CD廃棄プロジェクトが終了したため、DVDについて同様なことが可能かどうか調査。
CDの場合は、高音質圧縮が可能なOggフォーマット、使いやすいエンコードツール、そしてCDDBといった無料情報源が揃っているため簡単に進んだが、はたしてDVDの場合はどうだろうか。
- ●サンプル画像
- 某アニメ作品第1話オープニング(笑)
- ●使用ツール
- DVD Decrypter
DVD2AVI Ver.1.86
TMPEGEnc - ●手順
- Step1:DVD DecripterでDVDからIFO,VOBファイル取り出し
Step2:DVD2AVIのプロジェクト保存で音声ファイル取り出し
Step3:TMPEGEncでMPEG圧縮 - ●結果
- ・時間
Step1/DVD全体の取り出しに15分程度。
Step2/DVD全体の取り出しに3分程度。
Step3/25分の映像圧縮に、インターレース調整も含めて約30分。・ディスク容量
MPEG1標準圧縮(1150kbps)で、10MB/分のディスクが必要。 - ●考察
- ・時間について
実映像時間と同程度の圧縮時間がかかるため、CDのエンコードに比べてかなりの負担。
同様のことを数年前に実行した人の記録によると、当時は圧縮に映像時間の3倍程度かかっていたとのこと。おそらくCPU速度に依存するものと考えられる。
しかしながら、Intel,AMDともすでにクロックアップは限界であると考えているため、今後数年はこれまでのような速度向上は望めない。
TMPEGEncはマルチスレッド対応しているため、今年後半から製品化されるマルチコアCPUを使用した場合には圧縮時間の削減が期待できる。
また、エンコーダが64bitコンパイルされれば相当の時間短縮がされるのではないかと思う。・ディスク容量について
1時間の映像で600MBytesを消費する。
某作品25分/全70話を変換した場合、18GBytes程度。
すでに\60/Gまでディスクの価格が下落しているため、バックアップ体制さえ整えれば問題なし。・画質について
テレビ放送の映像は元々それほどの画質ではないものの、動きの速い部分について劣化が目に付く。
一般的な視聴では問題にならないが(映りの悪いテレビを見ている感じ)、このレベルの画質でDVDを廃棄できるかというと微妙。・MPEG2について
試しに、TMPEGEncの30日体験版機能を使用してMPEG2での圧縮画質を調査した。
MPEG1では1150kbps固定だが、MPEG2では完全DVD画質(8Mbps)まで可変調整可能となっている。
徐々にビットレートを上げていってみると、テレビアニメであれば2Mbpsくらいならまずまず。4Mbpsあたりで全く劣化を感じない画質になる。
ここはMP3やOggの圧縮率と同様で、どこを許容範囲とするかは元の映像画質と個人の好みが入る部分ではあるが。
また、MPEG2ファイルの再生にはWindows標準以外に別途Codecが必要となるので注意。