フェロモン過多

というわけで年末に録画しといたのをやっと観ましたぜ。「藤岡弘、探検隊」。しょっぱなからムシロ丸めたやつを気合いとともに真剣で叩き切る弘。なんだこの濃さは。そして余りにも懐かしいナレーションとBGM(有名映画のサントラからビスバス借用)。あの仕込みくささも含めて当時の雰囲気をバッチリ再現しております。いやあ判っていらっしゃる。あまりの再現ぶりと弘の濃さに最初の30分は笑いが止まりませんでした。


しかし弘はヤバいほど濃い。フェロモン分泌し過ぎ。こんなのが密林を歩いたらアマゾンじゅうのメスがたかってくるのでは無いかと余計な心配が。


再現といえば、観ていて椅子からズリ落ちるような結末の脱力感までバッチリ再現してあって感動でした。年1回ぐらいのペースでシリーズ化希望。『ブレア・ウイッチ・プロジェクト』以後のリアル系ドキュメント全盛の時代に、この確信犯的な仕込みっぽさはかなり新鮮であります。


(2003年01月19日)