シリアンの毛色は全て理屈(=遺伝)に基づいて決定され、生まれるべくして生まれてきます。
毛色は約10種類の毛色の遺伝子およびそれらの組み合わせ(コンビネーションカラー)により、決定されます。
また、長毛、サテン毛などの毛質、ぶちなどの模様も同様に、遺伝に基づいて決定されます。
毛色・毛質・模様はそれぞれ独立しており、理論的には、すべての毛色に、すべての毛質・模様が組み合わさることができます。
1.毛色の遺伝に興味がない方へ
興味がなくてもとくに困ることはないのですが、
繁殖を考えているのならば必ず知っておいてほしい繁殖のリスクがあります。
かけ合わせると危険な毛色、模様、毛質があります。詳しくは
こちら。
2.毛色の遺伝について知っていると良いコト
繁殖するときにある程度、生まれてくる仔ハムの毛色を予測できる。
危険なかけあわせを避けることができる。
愛ハムの毛色がより詳しくわかる。
3.必要な基礎知識
メンデルの法則(優性の法則、分離の法則、独立の法則)
致死遺伝、伴性遺伝
中学生程度の知識で充分ですが、最低限「優性」「劣性」の意味ぐらい理解しておく必要があります。
4.遺伝子記号
当サイトでは・・・いや国内外どこの遺伝系サイトでも、遺伝子記号を用いて毛色の遺伝子型などを表記しています。
覚える必要はありませんが、記号が読めると、仕組みがとてもわかりやすくなります。
慣れるまで抵抗があるかもしれませんが、なるべく記号で考えるようにしてみて下さい。
5.わたし的毛色の遺伝に関する考え方
遺伝子は日々進化している。
ノーマル以外の毛色の遺伝子および毛質・模様の遺伝子はすべて「突然変異遺伝子」です。
(私たちが普通に思い浮かべる“突然変異”とは意味が違いますので、ご注意)
これからも新しい突然変異遺伝子が発生する可能性大です。
先般も、新しい遺伝子が海外でいくつか発見されたそうです。
また、既知の突然変異遺伝子であっても、少しずつ進化していると考えられます。
既存の枠にあてはめて考えるのが基本ですが、そういった進化の可能性を考慮に入れつつ、柔軟な頭で考えていくべきだと思います。
日本のシリアンと諸外国のシリアンは同一なのか?
シリアンの毛色についての情報は、ほとんど海外のブリーダーサイトの情報に頼っているのが現状です。
しかしながら「スタンダード」(この毛色はかくあるのが美しい!というハムスター品評会の基準)を意識しながら繁殖されている国のシリアンと、毛色について統一な呼び方すらなく、「愛ハムの仔ハムが見たい♪」などという感情的な理由で繁殖されている
(悪いことではないのですけどねっ^^;)日本のシリアンでは、同じ遺伝子型でも毛色は若干違っているのではないかと私は推測しています。
6.ご注意
あくまでも私個人で国内の遺伝系サイト、海外のブリーダーサイト等を参考に調べ、毛色の遺伝に興味を持つ方々との交流から得た知識、独自の仮説も織り交ぜて、まとめた内容を公開しているので、結果として事実と異なることを書いている可能性があります。ご了承下さいm(__)m
遺伝系コンテンツ作成の為に参考にさせていただいたサイトは、
リンクのページの「遺伝系リンク」に集めてあります。