ニュー・シネマ・パラダイス

買ったまま放置してた『ニュー・シネマ・パラダイス』のDVD観ました。初見から11年。あの頃はラスト近くはもう泣きっぱなしで鼻水とか噴射してました。もう観るのは今回で4回目ぐらいなんですが、


しょっぱなから涙ダダ漏れ。


いやーけだし人間加齢とともに涙もろくなると言いますが、それをここまで見事に体現してしまってオレ大丈夫か。こんな調子で10年もすれば電線にとまったスズメを観ても号泣するんじゃないだろうか。別にこの映画、初手から感動的なシーンがある訳でも無く至って普通な導入部ですし…とか思いましたが原因の7割ぐらいはモリコーネの音楽のせいだと思います。こと人間の涙を絞り取るという点に関しては、あれは爆裂に凶悪。まさに最終兵器。


(2001年03月26日)
ニュー・シネマ・パラダイス
Nouvo Cinema Paradiso
1989年 イタリア/フランス
監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
出演:フィリップ・ノワレ ジャック・ペラン サルヴァトーレ・カシオ