このページでは自作ホームオーディオ用スピーカーの設計図や写真や測定データを公開しています
上記用Linkwitz-Liely型2次(12dB/oct)ネットワーク(Crosssover Dividing
Network)を作っているところ
Solen社製のポリプロピレンフィルムコンデンサーとリッツ線のコイル、LINXの抵抗を使用。
完成したネットワークと小物パーツ
プロトタイプシステムの周波数特性(Frequency Reponce at 0.5m NearField)
赤線が総合特性、青線がウーハーのみ、緑線がツイターのみでの特性。なんとかプラスマイナス2dB以内の偏差に収まっているようだが、測定に使用し
たマイクが怪しい代物なので本当かどうかは不明(笑)
4kHz弱でウーハーのレスポンス特性が鋭くカットオフしているのが解る、これはユニット
自体のメカニカルな設計によるもののようだ。Dynaudioの特徴だとも言える
プロトタイプシステムのウオーターフォール特性(Waterfall Reponce at 0.5m NearField)
途中で気が変わって、ホワイトアッシュ風の仕上げとどちらにしようかどうか?と、悩んでいるところ
(この段階では、まだ突き板はテープで止めてあるだけで貼っていない)
結局、2本ともホワイトアッシュ風の仕上げにしたところ
(実は、この下地はウレタンニス仕上げなのである・・・)
最終的な仕上げを終えて、外観だけは完成したところの写真/LI>
後はダクトの微調整を残すのみ? (いつの日か?チューニング&測定編へと続く・・・)
と思っていたが、取り敢えずで組み立てて、ネットワークを微調整しようと想いながらも、気がつくと1年も過ぎたため、慌てて定数の見直しを行い、部屋
の通常のリスニングポジションにセットしたままですが、一応測定してみました
部屋の定在波や、反射の影響もあるし、だいいち校正していないマイクなので、あまり正確ではありませんが、見かけ上f特もほ
ぼ±1.5dB以内に収まっているようだし、何よりも意外な位に低域のチューニングが上手くいってるようです、これも正確なT-Sパラ
メータと計算のなせるワザという事を実感したのでした。 それと、全くの新品のころと比べると、なぜかDynaudio
D260の音圧が全体的に少し上昇していることが解りました。(多分、バッフル効果とエージングが原因だと思います)
上記のスピーカシステムの最終Schematic(設計図) (1590x2115,96k
Byte)
【追記:Oct. 22nd, 2016】
10年ぶりに物置から出してきたついでにAnalog DIscovery2とS11測定アダプタで測って見ました。10mA定電流源でのインピーダンスと位 相特性です。
[この資料の利用上の注意事項] 本資料は、HILO個人が独自に設計及び製作したものですが、一切の動作特性 保証するものではありません。
従って本資料に基づいて製作した際に、期待どうりの特性や音が得られなくと も、当方は一切関知しないものであります。
実際に製作を行う際は、あくまでも各自、個人の責任おいて行ってください。
PS.
もし実際に作ってみた方で作品を撮影した画像をお持ちの方、メールに添付して感想等をHILOに送ってやってくださ〜い 親切な方の、メールはこ
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