ザ・フライ(THE FLY)
 
 
1986年(アメリカ)96分

監督
デヴィッド・クローネンバーグ(DAVID CRONENBERG)
キャスト
ジェフ・ゴールドブラム(JEFF GOLDBLUM) ジーナ・デイヴィス(Geena Davis)
STORY
物質移動と遺伝子組み替えの研究をしている科学者のセスは、
科学雑誌の編集者ベロニカと知りった。やがて恋におちる二人。
ある夜、動物実験の成功を祝して二人で食事に行くことになった。
しかし、ベロニカは上司の編集長で元恋人のボーランズのもとに行ってしまう。
それはセスの研究を勝手に記事にしていることに怒り抗議するためだったのだが、
彼女の帰りを待つ間、嫉妬と淋しさで酒をあおり、自分自身で転送実験をしてしまう。
その時、一匹のハエがテレポッドにまぎれ込んでいたことに気付かないまま・・・
その結果、セスの遺伝子はハエの遺伝子と複雑に絡み合い融合、
彼は恐るべき変異体に変身してしまう。

REVIEW
なんて悲しくせつない恋愛映画でしょう。
初めて映画館でこの映画を見た時、涙が止まらなかった。
あまりに悲しい愛に心が痛かったから。

歯が抜け、爪がはがれ、耳がとれ、顔が崩れ落ちても、
彼を抱きしめるベロニカの深い愛・・・
天井や壁を這う姿を見ても見捨てられず、
妊娠を知っても、恐怖と困惑に悩み苦しみ迷っている。

愛した人が、変わってしまったら?
得体の知れない怪物になってしまっても、
自分が愛した記憶はすぐには消えないから、
簡単には割り切れないから。
そして、無残に変わり果てた姿になっても、
銃口を自分に向ける蝿男にも号泣してしまいます(T.T)

ジェフ・ゴールドブラムは、変身前から個性的な顔ですが、
ゆっくりと人間らしさが退化していく特殊効果が凄い!
7段階を経て変身するらしいのですが、顔や体に剛毛が生えたり、
指や傷口から変な液体が飛び出したり、人間をも溶かす液体を
吐き出したり、本当に正視出来ないくらい気持ち悪くて、
ホラー好きにはたまりません(?)

転送装置のテレポッドもレトロで好き。
何か転送してみようと言われ、履いているストッキングを脱いで
渡すシーンに、ちょっとドキドキ?
最初の動物実験の失敗は表皮の裏返しって・・・恐すぎる〜!

PAMPHLET

サイズ 210×295 20ページ
値段300円
私的評価
★★★★★
映画館
1987 梅田レイトショー
DVD
2003.3.22鑑賞 5回目?

 
ザ・フライ2/二世誕生(THE FLYU)
 
 
1988年(アメリカ)105分

監督
クリス・ウェイラス Chris Walas)
キャスト
エリック・ストルツ Eric Stoltz)  ダフネ・ズニーガ Daphne Zuniga)
STORY
バートック産業の科学研究所でベロニカはセスの子供を出産した。
体内から生まれた巨大な昆虫の卵を見て彼女はショック死するが、
殻を破って取り出されたのは五体満足の可愛い赤ん坊だった。
マーチンと名付けられた彼は人間の姿をしていても
遺伝子レベルでハエと人間の混ざり合ったミュータントで
脳の発達は天才児、異常なスピードで成長し、
5才の誕生日には、普通の成人男子と変わらなくなっていた。
彼は研究所で完全監視されモルモットのように実験材料に
されていた。彼はプログラマーのベスに恋をするが、
その頃から恐るべき変身の兆候があらわれだした・・・
REVIEW
ザ・フライの続編。監督はクローネンバーグではありません。
しかしストーリー的にも蝿男の変身の過程も良く出来ていて、
犬のシーンとラストのパソコンのパスワードを入力するところで
いつも泣いてしまいます。
社長はマーティンのことを本当は愛していたのじゃないかと
かなり歪んだ間違った愛しかたではあるけれど、愛情があった
のではないかと思うので、ラストはあまり好きではないです。
もちろん1作目と違ってマーティンには何の罪もないわけですから、
当然の報いかもしれませんが、かなり後味が悪い終わり方。
クローネンバーグならもっと違うエンディングになっていたかも。
例えばパスワードを知って社長が自らポットに入るとか
二人とも人間の姿に戻ったが死んでしまうとか・・・
PAMPHLET
  サイズ 210×295 20ページ
値段300円
私的評価
★★★
映画館
1989 5月 梅田?
DVD
2003.11.25鑑賞 
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