家族


なぜなら、神について知りうることは、彼ら(人間)に

明らかであるからです。
それは、神が明らかにされたのです。
神の、目に見えない本性、すなわち神の永遠の力と
神性は、世界の創造された時からこのかた、
被造物(神様以外のものすべて)によって知られ、
はっきりと認められるのであって、彼ら(人間)に

弁解の余地はないのです。

(聖書)


私たちクリスチャンは、
「神様が私たち人間を造られた」と信じています。
このように語ると多くの人たちが

「それは間違っている、人間はアメーバーから
進化してきたんだ。 神様が造った者ではない。」
と言います。
どちらの答えが正しいのでしょうか。
客観的に、科学的にみなさんと一緒に考えていきたいと思います。






今回は「生命の起源」をテーマに考えてみます。


生命の起源は、今にいたっては誰も知ることができません。
なぜなら生命発生当時の太古の地球の状態を知ることができないし、
その過程を再現することもできません。
生命の起源を「進化によるものと仮定した場合」、 どんなに立派な
仮説をたてても、それを観察し実験する方法はありません。
科学とは観察できその仮定を再現し実験し、また
反証し得るものでなくてはなりません。
生命の起源に関する限りこのようなことはできません。
したがって 「生命の起源」に関する仮説は、科学の問題ではないのです。
このような学説はすべて単なる仮定であり、これに関連したすべての
実験室での実験は単なる有機化学の実習にすぎないのです。
このことは多くの進化論を唱える科学者によっても認められています。

しかし、このことを認めていながらも進化論を唱える科学者たちは
多くの実験を行い仮説をたてます。
この実験と仮説は「生命の起源」に関する限り科学的な問題となり得ないのに、
あたかもそれが真実のごとく、私たちに教えられてきました。
はたして、進化論という仮説は多くの科学者が「事実だ」と言い切ることが
出来る程の仮説なのでしょうか。

生命の起源について話す前に、生命の仕組みについて考えてみましょう。
私たちが暮らしている地球にはこれまでに約150万種の生物が
発見されています。
なおそれ以上の数の種が存在している可能性があります。
体の大きさは、小はウイルスの数十ミリミクロンから、大はシロナガスクジラの
体長30メートルまで、さまざまです。

樹木

樹木の中には6.000トンの重量のものもありますし、
驚くほど長生きする樹木もあります。
細菌の中には南極の摂氏マイナス23度の極寒地に住むものから、
アメリカのイエローストーン国立公園の摂氏85度の熱泉中に
住むものまでいます。
にもかかわらず、すべての生命は遺伝子からの伝達される暗号化された
情報によって生き続けているのです。
その伝達の方法もすべての生命の共通するもので、DNAから伝令RNAを経て、
生命の科学的基礎を成すタンパク質へと、とどまることなく一方通行で流れています。
これらの原理を簡単に現すと


DNA−タンパク質−形質

と、いうことになりすべての生物の物質的な基礎になっています。
そのほかにも、生物には多くの共通性があります。すべてのタンパク質は、
割合は異なるが同じ20種類のアミノ酸で作りあげられています。
全生物の体を構成しているのは、ほぼ同じ大きさの細胞で、この細胞は、
どれも同じ方法で分裂し、自身を再生させています。
四種類のヌクレチド(塩基と糖とリン酸が結合したもの)が連鎖してできている
DNAのらせん構造もまた、すべての生物に共通します。
これらの共通された特性は結局、

「すべての生物は共通の祖先に由来する」と、
いうことを事実上すべての進化論者に確信させます。

しかし、これらの共有された特性がすべての生物に共通するものだからと言って、
「すべての生物は共通の祖先に由来する」と、言えるのでしょうか。
このことに関する答えをみなさんと一緒に考えてみたいと思います。


