先日、カロッツエリア製DVD媒体の楽ナビからメモリーの楽ナビLiteに乗せ変えた、基本性能やリルートの速度には十分満足できるが、本来「お気楽 な」インストールを優先した製品仕様のためイジり慣れた身には多少の不自由感がつきまとう。 そこで今回は手始めに走行中の操作制限ロックを解除する改造 を 施すことにした。 理由として、都内では頻繁に遭遇するノロノロ渋滞中でのリルート操作や行き先変更等の操作ができないため刻々と変化する道路状況に対応 した操作ができず非常に不便だったためである。 この改造を施すことで走行中にTVの映像が表示可能になってしまう副作用がありますが、運転の集中力を欠 いて危険なのでどうかそのようなリスクを伴う行為はしないように慎しんでいただきたい。
ネットを徘徊していると、 このような目的を達する市販グッズとしてコネクター部に絶縁テープを貼る類いのものが売っているようだ、装着方法の説明 を読むとどうやらクレードルの向かって一番左側の端子(下の画像では一番右)を覆って接触しないようにするものらしい。 早速そこで手持ちのカプトンテー プを小さく切って試してみると、確かに望んているような状態になる事が判った。
これだけの事なら、何も分解して改造する必要もないのだが、バックカメラ切換えをリバース連動にする改造を検討する際に、クレードルを開ける機会が あったので、この際とばかりに基板側で改造してしまったというのが実情である。
ちなみにリバース連動切換え改造も既に成功している。
回路解説という程のことはありませんが、クレードルのコネクターでpin1は、装着時には本来 GNDに落ちるものなのですが、この端子を開放にすることで所望の状態にできます。
簡単にいうと、上の画像の赤矢印の抵抗を外してしまうだけです。 無理をせずハンダコテを2本使って抵抗の両側を同時に暖めましょう、こうすれば簡単にキレイに外せます。
オマケ情報です、解析ついでに、車速パルス検出用ケーブルの接続も調べたので書いておきます。
この「ミニミニプラグ」は2.5mmシャフトで4極タイプのものです、通常の3.5mm(ミニ プラグ)ではないので間違えないように。 ちなみに私は秋葉原のラジオデパートで売ってるのを見つけました。 これで、もしメイン電源に手持ちのDC5Vアダ プタが流用できるの持ってれば高価な接続キットを購入しないで自作できますね。 ちなみにクレードルのメイン電源はDC5Vでスリーブ径が5.5mm、シャフ ト径が2.1mmでシャフト側がプラスの-(+)-形式です、12V仕様ではないので間違えないよう要注意!
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でも各自、個人の責任において行ってください、腕に自信の無い方は絶対にトライしないで下さい。
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更新日 2015.Jan.3rd