人格障害(パーソナリティ障害)


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人格障害(パーソナリティ障害)


みなさんは、人格障害と聞かれると、どのようなことを想像されますか。
よく聞かれるのが、「人格障害とは、性格の問題なのですか、それとも
精神の病気なのですか。」との質問です。

一般的には、人格障害は、「極端な性格の偏り」であるといわれています。


DSMーW(アメリカの精神医学会によって作られた診断基準)には、
人格障害(パーソナリティ障害)とは、
「その人を取り巻く文化から、期待されるものから著しく逸脱した内的経験や
行動の持続的なパターンが広範囲であり、固定的であり、思春期・青年期に発症し、
時が経っても変わらず、困窮や障害をもたらすもの」と定義されています。

内的体験や行動持続的な逸脱パターン(機能障害)とは、

@ 感じ方(認知:自分や他人の出来事を理解し、考えたりすること)
A 感情
B 対人関係の機能
C 衝動のコントロール

これら四項目のうち二つ以上に障害があるときにいいます。

DSMーWの定義は、難しく思われるかも知れませんが、簡単にいいますと、
感情や、対人関係のあり方に障害があるのが、人格障害なのです。
もう少し説明を付け加えますと、人間関係、自分自身の意識、気分、社会生活などの
面で、障害が表現されることをいいます。

人格障害は、思春期・青年期に発症することが多く、長期にわたってその人格が安定
しているため、社会生活の面で支障をともない、人間関係をうまく作り出すことが
できません。
また、人格障害は、他の精神障害に原因がないものとされています。


人格障害は、三つのグループに分けられています。

A群は、分裂病に近い障害です。

「妄想性人格障害」 ・ 「分裂病質人格障害」 ・ 「分裂病型人格障害」

これらの人格障害の特徴は、分裂病のようなはっきりとした精神症状は、
ありませんが、それと良く似た傾向を持っています。
自閉的で、妄想を持ちやすく、奇妙で風変わりな傾向があります。

B群は、感情が不安定で、激しいのが特徴的な人格障害です。

「反社会性人格障害」 ・ 「境界性人格障害」 ・ 「演技性人格障害」
「自己愛性人格障害」

C群は、不安やおびえ、引きこもりなどを特徴とする人格障害です。

「回避性人格障害」 ・ 「依存性人格障害」 ・ 「強迫性人格障害」
「特定不能の人格障害」



(DSM−Wの詳しい説明につきましては、DSM−WとICD−10のページをご覧ください。)






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