原始地球

進化論者のオパーリンの仮説によると、生命の起源は、 約35億年前の
地球上において、地球の大気は水蒸気・アンモニア・メタン・水素など
からなり、 酸素は存在しなかった。
これらの大気の成分は、太陽からの紫外線や自然放電(雷)などの
エネルギーによって反応しあい、アミノ酸などの有機化合物を生じていった。
これらの有機化合物は海洋中に溶けこんで蓄積し、
さらに反応しあっていっそう複雑なタンパク質などの
有機化合物を生じていった。
このようにしてできた「海洋の有機物スープ」の中で、有機化合物は
コアセルベートという液滴をつくり、長い年月を経過する間に、
この中にあるものが下界との物質のやりとりや、
自己増殖の働きをもつようになって、原始的な生物へと発達した。
これがオパーリンの生命の起源の仮説です。
私が習った教科書では、ミラーは実験によってオパーリンの仮説を
証明したと習いました。
しかし、本当に証明されたのでしょうか。 また、ミラーの実験は
生命の起源の証拠といえるのでしょうか。

1953年、スタンレー・ミラーとハロルド・ユーレイは想像される原始地球の
条件下でアミノ酸とその他数種の簡単な有機化合物の合成にはじめて
成功したことを報告しました。
当時の新聞の中にはミラーは事実上「試験管内の生命を作った」と
報じたものもありました。
では、ミラーの実験とはどのようなものだったのでしょうか。

ミラーは実験装置の中に原始大気に含まれていたと考えられる、
メタン・アンモニア・水素・水蒸気の混合気体を放電管を含む装置の
中を循環させました。
そしてその反応生成物はゴールドトラップに集められ、その混合気体を
一週間循環させた後に、トラップの水溶液を分析したのです。
その結果、グリシンやアラニンなど数種のアミノ酸が得られたのです。
ミラーの生命の起源の証拠としての実験は、
この三つのことさえなければとても 素晴らしい実験です。

第一に 誤った素材を使い
第二に 誤った状況で実験し
第三に 誤った結論を出した ことです。

この三つさえなければミラーの実験は素晴らしい実験といえるでしょう。

第一に、ミラーは素材の中に酸素を入れませんでした。
なぜ、ミラーは素材の中に酸素を入れなかったのでしょうか。
ミラーは、アミノ酸が酸素に触れると分解してしまうのを知っていました。
ミラーは、素材の中にアンモニアを入れました。
しかし、原始地球に酸素がなければオゾン層もなく、そのため紫外線によって
アンモニアは分解してしまいます。
したがって、原始地球のモデルとして アンモニアを入れると酸素を
入れなくてはならないし、 酸素を入れないのならアンモニアを入れる
わけはいきません。
この結果、ミラーの実験の素材は間違っていました。

第二に、ミラーは電気放電によってアミノ酸を作りました。
しかし、ミラーはエネルギー原がどのようなものであっても、
ものを生成するよりも、生成分を分解するほうが遥かに
たやすいことを知っていた。

(分解の量子収率によると、分解は合成よりも
10.000倍から100.000倍も容易である。 分解の量子収率とは、
光化学反応において実際に化学変化を起こした分子の 数と吸収された
光(量)子の数との比をいう。)

このため、ミラーは電気放電によってアミノ酸が分解してしまうことを防ぐために
水蒸気を循環させた。
また、放電管に生じた生成分は不揮発生生成物を分離するために準備した
トラップに流し込まれるようにしました。
一方、混合気体は放電管の中を還流し続けますが、そこに生じたごく微量の
不揮発生生成物はすぐにトラップの中に押し出されて分離されるしていました。
これらのことによって、ミラーは電気放電によるアミノ酸の分解を防ぎました。
みんさん、考えてみて下さい。ミラーの実験のモデルである原始地球には
ミラーのようにエネルギー源によっての分解を防いでくれるような科学者は
いなかったはずです。
この結果、ミラーの実験の状況は間違っていました。

