アドリブ、と言っても広川さんのものはその場で生まれた、
なんていう単純なものではありません。
台本が真っ黒になるくらい考え練られた言葉紡ぎと言葉遊びとボキャブラリーの鋭さ、
それがテンポよくセリフの中で語られる事のスゴさ!
一言でうまく言い表せないもので「アドリブ」と敢えて言っちゃいますけど、
ほんとに広川節スーパー吹替爆発な「ダンディ2」なのです。

画面を観なければ意味不明…な言葉も多いかと思いますが、
当時のうあが「これは面白いフレーズ!」とメモメモした文なので、
思いがけず色々思いだして楽しむ人もいるかもしれないと期待してそのままです。
ぜひとも広川さんのあの声とイントネーションを思いだしながら…

「あらっとナンと」「あと一分でさらば故郷って感じだったぞ」「非常なオドロキ!夢かうつつか、ウツボかヒラメ、ってね」「気取りっぺが!」「夜は引く手あまたのてんてこて…」「さすが相棒、話がスピード」
「どういったつもりのカタツムリ」「当たり前の突き当たりだろう」「とんとんお笑い草のコロッケだよ」「こんちくしょったら、狐のあくびだ」「結果みだら…」「気持ち荒むわ」
「ちぺっとまとまったうれしこちゃん」「二人揃って腕組んで、歩けばお花もチュッパチュパ」「ちょんちょこ帽子のヨングラス」「後でお茶なんか行なう?」「どっちだって似たり寄ったり突き当たりだろう」「ムリムリ食ったよ、オニアザミだよ」
「ありがトウです、二十です」「おやすみ、殿様、若様、バカ様」「落ち着き払って、ほこりもはらってるよ」「セクション7さん聞いてよねえ、オレはセックス8になってる…」「それが分からん、闇夜のカラス」「二人揃って、ダンディ2!」「行け、スーパーマン!」「熱血〜!!」「口がちょっとサルスベリ」「三十六計逃げるっけ、さいならケッケ、アディオスケッケだ」「押して駄目なら引いてみろ、ロンドン駄目ならニューヨーク、東京原宿長万部、この精神だよ、ねえ、ぺっぺぺっぺ行こう!」「結構、失敬、ハッケイ!」「その手は桑名の焼き魚ってね(その手は桑名の焼きはまぐり)」
「背景でも前略でもいいけど」「つながっとるとる、トルーマン」「うれしこちゃん、グラマコちゃん」「お邪魔長くって」「可能性としてはおわりのこんこんさんだぞ」「ついてるついてる、お餅もついてる」「極端に見え張って、貼って出そうよ郵便切手」
「甘酒、新庄」「さんざめく楽しさよ」「ぺーこーぺーこーって、誰か大幅に腹へらしてるな」「そこが狙いのロンドン塔」「ちょい待ちしいたけ」「聞かないつもり、積もり積もってみんな幸せ」「だからそうやって邪険にしないで、じゃんけん行なってみよう」「そうね〜、ソーセージ」「わかってるてる、真っ赤な太陽だ」「キーが無ければ扉も開かぬ、開かぬ扉が気にかかると。かかる釣り糸、ドジョウかメダカ、目だか鼻だか神田か目黒、そんな気がして腹減った」
「あらたった、どんなもんだろがんもどき、この気取りっぺ白滝がどきつくのう」「女優さんの卵ちゃん、タマゴ黄身ならあなたは白身って、気持ち湧くなあ」「その通りの大通り」「大きく出たから太鼓腹」「けちったりだよ、男は度胸、にわとりタマゴ、5対1で行こう」「裸一貫、83キロだ」「流れ流れの山高帽」「氷を…こうりゃーどうも」
「お安い御用の御用聞き」「忍びと夜ばいは、いい案配」「了解了解110番」「足掛け3年、尻上げ5年、てね」「灯台の下、真っ黒け」「これ一本どっこのどっこいしょ」「一目散の、四、五、六」「イギリスの太陽、イギリスの焚き火だ」
「メルシー・ボクゥ、あんた〜」「品行正方形だ」「お茶の子さいさい、河童の屁だ」「話にも入れ歯にもなんないね」「頭脳明るい〜」「食い意地が激しいんだよ。浅ましいというか、浅いはまぐりと言うか」「指紋が手袋してて付くか、ろくぶつぞ!」「割りだせる卓上計算機だ」「またまた会ったね、はないちもんめ」「付き合いの星瞬くやダンディ2」
「チャーターで、行っちゃったあ〜、なんて事にするかな」「スルメ〜、じゃない、メルシ〜か」「ヤダったらヤダったら弓矢の矢なんだ」「こっちへコイン」「鳴ったよ、取ったよ、電話だよ」「厄介、慣れっこ、ニシンの子」「ダメったらメンコ!」「たまには炒めて煮て焼いて、ざまあみろかな赤とんぼだ、ほっとけ!」
「悪銭身にも付かなきゃ、花にも咲かない」「たいしたもんだね、凱旋門だ」「止めなきゃいけない、エムボトム」「とんでもないない、ナイアガラ」「気分山盛りてんこ盛りだろ」「それが見た〜の見張りの四張りだよ」「しかしもナスの塩漬けもあるか」「もてない男の行き先は、ヤケで踊った子守歌、泣いて踊って夜が更けて、明けりゃカラスのばか笑い。ホントにみっともあからさま。まだやってる…」
