今さら聞けない基礎の基礎2
料理の基礎知識編2 野菜の切り方2

8.さいの目切り

<切り方>
「さいの目」と言うように、サイコロ状にする切り方です。1〜1.5センチの拍子木切りにしたものを1〜1.5センチ角になるように切っていきます。これを細かくするとアラレ切りまたは荒ミジンなど、大きさによって呼び方が変わります。
<用途>
人参、竹の子、ジャガイモなどに使います。サラダや和え物、煮物などは多いですね。


9.みじん切り

<切り方>
玉ねぎを例に紹介しますが、他の野菜の場合には、千切りにしたものを細かく切っていきます。玉ねぎは縦半分に切り、切り口を下にまな板において、@5ミリ間隔位に切込みを入れ A包丁を横にして同じ間隔で切込みを入れ B玉ねぎの上を押さえて端から5ミリ位の間隔で切っていきます。さらに細かくしたい場合には、包丁の背の刃先の部分を手で押さえて、握りを上下しながらトントンしていきます。長ネギをみじん切りにする場合には、繊維に沿って縦に何本かの切込みを入れ、根元の方から薄く切っていきます。

<用途>
玉ねぎの場合はカレーベースやチキンライスなど、人参などは彩り用に使う場合、長ネギ、しょうが、ニンニクなどは中華やイタリアンに使用します。


10.せん切り

<切り方>
根や人参の場合は横に4〜5センチの長さに切り、薄切りにしたものを重ねて細長く切っていきます。しょうがを細めのせん切りにして水にさらすと針しょうが、長ネギの白い部分を4〜5センチに切って縦に割り、外側の白い部分だけを細長く切って水にさらしたものは白髪ネギと呼びます。同じ切り方なのに、「せん」「針」「白髪」と名前が変わるのは面白いですね。どれも細長いものなのは共通ですが・・・。
<用途>
この切り方は、ほとんどの料理に使いますが、針しょうがや白髪ネギは、主に上に飾りで使う場合が多いですね。


11.小口切り

<切り方>
小口切りというのは、小さな口の面、つまり長ネギなどだと繊維と直角に、できるだけ薄く切っていく切り方です。日本そばなどに薬味としてついてくるネギをイメージしてください。同じく小口から薄く切っていく場合でも、きゅうりなどは単純に薄切り、人参などは輪切りと呼びますね。どうしてでしょう?
<用途>
長ネギでは、ほとんど麺類の上に乗せて使いますね。


12.笹がき

<切り方>
たまに人参などにも使いますが、ゴボウ以外にはほとんど使わない切り方です。皮をこそげ落としたゴボウを左手に持ち、右手の包丁で鉛筆を削るように、ゴボウを回しながら水の中に薄く削ぎ落としていきます。私はゴボウをまな板に寝かせ、左手で回しながら右手で削っていく方法で切りますが、この方が薄く均一に切れるようです。ゴボウが太い場合には、縦に2〜3本、5〜7ミリくらいの切れ目を入れてから削ると均一に仕上がります。また、ゴボウの芯にスが入ってしまったような場合、外側を笹がきにして使い、芯の部分は捨ててしまうと美味しくいただけます。

<用途>
キンピラや柳川鍋など。

                       

13.たづな切り

<切り方>
柔らかくないと出来ないので、こんにゃくにしか使わない切り方ですね。馬の手綱がねじれた形に似ているので、こう呼びます。@コンニャクを細い方から7ミリ〜1センチ位の短冊に切る A中央の6〜7割くらいの部分に縦に切れ目を入れる B一方の端を中央の切れ目にくぐらせてくるりと回します。切れ目が長すぎると切れてしまったり、きれいにねじれなかったりするので、Bの工程で少し窮屈なくらいの方が良いようです。

<用途>
ほとんど煮しめなど。


14.面取り

<切り方>
大根や人参などを厚めに切った時、尖った角が煮崩れないように、材料を回しながら角の部分を削り落とします。普通は、よほど煮過ぎない限り角は崩れないので、私はおせち料理など見た目を気にするときにしか使いません。
<用途>
風呂吹き大根や人参のグラッセなど。


15.隠し包丁

<切り方>
厚めの輪切りにした材料の片面に、十文字に浅く包丁を入れ、煮えやすくするきり方です。盛り付ける時には、切れ目を下側にします。

<用途>
風呂吹き大根、シチューの小玉ねぎなど。