第三に、ミラーの作ったアミノ酸では、決して生命を形成することはできません。
なぜなら、アミノ酸には、光学的に見て、左旋生のものと右旋生のものとが
ありますが、生物の発生はアミノ酸が左旋生の場合のみ可能となります。
もし、ほんの僅かでも右旋生タイプの分子が混ざっていると、
新陳代謝のできない異構造タンパク質に変わってしまうのです。
しかし、ミラーの実験で作られたアミノ酸には、必ず右旋生のアミノ酸が混ざって
いました。

この後、何回もミラーの実験の追実験が行われましたが、
発生するアミノ酸には必ず右旋生のアミノ酸が混ざっていました。
この結果、ミラーの実験の結論は間違っていました。

ミラーの実験をみなさんと一緒に考えてきましたが、私たちが得られる結論は、

ミラーの実験は大騒ぎの末、生命の起源については
何の科学的価値も ありません。


ミラー自身「生命は偶然に生じた」と言いながら、ミラー自身の知恵を
使ってアミノ酸を作りました。
ミラーの実験がでたらめであるのなら、原始地球の大気の状態は
どのようなものだったのでしょうか。

もし、仮にオパーリンによる仮説のように、原始地球に酸素がなかったとします。
酸素がなければ、大気にオゾン層は形成されません。
オゾン層がなければ、原始地球の地上に直接紫外線が降り注ぐことになります。
その結果、紫外線によってアミノ酸は分解します。

今度は、現在の地球と同じように 原始地球の大気に酸素があったと
仮定してみましょう。
酸素があったと仮定すると、酸素によってアミノ酸は分解します。
この二つの結論から理解できるように 原始地球の大気中に酸素があれば、
原始生物は酸化されて破壊されるために生物は発生できません。
原始地球の大気中に酸素がなければ、 オゾン層もなく、紫外線によって、
生物は存在できません。
この矛盾を解決するために、進化論による仮説では、

「生命は、水中で進化した」

と、いう仮説をたてました。
確かに水中ならば地上に降り注ぐ紫外線は当たりません。
ミラーとユーレイは放電効果によってアミノ酸を作りましたが、原始地球では
雷によって同じ作用が起きたと進化論による仮説では主張しています。
ところが、雷は海の中のメタンガスやアンモニアには、ほとんど届きません。
万が一、化学変化が起こったとしても、
水・アンモニア・二酸化炭素・窒素・メタンが化合してアミノ酸を作り、
やがてそれらが集まってポリペプチドが形成されなければ
生命体とはならないのです。 ところがアミノ酸からポリペプチドへの合成は、
水中では不可能なのです。水分が多すぎると、せっかくできたポリペプチドは
分解されてアミノ酸に戻ってしまいます。
つまり、 「水中では、生命のもととなるタンパク質が形成できないのです。」
ここで今までみなさんと一緒に考えてきたことを整理してみましょう。


原始地球に酸素があってもなかっても、
生命の発生が水中であったと考えたとしても
生命はけっして偶然には発生しないのです。

では、次にこんなことは決してありえないのですが、原始地球の海に、
塩基・糖・左旋性アミノ酸などの有機化合物が溶け込んでいたとします。
しかし、生命が発生するためには、タンパク質の合成と核酸合成が同時に
起こらなくてはなりません。
タンパク質を合成するためには、アミノ酸は互いに結合しなくてはなりません。
また、活性のあるDNAを構成する核酸を作るためには、さらにそれ以外の
化学物質も加えなくてはいけないのです。
やっかいなことに この二つの反応は互いに切り離すことができません。
どちらか一方がなければ、もう一方も起こりえないのです。
タンパク質の合成はDNAに依存しています。 ところが、
前もってタンパク質が存在していないと、DNAも形成されないのです。

