しらかば台翼クラブ指導員 

友人と2人で、8泊9日の東北自転車旅行へ行った。
仙台、松島、石巻、塩釜、七ヶ浜など被災地を375km走った。

 
 翼クラブのこどもたちから義援金をあずかった。クラブの夏祭りでクッキーや風車など
手作りしたものを売った利益も入っていた。小銭で約1万円。被災した学童保育に直接届
けたいが、住所や電話番号など段取りがつかず、とりあえず「日本の学童ほいく」7月号
に載っていた七ヶ浜町の「はまぎく児童館」を目指し探した。
小学校が3校の小さな町。動物的勘をたよりに行くと、最初にたどりついたのが汐見
小学校。敷地内の建物(プレハブ?)になんと「はまぎく児童館」の看板。「あった!
これは偶然!」北海道から来たことを話し、子どもたちの前で自己紹介し、コマやウノ
をして遊んでもらった。持っていったブリキのコマに男の子たちは喜んでくれた。女の
子たちは♪マルモのダンスを踊ってくれた。無邪気で元気な子どもたち。地震の日は小
学校の目の前まで津波が押し寄せていたそうだ。それまで70人いた児童が、親の失業
や避難のため引越し、40人ほどになったそうだ。
指導員は1週18時間のローテーション勤務のため、もし前日尋ねていたら遠藤さん
(7月号に寄稿した指導員)とは会えなかったらしい。人との出会いは、必然性があ
ると思えた。
事前に連絡を取ることができなかった仙台市連協の池川さんにも次の日お会いでき、
被災地の学童保育の話をうかがった。
 札幌に戻って、翼クラブで「東北を応援するおやつ週間」をした。「石巻やきそば」や石
巻でもらった「キセキの缶詰」を食べながら、被災地で見たことや聞いたことを子どもた
ちに話した。「遠くに暮らす人の心に思いを寄せられる子は、自分のことも周りの人も大
切にできるし、平和な世の中をつくっていく一員になってくれる」と思いながら。