まーくんのひとりごと。 |
ボクは、「まーくん」。 もとは「3号」とか呼ばれていたけど、生後2ヶ月すぎて、ようやく名前がついた。 ボクのおじいちゃんもパパも、ハムスタ劇場の役者。 だから、ボクも当たり前のように、物心ついた頃から役者のお仕事をしている。 ねこ田は、「タ○ンページのCMにでも出たらいいのに」なんて言ってるけど、 ボクにはその意味がよくわからない。 |
ボクには兄弟が7匹いて、ちょっと前まで弟達3匹と一緒に暮らしていた。 この弟たちっていうのが・・・ボクよりも精神年齢が低くてイヤになっちゃう。 |
とくに、「ごーた」と「とらひこ」は食べ物が絡むと、すぐに取り合いのケンカになって見苦しい。 今日は、もなかの取り合いだ。関わりたくない・・・。 |
すぐ下の弟「さなぴー」は、性格がいいから、「とらひこ」達のケンカの仲裁に入ったりする。 (ってゆーか、漁夫の利じゃねーか?) |
でも、ボクが2匹のケンカに巻き込まれかけた時、「さなぴー」は助けてくれなかった。ちぇ。 |
傷心のボクは、ひとりになりたい・・・と思った。 弟達が回すタコヤキ車を外から回すなんて、虚しい日々はもうイヤだ・・・・・・。 −−−意外にも、ねこ田はボクの気持ちを察し、ボクはこの家から出ることになった。 |
ボクだけの回し車、ボクだけのトイレ、ボクだけの巣箱・・・一国一城の主になった気分。 ・・・だけど、心なしか寂しいのは秋のせいだろうか。 |