30年を振り返って






 1,976年 4月17日
 今思えば、運命の日だったんですね。
 私達が未だにファンであり続ける作品の放映開始日。
 何と、今年で30年も経ってしまったんです。
 私は、再放送の時にテレビが見たくて部活辞めました(^▽^; 当時、我が家にはビデオが無かったからです。
 それ程に愛して止まない作品。
 「何処が好きなの?」 と聞かれたら、色々困るんですけどね。
 強いて言うなら、どこもかしこも!
 シンプル イズ ベスト。
 結構、私シンプル好き。
 コン・バトラーは、正にシンプル。 ゴテゴテしすぎないんですね。
 いや、ゴテゴテが嫌いって訳じゃないけど。
 スッキリとまとめられたフォルムが綺麗じゃないですか。
 旧・鉄人2∞号みたいにズングリムックリ (ファンの人、ゴメンなさいっっ) という訳でもない。 程良くバランスが良いと思うのですよ。
 ファンの欲目と言ってしまえば、それまでですけど、私はそう思って止みません。

 更には、5体のマシンの合体。
 マジンガーZのようにコックピットが分離するような物ではなく、ゲッターロボのように粘土か形状記憶合金かというようなものではなく、リアルな合体変形!
 玩具の超合金で当時の技術でも何とか再現可能(結構無理あったけど(^▽^;)
 現在なら 【超合金魂】 シリーズで、ほぼ完璧に再現できる程。
 細かいツッコミは無視ですが…(^▽^;

 そーいえば、合体後はバトルジェットの操縦桿が変形するんですよね。
 コレもまた、格好いい(≧▽≦)
 キャラの魅力も多々あります。
 『 “南原ちずる” が初恋の人』 という方、居ませんか? 当時、多かったと聞きます。
 美形キャラのハシリでもある “ガルーダ” ファンという方も多いでしょう。
 昔のアニメは、勧善懲悪。
 勿論、コンVも勧善懲悪。 地球側が “正義” 。 キャンベル星側が “悪” ですね。
 しかし、あまり敵側のドラマって見なかったように思いませんか?
 母・オレアナに褒められたいガルーダ。 ガルーダに思いを寄せるミーア。 最後の最後に知る衝撃の事実。
 今では常識になってしまった敵側の裏側。 敵側の “思惑” “プライド” “事情” …。
 そんな物が織り込まれたコン・バトラー。 その流は、後に “長浜三部作” と言われた後番組 【ボルテスV】 と 【ダイモス】 へと受け継がれ、更に現在のアニメにも生かされています。

 他にも、回りを固めるキャラ達。
 ちょっぴり盛り込まれた恋の話。
 以前使われたネタ(豹馬の腕負傷・人工細胞・サイボーグ義手関連)を後で取り入れ、上手く生かすなどもありましたね。
 長い時を越えて、最近では 【スーパーロボット大戦】 のシリーズでも参戦。
 その関連で、新たなグッズも発売されました。
 LD−BOXやビデオ、今年の夏にはDVD−BOX発売決定!
 【スパロボ】 からファンになってくれた人達や、忘れかけていたけど、あの頃の情熱を思い出したという人まで多数。

 新しいアニメが毎年放映されますが、放映終了しても私達のようなファンが、好きになったアニメで得た “感動” を後世に残すための歴史を紡いでいくのでしょうね。



トップへ





ホームへ
30周年バナー