きっかけ    第一歩           






きっかけ

 

皆さんも、アウトドアライフに至る迄は様々なきっかけが、おありだと思いま すが、私は義母に伊勢エビを貰った事から始まりました。
 それは数年前の秋の日曜日、前日の夜更かしがたたり午前11時頃に起床し た私に家内が、「昨日実家から生きの良い伊勢エビ貰ったよ。どう料理して食べ る?」との事。私は透かさず「刺身と味噌汁」を造る様リクエストし、後は家内 の提案でBBQ風にして食べる事にし、偶々我が家に古ぼけた七輪が有った事も あってどうせ食べるなら本格的に炭火にする事に決定しました。
家内に無理を言って先に刺身を造って貰い私は、其れを肴に一杯やり始め伊勢 エビの鬼殻焼きの出来るのを楽しみにテレビを観ていました。が、待てど暮らせ ど一向に焼けた様子が無いので庭に出てみると家内と子供が何やらゴソゴソやっ ている様子。近づいて七輪を覗いて見ると中には、大量の新聞紙の燃え滓と炭。 子供が不安気な顔で私を見た時、私はハッとしました。
「昼間から酒を飲んでいる父、火も付けられない母等と思われたくない。」と 思い家内と子供に小枝を集めるよう指示しいよいよ私の出番となりました。
 私は、独身時代にはよく仲間数人で海辺や河原でBBQをしていましたが、 何せ10数年も前の事。それ以来やっていなかったので内心は、少し不安でした が、其こは昔取った杵柄。
瞬く間に火が着き炭がおきた時、家内も子供も「お父さん、すごい!」を連発 其れ以来、私の心の中にもアウトドアへの復活の火が着いてしまいました。




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第一歩


 

此からアウトドアを始めようと思われている方は、先ず、仲間や友人,親子3 世代と云う様な気の合った方々とデイ・キャンプから始める事をお奨め致します 。行き成りのキャンプ泊も良いですが、その場合は、キャンプに精通した方と同 伴して頂いた方が、何かと安心できます。管理されたキャンプ場といえども自然 の中にあるフィールドです。昼間はさほど問題では無いのですが、夕方から夜間 にかけて出没する様々な昆虫,この中には、毒を持った物も居ます又、山の天気 は変わりやすい物で、突然の雨や雷も有ります。何処迄が限界なのか知らないと 後で取り返しの付かない事になる場合も有ります。
 次に、体や感覚が慣れて来たらいよいよ1泊2日程度の日程でキャンプをな さると良いでしょう。しかしこの場合も必要最低限の物以外は、直ぐにグッズを 購入するのでは無く、キャンプ場に依ってはレンタルも有りますのでレンタルで 間に合う場合には其方を利用した方が面倒が省けることがあります。例えば、「 テントやタープは必ず必要だ」と思われがちですが、こちらもレンタルの他、常 設テントやバンガローを設置している所も有りますので、其方を利用するのも良 い方法だと思います。初心者の方の中には数十万円も出してキャンプ道具一式を 買揃え其の一回しか使用しない。何て事も有り得ます。
 そして、御家族の方々が次のキャンプの話しをし始めたら、その時初めて各 々の使い勝手を考慮したグッズやアイテムを購入しても遅くはありません。
 先ずは楽しむ事から始めましょう。





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