旅には装備が必要です。ドラクエの勇者なら胴の剣と旅人の服と薬草を・・・FFならナイフとポーションから揃えて始まる旅の準備ですが。私たちの今回の旅は旅っつーかそれは半分生活だろってくらいミラノでの滞在期間が長かったので、普段の生活レベルで必要な物資から揃えました。食材からデジタル機器まで。ちなみにポーション(薬)は持参、ナイフは現地購入しましたよ。布の服はミラノで購入。旅人の服はパリで購入。胴の剣(模造刀)はスペインで売ってたけど飛行機に乗れなくなるので買えませんでした。欲しかったなぁアレ・・・。

まぁ装備品の全てを列挙したところで、普通の旅行に行かれる方には全く参考にならないと思われるので、ここでは持って行って良かったなぁ〜、と思われるものをいくつかピックアップしてご紹介。また、これは持って行った方がいいだろうと思われるものなどを挙げてみます。


◇ ナイスアイテム達 ◇

・ホッカイロ:
日本が世界に誇る便利アイテム。ナイトゲームの観戦の際には必須。冬のミラネッロ(山中)行きにも必須か。

ほかほかネイル。温かい。・ほかほかネイル:
カプサイシン入りで塗ると温かいマニキュア。手先足先が冷える人にオススメ。
無色透明なので性別問わず使えると思う。
爪用なので塗るホッカイロだとかぶれが心配な敏感肌の人でも使える。

・味噌汁・けんちん汁:
100均で買ったインスタント味噌汁。
イタリアに滞在して60日目くらいに味噌汁が恋しくなった。和食をこよなく愛する人は必携。

・室内用スリッパ:
飛行機の中からホテルまで、色んな所で使用可能なリラックスアイテム。必需品。

・栄養剤・薬剤類:
疲れたとき用の栄養剤と病気になったとき用の薬は重要。
汎用性の高い市販薬はもちろん、医者から過去に処方されたもので未使用の薬(使用期限内のもの)などを持って行くと、イザという時に役立ったりする。ちなみに私はマドリッドからの夜行列車内で食中毒を起こしたが、持参していた殺細菌剤のおかげで驚異的な早期復活が可能だった。


・トートリュック:
トートバッグとしてもリュックとしても使用可能な大きめのナイロンバッグ。小旅行は全てこれを持って移動した。
背負えるのはかなり便利だし、見た目が気になる場所ではトートとして使えるのもいい。

・パソコン:Twinbee君
古いノートパソコンを改造して持って行った。
管理人がテクノ依存という事を差し引いても、普通に必要だと感じたアイテム。
特にネットを自分のマシンで出来るという環境は大きい。(ネット経由でカード決済を行う場合など。)
デジカメのデータの保存、mp3再生、ゲームなどに活用。

・デジカメとテレコンレンズ
panasonicのDMC-FZ2(光学12倍ズームデジカメ)にFUJIFILMのTL-FX9(倍率×1.5)を無理矢理装着して使用。スタジアムで選手の写真を撮ろうと思うなら(特にサンシーロクラスのでかいスタジアムなら)最低でも10倍以上の光学ズームは必須。デジカメはマニュアルを日本に置いて行ったため、最後まで設定がよく分からないまま適当に使用した。

デジカメ用のSDカードは128MBのを2枚使用。これでギリギリだった。なお、デジカメは出国2日前に、テレコンレンズとSDカードは出国前日に秋葉原にて購入。テレコンは本当はオリンパスの(Tcon17)が欲しかったのだが、荷物の関係上(でかくて・・・)断念。

・ワイヤレスLANカード:
前世紀の遺物であるmyノートパソコン(98年製)は当たり前ですが無線LANカードなどという素敵なものは内蔵しておりません。というわけで出国前日に秋葉で段ボールの中に山積み\1980で投げ売りされてたPciのを購入。安いけど動作は快適。ミラノ中央駅前のネカフェ「GR@ZIA NET」ではワイヤレスLANが使用できるので持って行くと便利。1時間4ユーロ。一応、カードの貸し出しもしているようだが・・・イタリア語のドライバとかインストールされるても困るしねー。


◇ 現地調達よりも持参しろ!アイテム ◇

・傘:
イタリアには日本のような軽くて丈夫な折り畳み傘は売ってないので必携。
重くて壊れやすい傘なら一杯売ってるけどね。

・雨具:
イタリアのカッパは安いけど作りがちゃちい。あれで観戦したらたぶん浸水する。

・文房具:
日本の100均でも既に売っていないようなヘナチョコボールペンや質の悪いノートが4〜5ユーロくらいしたりする。
文房具全般の価格がとにかく高いので、必要な場合は持参する方がいい。
隣のスペインやフランスは安かったんだが・・・(フランスでボールペン4色10本セットが0.9ユーロ。音速で購入。)

・デジタル機器・周辺機器:
超絶高い。電池ですら高い。安い店も無い。
外人が秋葉にこぞって来る理由がよく分かる・・・。

・コンタクトレンズ関連用品(洗浄液など):
ドラッグストアには全く置いていないのでコンタクトレンズを使用している方は注意されたし!!
コンタクト周りの品は全て眼鏡屋で販売されている模様。・・・でも眼鏡屋は数が少ないし、旅行者には大変入りにくい雰囲気なので、洗浄液が重くても持参がオススメ。


◇ 現地調達推奨アイテム ◇

・食材:
イタ飯が相当嫌いでない限り、食材は現地調達でなんとかなる。充分。美味いし。
「和モノ」ブーム到来のためか、大きめのスーパーなら醤油とか白米とか日本の食材も売っている。
売ってないのは味噌と生魚くらいか。

・ユニ:
日本で買うより安いモノと言えばコレ!サンシーロストアなら88ユーロでネーム・背番号・マーク(CL・コッパ)入りのユニが買える。(ミランポイントでは+5ユーロかかるのでサンシーロストア推奨。)為替相場にもよるけど、若干安く買えるはず。
ちなみにスペインで買うと更に10ユーロくらい安い。スペインでイタリアのチームのユニを買う度胸があればどうぞ!

・ややフォーマルなバッグ類:
カジュアルなバッグでは入りにくい場所で持つバッグ。
そこはバッグ王国たるイタリア。モノもピンからキリまであるが、同じ程度のモノを買うなら日本よりもかなり安い。
合皮や布製の小さなバッグであれば5ユーロ程度という驚異的な値段で買えたりもする。
日本からスーツケースに入れて持って行くには嵩張るし・・・という場合は現地で買うとちょっとしたお土産にもなって一石二鳥。


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