七鳩酢草の旗 (かたばみの旗 長宗我部元親) ダイジェスト2

【27】 【22】
神社での再会。転んだ元親に近寄り声をかける春だったが、
「姉上、しばらく見ないうちに老けたか?」の第一声に反撃。
元親が描いた「春姉様」を見て吹き出した茂辰。
春を元親と会わせ長宗我部と同盟の話を進めようと考える。
春が人質に捕られるのを恐れ、国境いに元親を呼んで会うように指示。
供には元親への連絡役の虎之助とアヤメだけを連れて行き事に。

史実では元親の姉の年齢は不明だが、この2年後に息子の「親茂」が16歳で参戦しているので、若ければ30歳と推定しました。
この絵だと、かなり若く見えるかもしれませんが・・長宗我部家は美男・美女が多い血筋と言う事にしておきましょう。国親は!?・・若い時は格好良かったのです。(親貞は国親似のイメージがあります。)

 

【33】 【30】
「俺の足の速さはスゴイぞ。さらばだ姉上!」
予想していた出来事に余裕で逃げようとする元親だったが、
春に刀が向けられ衝撃をうける。
元親は春達3人を長宗我部家に来るように誘い反対されるが、
あきらめず虎之助とアヤメに誘惑を続ける。
楽しげな会話の中、本山家の武士が元親を人質に捕るために現れる。

この辺りから、序盤の明るい雰囲気から一転。
元親が戦いに向かう動機や決意を表現するため重要なシーンが続くことになります。

 

【37】 【35】
元親は逃げずに戦う事を選ぶ。
初めて人を斬った元親の表情は青ざめ、無言で刀を構えている。
春を救おうとして斬られるアヤメ。
それと同時に虎之助は本山の武士へ刀を抜く。
「元親殿は逃げろ!こいつらは俺がやる・・!」

「春」と「アヤメ」が争いの巻き添えになる事で、元親は初めて刀を抜きます。本当は弱い女の子が殺される所は描きたくないのですが・・元親と虎之助の「怒り」「悲しみ」を表現するには、しかたないです。

史実があるため「元親の姉」を死なす事は出来ないので「アヤメ」という人物を作ったのですが、虎之助の妹にした事で、物語に深みが出たと思っています。

 

【42】 【39】
「妹と二人きりにさせてくれ・・」アヤメの死に絶望する虎之助。
元親は何もする事ができず、自分の無力さと戦国の現実を知り
戦いを決意するのだった。
春は元親に虎之助とアヤメを連れて行くように指示して
自分は本山家に戻る事で、この場の争いを治める。
そして元親に、こんな世の中を変えるよう涙を流しながら告げる。

史実上、春は本山家に居なくてはなりません。どうやって元親と別れさせるか悩んだシーンです。元親と虎之助が敵とチャンバラしても良い展開にはならないと判断。(絶対に春が仲裁に入るだろうし、元親が戦う見せ場は、まだ先。)春に仕切ってもらう事で「別れ」という演出ができました。

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