夏ですから

今年も出ました。「現代百物語 新耳袋」。夜中にひとりで読んでは、ときおり聞こえる何かの物音にいちいちドキドキしていますよ。一夜で全話完読しましたが、幸いというか残念というか、怪異な出来事は起こらず。


まあ一回ぐらいはそういう目に逢ってみたい気もしますが、例えば独りで家にいるときにドアの隙間から知らない女がこちらを覗いていた、というのもそれはそれでカンベンして欲しい。あと肩に嬰児が乗ってたりとか。


その昔、学生の頃。バイト帰りに夜道をトボトボ歩いていると、道の真ん中に何か血まみれの布が!ゲッと思ってよく見ると使用済みのナプキンだったとか、ホモの人にスクーターで追跡されたとか、別な意味で怖い経験はイロイロしているのですが。


(2000年07月11日)