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オープン化する.NET、オープン化しないJava

オープンソースの.NET互換開発環境「Mono 1.0」,米Novellの支援のもとで正式リリース
IBMのJavaオープンソース化要求は「ちょっと妙だ」とSun幹部

「あなたは、Microsoftの.NETとSunのJavaでは、どちらがよりオープンだと思いますか?」
この質問は、数年前に(ごく普通の)プログラマーに聞いたなら明らかにJavaが優勢な回答だったと思います。

もちろん情報通であれば、その当時から.NETの設計は国際標準化団体に提出され、Javaはその提出を撤回したというニュースを知っていたでしょう。

なぜこういった流れになったのかは、両社のビジネスモデルの違いです。

Sunのビジネスモデルは、Javaのライセンスです。
IBMなど各ベンダーがJavaを製品に組み込んで発売するにはSunにライセンス料を払うことになります。
よって、Java自身をオープン化することはSunにとって収入を得られなくなることになります。

Microsoftのビジネスモデルは、自社の技術を業界標準にすることです。
これは、過去のNetscape対IEのブラウザ競争を見てもわかるとおりで、業界標準を自社が握ることによって、結果的に(個別の製品では利益が出なくても)Microsoft全体の利益を拡大させる戦略を取っています。

.NETは設計を標準化団体に提出することで、Microsoft自身が勝手に設計変更できないようになりました。
しかし、その結果生まれたオープンソースの.NET開発を容認することで、遠まわしに「Javaこそが一社が独占的に支配している技術である」という印象を業界に浸透させることに成功したのです。

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2004年07月01日 13:55に投稿されたエントリーのページです。

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