース