岩兵衛くまちき土佐旅行レポート第2章

こんにちは。管理人の岩兵衛です。
2003年5月17、18、19日に2回目の土佐旅行に行って来ました。長宗我部元親の命日が5月19日という事もあり墓参りも目的の一つですが、今回は史跡巡りは少なく観光がメインです。

同行者、くまちきです。前回のレポート同様ヨロシクお願いします。
10ヶ月ぶりの土佐旅行!楽しむぞ〜!

 

「高知空港から龍河洞へ」
前から行きたいと思っていたのが日本三大鍾乳洞の一つで天然記念物に指定されている「龍河洞」です。
空港からはバスや電車を使っても行けますが、タクシーが簡単で早いと思います。(20分くらい)
ちなみに高知はバス料金が高く、場所によっては本数も少ないので行動範囲が広い場合はレンタカーを借りるのも良いかもしれません。



ライトを消すと暗黒の世界。
中は涼しくて快適。コウモリも見れます。
「龍河洞」
高知市の東隣、南国市の土佐山田、野市町の辺りから山道を登った所に位置しています。
普通の観光見学コースの他に「冒険コース」があり、我々は当然冒険の方が目的でした。鍾乳洞の詳しい案内はHPがあるので御覧下さい。龍河洞ホームページ

冒険コースに挑戦するには前日までに予約。つなぎ、軍手、ライト付きのヘルメットを装備して、ガイドさんの案内で進んで行きます。

いざ出陣!いきなり這って進んだり、岩場を登ったりしたので驚いたけど、意外と動けたので良かった・・。運動不足だったから心配していたんだ。写真は一番細いであろう幅を通った所。

僕は・・つっかえて動けなくなったぜ!後ろに下がるのにも苦労して困った・・。身体が固いのさ!けっして太ってるわけじゃないぞ。
それにしても「つなぎ」が気に入った!家で着るのを買おうかな・・。

良い写真も撮れたし凄く面白かったね〜。見る物すべてが感動で子供心が湧き上がりっぱなし。冒険コースは体験して損は無し!お奨めです!この後、高知の観光情報の本にも載っている「そば処 山繁屋本店」で食事をしました。


この周辺、土佐山田は昔は刃物の鍛冶屋が多かった地域で「土佐刃物会館」もあり、買い物をしていく予定でした。ところが龍河洞の土産物屋にも多くの刃物が置いてあり、散策していると偶然ある店を発見したのでした。

店内の一角。ガラスケースだけでも写真に入りきりません。
見た事がない刃物がズラリと並ぶ。
甲冑が飾ってあり、模造刀も売っています。

「土佐壷屋」
昔から龍河洞で鍛冶屋をしていた家柄の刃物屋です。ここでは店主から色々な話を聞かせて頂きました。ちなみに龍河洞は店主の祖父の代に大学教授達によって開かれ観光地となったそうで、この「壷屋」は、その前から鍛冶屋として刃物を売っていた店なのです。
あまり表立って言えませんが、「土佐刃物」として観光情報の本に掲載され土産屋に置いてある品物の多くは、機械を使って土佐刃物の技術を再現した海外製の量産物だそうです。(それでも良く切れます)
その点、土佐壷屋の刃物は鍛冶職人が打った本物なのです!

ここでは母の日にプレゼントするために包丁を買いました。調理学校用にも使われてるらしく、鉄製で重量があり、素人の眼から見ても良い物と解ります。名前も彫ってくれて、その文字がまた格好良いのです!

同じく母に包丁、父に植木に使うハサミ、自分にはペーパーナイフの代わりに小型の刃物を買いました。実はその一品は徳島の蓮根(レンコン)栽培で使うという特注品!そんな本物の刃物を持てる満足感で一杯になりました。しかし財布の中身は減りました。


「バス途中下車の話」
良い店を見つけたのは「長宗我部元親のお導きだ!」と、ご機嫌で龍河洞を後にしました。龍河洞からバスで山を下り、開通したばかりの、ごめん・なはり線「のいち駅」に向かいます。「のいち駅」というバス停があるものだと思っていたら、バスは駅を通過・・。すると運転手さんが我々の動揺に気付き、車を止めてくれました。都会じゃ考えられない出来事です。土地柄の暖かさに触れて感動したのでした。

「国道32号を、夕食のために歩く」
「のいち駅」から「後免町」まで二駅、電車で移動。そこから路面電車に乗り「ながさき」という停車場で下ります。住宅に挟まれた細い道路に線路がある変わった風景である。そこから国道32号を15分ほど歩きました。目的は夕食で、「ゆず庵」という店に向かったのです。

広い道路なのに通る車は少なく、まわりは田園。山が水墨画のように重なって見えます。夕日も綺麗で気分良く歩いていると目の前に「岡豊城」の文字が!嬉しくて写真を撮ってしまいました。岡豊城というのは長宗我部元親の居城です。


「ゆず庵」
 本で紹介されていた「超特大エビフライ&オムライス2300円」写真を見て食べに行くと決めた店です。
店の建物はファミリーレストラン風なのですが、ちょっと個性的な雰囲気。駐車場には店長が集めたと思われる軍用ジープや「となりのトトロ」に出てくる猫バスのような車が並んでいます。
 店に入ると俳優の相川翔に似た店長が「ドラ」を鳴らし出迎え、店内は色んな小物が並び、土産売り場に置かれたテレビには店と店長が紹介されたバラエティ番組が流れ・・ここまで来て「変わった店なのだ」と確信しました。テーブルには高知新聞が置かれていて、それを開くとメニューが張られています。
そして・・注文して運ばれてきたエビフライの大きさに圧倒されるのでした。

美味い!もう感動のあまり、しばらく二人して無言で食べていました。鯨肉が入ったソースがかかったオムライスも、30pはあるエビフライも絶品!頭の殻を取って中の方も食べれるのですが、カニ味噌のようで美味です!
(今、この文章を書きながら思いだして、また食べたくなってきました。)

ここで夕食と決めたのは僕なのだ!本当に満足!来て良かったよ〜。
レジで清算する時、ふと目に止まったのが「店長の顔が印刷された紙幣の形の封筒」。思わず買ってしまった。
そして店を出る時に店長と一緒に記念写真を撮らせてもらいました。

私、岩兵衛は思いました。関東に住んでいるとグルメ番組や雑誌などで紹介されるのは都内の有名店が多い・・。しかし!本当に美味い店というのは地方に沢山あるという事です。
都内では店の数も人口も多いので有名になるには理由もあるのでしょうが、自分で遠くまで足を運び良い店に出会えた感動というのは都内の店では味わえません!


「高知市内へ」
高知市内に向かう路面電車に乗るために再び「ながさき」に戻ります。線路の真横にいるため映画「スタンド・バイ・ミー」の曲を思い出します。しかし歩いているのは買い物袋を下げたオバさん。すっかり空は暗くなりました。
路面電車で「はりまや橋〜高知駅」方面に向かい、見慣れた風景に「私は帰ってきた〜!」と喜びを感じます。

オリエントホテル高知和風別館吉萬」
前回泊まった「三翠園」とセットのツアーが売りきれてたので、せめてビジネスホテルではない所と思い、ここに決めました。

温泉ではなく大浴場なので少し残念だけど露天風呂もあるので良しとしましょう。
贅沢は言いません。こうして高知に来れて、ユックリ休めるだけで幸せさ!


部屋に戻って風呂上りの飲み物とアイス。これが至福の時間・・。
テレビではベースの弾き語りの芸人「はなわ」が唄っていて見入ってしまいましたが、この時は「佐賀県」のCDが発売されヒットするとは思いもよりませんでした。

そして、この日は明日にそなえて寝る事にしたのでした。

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