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★ドロシー&スージー コラボレーション企画H

11.現・代・の・夏・ば・て・は・「冷・え」が・原・因! 
昔の夏バテは、暑さ負けから睡眠不足や食欲不振、体力減退を招いたものだけど、現代は冷房が原因でバテているケースが多いのよ。ですから、ただ栄養のあるものを食べるのではなく、体を温める食品を摂って回復を図るのがポイント。夏に温かい食事で汗をかく、これが現代版夏バテ克服法なのだ。
●サバ味噌で夏バテ解消
現在は家で仕事をしているので、部屋の温度も自分で調整できるから適温が保てているけど、会社勤めをしているときは悲惨だったわよ。男性はスーツを着ているから冷房温度を下げたがるし、女性は薄着だから温度を上げたがる。上げたり下げたりのバトルの結果、いつも女性が負けてしまって夏でもひざ掛けにカーディガン、熱いお茶をすすって耐える。おかげで体の芯まで冷えてしまい、お風呂にゆっくり入っても冷えが取れず、夏なのにしっかり布団を掛けて寝るなど、完全に体調を崩した挙げ句、自律神経失調症になってしまった私。回復するのに、ずいぶんと時間がかかったわ。
これは、部屋の内外の温度差が激しすぎたため、体が対応できなくなって自律神経のバランスが崩れたのね。つまり、冷房病といわれるもの。冷えは女性の大敵。頭痛、めまい、肩コリ、腰痛、生理不順、便秘、胃腸障害、風邪と、良いことは何もないので早めに手当てをしましょうね。
それには、エネルギー代謝と神経の働きを正常に保ち、血行を良くするビタミンB群の食品を中心に、消化の良いものを選ぶこと。これに、体を温める作用のある食品をプラスすれば、夏バテ対策はバッチリ!
そこでおススメなのが、なんとサバの味噌煮。旬ではないけど、サバには血行を良くするEPAやビタミンB2が豊富なので、冷えには効果的なのだ。それに、血圧を下げるカリウムも含まれています。また、臭い消しのショウガには胃液の分泌を促して食欲を増進する効果や、強い発汗作用があるので新陳代謝を活発にしてくれるの。さらに、味噌には良質のタンパク質、脂質、ビタミンB2、鉄、リン、カルシウムといった栄養素が含まれているうえ、消化吸収率が95%という効率の良さ。
そんなわけで、サバ味噌ひとつで夏バテが克服できるスグレもの。でも、サバが苦手という人も多いので、そんなときは豚肉に変えたり、味噌汁だけでも飲むと良いわよ。ほかには大豆製品でも同じ効果が期待できるので、冷や奴ではなく湯豆腐にしてショウガやニンニクで食べるのもおススメです。
●汗をかいて自律神経を正常に
要は、汗をかくことが大切なの。現代は、夏でも汗をかく機会が少なくなっているので、意識的にかかないと汗腺が鈍くなってしまう。そうすると、たまに汗をかいても良くない汗が出るの。
汗には、良い汗と良くない汗があって、良い汗はミネラル分を血液中に戻して水分だけを出すけれど、良くない汗は体に必要なミネラル分までも出してしまうため、慢性的なミネラル不足を招いて体調を崩すというわけ。ですから、運動やサウナ、ゆっくり入浴で良い汗をかく習慣をつけて自律神経を正常に戻し、そのあとで水分補給をすることが大切。
これには、ミネラルウォーターがベストです。もっといえば、レモンなどを加えてクエン酸による疲労回復効果もプラスすれば一石二鳥!
食事で汗をかきたいなら、やっぱりカレーでしょ。スパイスをきかせた本格的なカレーは、発汗効果はもちろん、いろいろな健康効果があるのでお試しあれ。
その点、ドロシーと私は夜のお散歩を続けているので、暖かくなった現在はちょっと歩いただけでも汗が出るし、食後はすぐに体が温かくなって基礎代謝がアップしたみたいなんです。やはり、続けることが大事なのね。
●胃腸が弱っているときは 
もうバテバテで食欲が落ちているときに、カレーやスタミナ食は消化できなくて逆効果。疲れきっている体には、消化吸収の良い食事が必要です。こんなときは、山芋を食べること。山芋にもタンパク質やビタミンB群、C、ミネラルのほかに、ムチンという粘液質やジアスターゼという消化酵素、コリン、サポニンなどが含まれているので、栄養面だけではなく、消化の面でも胃腸を助けてくれるのよ。
ですから、麦とろって、消化の悪い麦飯をズルズルと飲み込むようにして食べるけど、とろろ芋が消化を助けてくれるから消化不良を防いでくれるという、理に適った食べ方なんです。これが、いつも言っている食べ合わせの妙なのだ。
ですから、食欲がなくてソバで軽く済ませたい場合でも、せめて「とろろソバ」や消化を助ける大根の「おろしソバ」を選ぶ工夫くらいはしましょうね。また、薬味をたっぷり入れるのも忘れずに。
暑さは感じているのに体は冷えていたり、胃腸が弱っているときは、夏でもお腹がヒンヤリするので、触って冷たく感じたら温かいものを食べて、腹巻をして寝ると回復が早まります。頭が熱をもつのは危険だけど、内臓は冷やすと良くないので注意してね。
なるべく冷たい飲み物よりも、温かい飲み物をフーフーしながら飲みましょう。このほうが、意外と早く汗も引っ込んで涼しくなるのだ。
<ドロシーの食いしん坊的一言>
私もスージーと同じで、あまり冷え冷えの冷房は嫌いなので、今回スージーが紹介している冷房の冷えから来る夏ばてではなく、しっかりと昔ながらの夏ばてをしちゃうんです。でも料理情熱家としては、夏に負けずに美味しいものを食べて体力つけないと・・・、という意識が強いので、あれこれ工夫して食欲を出しています。そんな訳で、ドロシーの食いしん坊的一言は、夏太りにご用心!?
ドロシーの「夏バテ予防料理」はこちらから
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