テリー・ギリアムの『ラスベガスをやっつけろ』。なにか主人公たちがドラッグをキメてウンヌン、という話だとは聞いてましたが、頭から終わりまで本当にドラッグ食ってラリるだけの映画だったのですげービックリしました。ビックリしたといえばジョニー・デップがふと帽子を脱ぐとそこは不毛地帯、テカッと光沢地獄という有様でこいつは油断ならん奴だと思いましたね。
あとそこにいるだけで淫行のアロマをかもし出すクリスティーナ・リッチですが、今回いつにも増して薄幸感が炸裂するツラ構えで、この人10年後にはどうなっちゃってるんだろうと楽しみになるやら心配になるやら。
(2001年08月19日)