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〜アスベスト被害者救済の負担者について考える〜
日本たばこ産業:JTへの回答
アスベスト被害者救済基金の負担に関する貴社の見解について(質問)(2006.1.19)
日本たばこ産業(JT)へのお送りした質問
日本たばこ産業(JT)からの回答(2006.2.9)
(前文略)
以下の通り、ご回答申し上げます。
アスベストによる健康影響としては中皮腫との関連性が指摘
されておりますが、喫煙は中皮腫とは無関係であることが
疫学研究から結論付けられているものと認識しています。
肺がんにつきましては、遺伝的素因、加齢、食生活、
大気汚染等の環境要因などの多くのリスクファクターが存在し、
それらが複雑に絡みあい発症するものですが、喫煙もリスク
ファクターであると認識しております。
また、個々の人が有する慢性疾患のリスクファクターを考えると、
複数の要因を同時に持っている場合が少なくありません。
このような多数のリスクファクターが、それぞれどのように影響を
及ぼしあうかについては、解明が極めて困難であると認識して
います。
米国において、断熱材取り扱い労働者を対象とした疫学研究
からアスベスト曝露と喫煙により、肺がんのリスクが相乗的に上
昇するとの報告がある(Hammondら1979年)ことは承知していま
すが、米国人と日本人では、遺伝的素因や食生活等は異なっ
ており、また、実際に曝露したアスベストの種類や曝露量をどの
ように評価するか等の問題もあることから、その結果をそのまま
日本人に当てはめることは合理的でないと考えています。
なお、当社におきましてはこの件に関しまして研究や特別な
調査を行ったことはありません。
また、今般成立した石綿による健康被害の救済に関する法律
の中で、「石綿健康被害救済基金」の設置が規定され、今後、
事業主の要件や特別拠出金等について検討されるものと承知
しております。現時点において、当社としては、特別に資金を
拠出する考えはございません。
以上、ご回答申し上げます。
今後とも弊社の活動に
ご関心とご理解を賜りますようお願い申し上げます。
日本たばこ産業株式会社
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日本たばこ産業:JTへの質問
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