「あ〜、腹へったぁ。 何か食いに行かねぇ?」
「そやなぁ。 ワイも腹減ったワ」
「腹が減っては戦はできんと♪」
「(     今、戦は終わったばかりですが … ?)」
大作のことわざ発言に、ちょっぴり疑問を抱く小介だった(笑)
「でも、少し我慢すれば、食事の時間よ。 夕食食べられなくなったらどうする気?」
栄養補給は大切だが、食べ過ぎもいけない。 年頃で、色々気になる事もあるちずるは注意した。
「育ち盛りの … それも男にそれは愚問だな」
「女の子の 『甘いモノは別腹』 とはちょい違うけど、チョット飯前に何か食うたくらいで、晩飯入らんっちゅう事あらへんワ」
「十三しゃんの言う通りたい♪」
「仕方ないわねぇ … 。 あたしは飲み物だけで良いわ」
「僕も、同じく」
全員で食堂に移動した
「木兵衛さ〜ん。 何か食わして♪」
「おお、バトルチームの皆さん、お疲れさんです。 夕飯前でやすよ? それとも、もう夕飯で良いんでやすか?」
木兵衛は、夕飯の仕込みは一通り済んでいるようで、厨房奥からすぐに出てきて顔を見せた。
「いいえ、夕飯とは別に軽く … あ、あたしと小介君は飲み物だけでいいです」
「へい、かしこまりやした」









前のページへ トップへ






ホームへ インデックスへ
30周年バナー