これは、「にわとりが先か卵が先か」という問題と同じことになります。

問題はこれだけではないのです。もし進化論の仮説が正しいと仮定すると
「無生物から生物への転換がどのようにして成し得たのか」 という
最大の疑問が起こるのです。
生物はその存在を永続させます。体は一生の間に大きく、
また複雑になります。
すなわち成長するのです。一方、無生物はやがて崩壊します。
生物はたとえ損傷を受けても回復できるという独特の能力を持っています。
これは細胞レベルだけではなく、完全な固体レベルにも当てはまります。
なぜなら、生物は、繁殖するからです。そのほかにも生物は
老廃物(新陳代謝の結果できる不用物)を処理したり刺激に反応するといった
無生物にはない特徴を持っています。
最も単純な細胞の細菌でさえ、この特徴を持っています。
生物というのは、それ以前の非生物的化学物質からは考えられない程の
格段の飛躍を遂げています。

ノーベル賞を受賞したハンガリーの生化学者セント・ジョルジは
進化論の主張する「生命は、長い時間を掛けて偶然に発生した」と言った
仮説に対し、進化論の仮説は時間がすべてを解決するなどと言う論理は
絶対に有り得ないとし、
「この理論は、レンガをデタラメに積み上げてほうっておくと、
城やギリシャの神殿が勝手に出来上がったというのと同じだ」
と言いました。
また、イギリスの有名な天文学者であるフレッドホイルは
C・ウイックラマシンジと共に生命が偶然に発生する確率を計算しました。
その結果は 10の40.000乗分の1という確率になったそうです。
フレッドホイルの言葉を借りれば、 「生命が偶然に発生する」と、
信じることは
「ゴミ捨て場を襲った竜巻が、 そこにあった 物を寄せ集め、
ボーイング747型機ができる」
と 信じるようなものだ。

もし、私がみなさんに 「あそこにあるジャンボジェット機は、
二年前に竜巻によってできた」と言ったとします。
みなさんはこんなばかげた事を事実だと信じることができますか。
決してできないはずです。 なぜならこんなことは現実には
起こり得ないことをみなさんは知っているからです。
生命が偶然に発生したと信じることも同じことです。
では、実際に簡単な確率を使って計算してみましょう。
最初にも少し、お話したようにDNAは地球上のすべての生物の遺伝子を
構成する「らせん構造」をした「核酸」という物質で、染色体とも呼ばれ、
すべての細胞に入っています。

例えば、人間のDNAが46本の染色体の束になっている事は
よく知られています。
DNAにはその生物の体を作るための全ての情報が含まれていて、
その情報は、「アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)」という
四種類の塩基によって書かれています。 例えばTGAのように三個の並び
(コドンと呼ばれている)が、一種類のアミノ酸(例えばTGAにはスレオニン)に
対応しています。
細胞の中では必要な時に、この情報をもとにして20種類のアミノ酸を
結合して生物の体を構成するタンパク質を作ります。
このような意味でDNAが生物の体の設計図、または、組み立て情報を
記した文書であるということができます。
最も単純な生物であると考えられるウイルスのDNAでの500個程の
塩基を持っています。

そこで、確率の計算をするために500個の
アデニン(A)・チミン(T)・グアニン(G)・シトシン(C)の
並びを遺伝情報として持ったウィルスを考えてみましょう。
このウィルスが偶然にできたとすると、A・T・G・Cも偶然に
並べられたことになり、これらを並べるには当然それなりの
構造が必要です。
その構造も偶然にできなくてはならなかったはずですが、
これはなんらかの方法で既にあるものとしましょう。
今考えているウィルスの塩基の並びが
次のようなものではじまるとします。


ATGCCATTCATGACCT・・・・・・・・・
12345678901234567890123


1番目はAとなっていますが、これが偶然に選ばれたものだとすると、
ここにはAの変わりにT・G・Cが来ても良かったわけですから、
これがAとなる確率は4分の1です。

2番目はTとなっていますがこれもTの変わりにA・G・Cが来ても
良かったわけですから、これがTとなる確率は4分の1です。
最初の2個がATとなる確率は4分の2乗分の1となります。
同様に最初の3個がATGとなる確率は4の3乗分の1です。
500個の塩基が偶然に並ぶ確率は4の500乗分の1となります。


