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年明け一番に日本人が食べるおせち料理には、見た目や語呂合わせで、無病息災と子孫繁栄を願う人々の願いが込められています。最近では、中華風や洋風など伝統的なおせち料理から離れたものも見かけますが、伝統的なおせち料理に込められた『うんちく』を知っておくと、来年のお正月には、少し知ったかぶりでご披露できるかも…、と言うわけで、少しご紹介しましょう。
伝統的な「おせち料理」は、冷蔵庫の無い時代の物なので味付けは濃い目、使っている食材も旬のものが中心になります。今と違って週末の休みも無くいつも働き詰めの上、普段はどちらかと言うと粗食だったので、良く言う「盆と正月」くらいは、ご馳走を…、と言うわけで、主婦を休ませるための意味もあります。
ちなみに、「おせち料理」の『おせち』は、端午の節句(子供の日)や二十四節季という言葉にもあるように、伝統的な季節の節目(ふしめ)を意味しており、節季に作る料理なんですね。お料理に「節」の名前が残っているのは、今ではお正月だけですが、端午の節句には粽(ちまき)、弥生の節句(ひなまつり)には、チラシ寿司とハマグリなど、昔からある行事には、それぞれ行事食があります。
| ●黒豆(くろまめ) |
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まめ(健康)に暮らせるようにとの願いから。黒い色は邪気を払うとの意味もあるらしいです。
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| ●数の子(かずのこ) |
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たくさんの卵がまとまっているところから、子孫繁栄の意味があります。。
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| ●田作り(たづくり)・ごまめ |
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江戸時代の高級肥料として材料の片口いわしが使われたことから、豊年・豊作を祈願。ごまめと呼ぶ場合には、まめ(健康)に暮せるように、との意味もあります。
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| ●昆布(こんぶ) |
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昆布(こんぶ)の語呂合わせで、よろこぶの意味。
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| ●かちぐり |
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これはストレートに勝つの意味で、戦国時代に武将が出陣する時にも勝ち栗で戦勝を祈願しました。
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| ●鯛(たい) |
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めでたいに通じる語呂合わせ。江戸時代にはじまった七福神信仰とも結びつき(恵比須様が抱えている)、鯛はおめでたい魚としてあまりにも有名。
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| ●海老(えび) |
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ヒゲが伸び、腰がまがっている所を老人に見立て、長寿への願い。
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| ●くわい |
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丸いところからヒョンと芽が伸びているところから「芽が出る」との願い。
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| ●橙(だいだい) |
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代々に通じる語呂合わせ。子孫が代々繁栄するように。
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| ●錦たまご(にしきたまご) |
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卵の白味と黄味をわけて、ニ色でつくった料理の二色(ニシキ)とおめでたく豪華な錦との語呂合わせ。
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| ●里芋(さといも) |
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里芋は子芋がいっぱいつきます。子宝にめぐまれるように、との願いが込められています。
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| ●八つ頭(やつがしら) |
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サトイモと似た芋ですが、こちらは頭になるようにと言うことで、「人の上に立つ」の意味があります。
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| ●紅白なます(こうはくなます) |
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お祝の水引きをかたどったもの。
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| ●紅白かまぼこ(こうはくかまぼこ) |
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紅白のおめでたい彩りから、きています。
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| ●栗金団(くりきんとん) |
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「金団」とは黄金の団子という意味です。名前の語呂合わせではなく、見た目の“黄金”の色合い、豪華に見える様子から、金銀財宝に見立てています。
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| ●伊達巻き(だてまき) |
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「伊達」とは華やかさ、派手さを形容します。華やかでしゃれた卵巻き料理ということで、語呂合わせや子孫繁栄の祈りというより、色や形からおせち料理に登場するようになったようです。
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| ●ごぼう |
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細く長く地中にしっかり根を張るごぼうは、一家の土台がしっかりするようにとの意味があります。宮中でお正月に配られる花びら餅の芯にも、ごぼうが用いられ、大切に扱われているのです。
たたきごぼうは、軟らかく煮たごぼうを叩き、身を開いて、開運の縁起をかついだものです。
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| ●お多福豆(おたふくまめ) |
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福が来るように、マメ(健康)に暮せるようにと2つの意味を持つ、お正月のためにあるような名前のお豆です。
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