垂直記録方式を採用した3.5インチHDD「Barracuda 7200.10」説明会
PC用3.5inchの垂直記録HDDが発表されました。
垂直記録はそもそもHDDの小型&大容量化が最大目的なので、1inchモデル(携帯電話用とか)が先行実用化されてきました。
今回PC用HDDが発表されたことで、気になるのは速度です。
現在の方式のHDDは速度限界に達しています。
インターフェースはSerialATAで3G/秒とかになっていますが、その速度が出るのはHDD内蔵のキャッシュメモリから取り出す場合だけで、実際の物理読み出し速度は150M/秒も出ていません。
CPUやメモリと違い、HDDは物理的に動作する部品のためモーター回転速度の限界があります。
1万rpmを超えるHDDは不可能なので、ディスクの容量を増やす→結果的に記録密度が上がり、1回転あたりの読み出し速度が向上する、といった方法でしか速度を上げることはできません。
垂直記録方式が実用化されたことで、これまでと同じモーター回転速度でも1回転あたりに読み出せる量が増えるため、かなりの性能向上が見込まれます。