CYBER-PIT HILO CAR-AUDIO EQUIPMENT TIPS PAGE
INSTALLING AFTER-MARKET AUDIO-EQUIPMENTS
(CASE: MITSUBISHI GRANDIS MMCS )

MMCSとは:

三菱車純正のナビ、オーディオ、エアコンの状態表示、リアルタイム燃費情報などを表示するシステムで、純正ゆえに走行中に一部ナビの操作ができないとかの制約はあるものの、愛車のグランディスの場合、純正のままでも音的には十分なレベルにあるというメーカーの自信からか? そう簡単には社外品のオーディオを搭載できないようになっています。

 一般に後付けでのオーディオの搭載は不可能とか言われ、スキルのない量販店では社外品の取り付けを断られるという逸話もある、MMCS(Mitsbishi Multi Mobile Comminucation System: 三菱純正ナビ+オーディオ)搭載車ですが。 多少の自作パーツとアイディアがあれば、本来のナビシステムを残したままで社外品のオーディオを取り付ける事ができます。 以下は、HILOの愛車でのオーディオ取付の記録でもあります


ステップ1:改造に必要なパーツや工具類を集める


ステップ2:MMCS対応のオーディオ結線用ハーネスの作成

何も考えずにMMCSのヘッドユニットを外してしまうと、画面上に「通信ができません、三菱ディーラーに直行してください」とか言うメッセージが出てしまいます、そのため止むなく純正ヘッドユニットを生かした状態でインストールする事になります、そこで、オーディオ用の電源やスピーカーの接続を簡単に行うためにHILO考案のジャンパー線を作成する事にします、但し使用するコネクターが特殊で入手困難なため、市販の三菱車用電源取りだし用ジャンパー(上記ステップ1で購入したB-33)を改造する事で目的を達成します。 下は製作した結線用ジャンパーの写真(左)とその結線図(右)

このハーネスを車体と純正MMCSヘッドユニットの間に挟むことで、MMCSのナビ機能を生かしたままで社外品のオーディオに純正搭載のスピーカーを接続できるようになります。


ステップ3:MMCSヘッドユニットの移設

さて困ったのが、オーディオを取り付ける場所です、下の写真のような位置に付ける事も不可能ではありませんが、内張りを少々カットしなくてはならないため、さすがに納車1週間で切る勇気が無い小心者の私は素直に?センターコンソールの取り付ける事にしました。 ちなみに木目のセンターコンソールパネルはネジなしで刺さっているだけなので、割らないように注意しながら思いきり引っ張ると外れます。

MMCS搭載車の場合、そのままでは空きDINスペースが無いので、一番下の小物入れを取外しオーディオをインストールする場所を確保します、しかし、この位置はシフトレバーと干渉するため、ディスクの挿入時等の使い勝手が良くありません、そこで操作する頻度が低いエアコン制御パネルを一番下に移設し、真ん中にMMCSヘッドユニット、オーディオを一番上に設置するのが一般的にはいいと思います。 この作業を行う際は温度センサーのホースとケーブルは一旦抜いた方が作業しやすいでしょう。 
私の場合カセットはまず使わないのと、そのうち一番上のDINスペースにインダッシュのTVをインストールする予定なので、あえてMMCSヘッドを一番下に、オーディオを中央に、エアコン操作パネルを一番上に入れ換えました。(その時にはエアコン操作パネルはどこかに移設する予定で・・・)

社外品のヘッドユニットのDINスペースへの取付にはステップ1のステー金具を加工して使います。 カーナビのガイド音声は純正MMCSヘッドユニットの右前スピーカー用アンプ出力から出ますので、純正MMCSヘッドユニットの右前用アンプ出力端子を増設したガイド音声用SP(私はこのSPを運転席足元のダッシュ内部の空間に釣り下げる形で増設しました)に接続します。 このとき純正のラジオはオフるか交通情報にでもセットしておきます、ナビ音声の音量はボリュームでは制御できないのでナビの設定画面で設定します。


ステップ4


[この資料の利用上の注意事項]  本資料は愛車へのオーディオ取付に際して、私個人が独自に回路及び動作等を解析して得たものであり、一切が、メーカー等で保証するものではありません。   従って本資料に基づいて接続したり改造した際に、機器に故障等が発生したり、万一事故が生じたとしても、当方は一切関知しないものであります。 従って、改造やインストールは、あくまでも各自、個人の責任おいて行ってください。

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