P=(1/4)500乗=4−500乗 ・・・(1)

これは非常に0に近い数字です。統計学上、確率の幅が

「10の30乗分の1」ないし「10の50乗分の1」の場合は、
確率0とみなされます。


今まで、考えてきたウィルスの遺伝情報が偶然にできる確率というのは
統計学上はゼロとみなされる数より、遥かに小さい数になりました。
進化論の仮説によるとこのような確率の数字も時間がすべて解決すると
主張しています。
しかし、みなさん考えてみて下さい。
生きた細胞は、驚くほど複雑なメカニズムを持っています。
その中でも情報に限っていえば、単細胞のバクテリアである大腸菌でさえ、
百科事典のエンサイクロペディア・ブリタニカ、 一億ページ分に等しい
情報が入っています。
この遺伝情報を「知性」ではない「偶然」が作り得るのでしょうか。
「アメーバから人間へ」という言葉は進化論ではよく語られていますが、
実際には単細胞生物は非常に複雑で、単なる偶然から単細胞生物が
発生するチャンスは全くありません。

最近の進化論者の仮説では、

「生命は宇宙から来た」

といっています。 日本でも著作「コスモス」や映画「コンタクト」で有名な
故カール・セーガン博士たちは1990年7月27日付のアメリカの
科学史サイエンスに

「原始地球の気圧計算から、地球の生命は彗星がもたらした
物質で直接作ることができた」

と、表しました。
それを裏付けるかのように1996年8月NASAが
「火星の隕石中に生命の痕跡を発見」と発表しました。
しかし、この発表には多くの疑問があがっています。
NASAのマッケイ博士らの発見は3つのポイントに分けられます。

1つ目の発見が、多環式芳香族炭化水素(PAH)の発見です。
マッケイ博士らは、南極の氷中に含まれる量の100倍ものPAHを
炭酸塩鉱物中に発見しました。
彼らが発見したPAHは、バクテリアのような微生物活動によってできる
単純な構造で、種類の少ないものでした。

2つ目の発見が、透過電子顕微鏡で炭酸塩鉱物の縁の部分を調べた際に
見つかった1ミリのさらに一万分の一ほどの磁鉄鉱の組成や形状は、
太古の地球のバクテリアがつくったものによく似ていました。

3つ目の発見が、化石ではないかとマッケイ博士たちが考えているものです。
これらは、炭酸塩鉱物の表面を高分解能の走査型電子顕微鏡で観察して
見つかりました。
形は卵型チューブ状で、大きさは先ほどの磁鉄鉱と硫化鉄とほぼ同じでした。
これらの構造もイタリア南部の炭酸塩鉱物の表面に見つかったバクテリアと
よく似ていました。

これらの発見をしたマッケイ博士たちは、いずれも単独では無機的に
できたと考えることも可能としています。
しかし、3つの事実がいずれも炭酸塩鉱物にともなっているために、
「生物活動によってできたと考えるのが一番自然だ」としています。

マッケイ博士たちの結論は
「火星の隕石中に生命の痕跡を発見した」と言っているのではありません。

あくまでも


「そう考えるのがいちばんよさそうだ」

と言っているのに過ぎないのです。

故カール・セーガン博士たちの主張やマッケイ博士たちの結論が、
正しいのかどうかを確率によって計算してみましょう。
(次の計算式はSさんが考えたものです。)


現在の仮説では、
「宇宙はビッグバンによって200億年前にできた」と言っています。
地球はもう少し新しく46億年前にできたとなっています。
実際にはどれほどの時間が経過しているという確かな証拠はありません。

例えば、天文学者ハッブルによって発見された
「銀河スペクトルのドップラー赤方変移」によって天体系全体は
拡大運動していると解釈されていますが、その解釈で膨張開始に
さかのぼると約10億年前になります。

しかし、これからの計算では一応宇宙は200億年前にできたとします。
説明のために200億年をTとおきます。これを秒に直せば、


T=200億年

=200×108乗×365×24×60×60

=6.3× 10
17乗 (秒) ・・・(2)


となりますから、今、500個の塩基を一回並べ替えるのに一秒を要すると
すれば、現在までに一つの場所で、

Nt=T/1=6.3× 1017乗 (回)・・・(3)

の並べ替えができたことになります。
これは一つの場所でのことですから、次にこれらの
(塩基を並べ替えるための)場所が、
宇宙の中に何個取れるかを考えてみます。
もし、原始地球で進化が起こったとしても、
生命誕生が起こり得たのは地表の表面から10km程度までの表面に
限られていたと考えられます。
しかし、今回は「生命は宇宙から来た」という仮説のために
計算の範囲を広げて、地球の表面だけではなく、宇宙全体を生命誕生の
範囲とします。
アインシュタインの特殊相対性理論によれば、物質は光の速度を超える
速度を持つことができないので、「ビック・バン」と
「宇宙の年齢が200億年である」ことを認めるならば、
半径が200億光年球の体積を考えれば十分です。
このような意味で、宇宙の体積Vを式で現せば次のようになります。


V=(4/3)π(cT)3乗

=4÷3×3.14× (3×108乗×6.3×1017乗3乗

=2.8×1079乗 (m3)・・・(4)


ここではcは光速度( 3×108乗{m/s})であり、Tは200億年です。
これだけ広い宇宙空間の中に、500個の塩基を並べ替えるスペースが、
最大何個所取れるのかを考えてみましょう。
DNAのらせんの太さは約2×10−9乗mですから、一つの場所での体積Vを
少し小さ目ですが、この太さを一片とする長方形の体積として計算してみると、


V=(2×10−9乗3乗

=8×10−27乗 (m3 )・・・(5)

となります。塩基を並べ替えるための場所の数Nvは、
宇宙の体積をこの体積で割れば、


Nv=V/v=2.8×10
79乗 /8×10−27乗

=3.5×10
105乗 ・・・(6)


となります。さて、これですべての準備が終わりました。
(1)・(3)・(6)式から、今、考えているウィルスが現在までに
何個ほどできたかという期待値nが、確率×試行回数として計算されます。
果たして結果はどうなるのでしょうか。


n=PNtNv

=4
−500乗×6.3×1017乗×3.5×10105乗

=2.06×10−178乗 個)・・・(7)


これは0個ということを示しています。

この数は、今、考えているウィルスのDNAの塩基の並びを一つ作るのには
もしも、進化論の仮説で説明されているように、偶然によると考えるならば、
200億年の宇宙の歴史を


一億を二十二回掛け合わせた回数ほど

繰り返さなくてはならないことを示しています。
これらの計算からも明らかであるように


「生命は、決して偶然には発生しない。
知性ある創造主(神)がすべての生命を造られた。」


と、私たちクリスチャンは確信しています。
地球上のすべての生命(私たち人間も含めて)は神によって
「創造された」、これがすべての答えです。



「初めに、神が天と地を創造した。」(聖書)

みなさんは、どちらの答えが真実だと思いますか。

私たち人間は、「神様によって造られた。」
私たち人間は、「アメーバーから進化してきた。」


神様が存在されると信じることは、決して間違ったことではなく
科学的にみても正しいことなのです。







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救いを語り掛けておられます。
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「種類にしたがって」をお読み下さい。


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引用文献および参考文献

書籍名 著者 出版社

エントロピーの法則U

ジェレミー・リフキン 祥伝社

キリンの首

フランシス・ヒッチング 平凡社

崩壊する進化論

宇佐神正海 マルコーシュ・
パブリケーション

創造か進化か

トーマス・F・ハインズ 聖書図書刊行会

種類にしたがって

B・C・ネルソン 伝道出版社

天文誌 スカイウオッチャー

1996年11月号







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ヨハネ3章16節