「捕まったら、名乗りでも天ぷらでもあげればいいじゃない」「やってらレンガ」「どあほ、ドレミファソ」「おれらっちが三枚目だと? そっちかしは3×3が九枚目だよ」「ここざんすか、あ、洋服ダンスか、なんだんすか、これ」「でしゃばりトンガラシが、けっ」「さかさま…つまりは震度六だ」「だんなか?」「そうだんな〜」「レバーね、レバー炒めってのがあるけんど、これどうすればー、あれ、とれちゃったレバー、これってばー…」「押せば命の大洗」「剣豪誰々が。抜く手を見せず平泳ぎ。かすり傷も大根おろし傷もなし。結論を急ぐとおれらっちは天才っていうか、秀才っていうか、バンザイだね。しかし訓練訓練、なんかくんれ、なんていったりなんかして…」「とんでもないったらトランポリン。どぎつい元気でワイワイワイ」「くさみずだなあ〜」「どうだいこの部屋、ムードもべったし郵便切手だ」
「当たり勘、熱燗だね」「男は生きるよ、度胸だよ」「これぞギャンブル、ブルドック」「当たりっちのお年始回り」「当たり前のつき止まりだ」「そーだなあ、ウィスキーソーダ」「頭痛の種というか、柿の種」「金持ちの女とみれば、見境も国境もないさかいなあ」「なんたって。男一匹、海水パンツ。見たか聞いたか、肉体かい。わいわい、ときた」「張り倒したいっていうか、針けっ飛ばしたいってことだよ」「女の子はね、山を求めてるわけね。なぜかって?これが本当のヤマカン、なんてん事をいってみたりで」「山は高いよ、空気はきれい、山が招くよ、こだまが走る。あな〜た、なあんて言うと、なあんだい、なんてことになるんだい」「芝居とか柴犬じゃなくて、君に夢中!」「変にとりすましのミズスマシが」「すっとこピーマン」「泣きっ面にかなぶんぶんってことになるぞ」「しからばも白樺もないだろう」「白黒でも総天然色でもいいけど」「当たってみっちょ」「それっちょ」「村長の意見、尊重しちゃおう」「まいったスカンク、臭みが薄い」
「くさみずだよ、殿様も」「リンリン鳴ってもランランいないって、どうします」「こんにゃくもがんもどきもいない、時間もないないばあ」「時間は経つし、霜柱も立つし、腹も立つし、相手が逃げっちゃう」「思うまもなく、ってトンネル(?)の歌じゃないんだから」「ゾクが付くのはが嫌いなんですよ。海賊、山賊、風邪ひきゃゾクゾクって、ヤです」「ヤなもんは裏門って、好きでないんですよ」「俗に申すつめたかしに、いや冷やかしに」「済んだ事だよ、日暮れも近い」「それで万事怪傑ゾロ」「ご希望に添えたいのは山二つ、つまりやまやまだけども」「抜け目も魚の目もない」「用を思い出してよう」「シャンペン、はんぺん、いずれその内、またペンペン、って」
「決まりきちんと、定期券かい」「ウォーキング・マイウェイだ」「焼売、ワンタン、八宝菜。よくよく食べるねマーボー豆腐って。いつもそんなに行なっちゃうわけ」「ご機嫌頂点マウンテン」「その通りのとうりゃんせ」「うすらはんぺんみたいにのっぺりしてていいのか」「不満とか肉まん、ありかい?」「用心肝心戸締まり点検」「デタラメ並べて一列横隊」「おびき出そうよ、地引き網」「時がたったり、座ったり」「心配イランのカルカッタ」「やられてたまるか、貯金箱」「万年筆はどこにありまんねん」「心配ないよのホトトギス」「爆弾破裂かハレンチか。危険防止の危険が取れて、帽子ばかりがひ〜らひらって」
「会ってびっくり、見てしゃっくり、目と目合ったらしゃっちょこ(鯱)立ちだい」「まいったカエルにゃ、ヘソがない」「立って話すは立ち話、座って話そうざざんかい(座談会)」「嘘つけ、みそ漬け」「心配ないない、ナイチンゲールだ」「親父にとってはグッド・フェイス・スキン、いい面の皮だよな」「食ってから、くってかかろうよ」「話せば分かるよ、リビングルーム」「じゃじゃ馬のジャージャー麺が」「脳髄さんざめいてるぅ」「荷物にまとめてとっぴんしゃん」「雰囲気絶大だ、天下晴れてのヒバリのさえずりだ」「女は愛嬌、女は度胸、女の明日は花盛り」「どうやってカッパらうんだよ、胡瓜のヘタ」
「いちもし?にもし?さんもしもし?」「一目さんま」「わいわい、しらばく」「過ぎて悪いはプラットホーム、まだまだ足りない、扱き帯」「結婚だってさ。結婚けだらけ、海塩だらけ。サハラ砂漠は砂だらけだ」
「おイタもまな板もあるかよ」「情報を噴霧器みたいにシューシューするさ」「俺も男だ、なめるなキャラメル」「他にもいるはず、ハズバンド」「訳を聞きだせ、腹出すな」「起きろ練炭、タドンの炭火」「そんな男じゃナイチンゲールだよ」「ホテルで待てどくらせどこぬか雨じゃないの」「調べてどうなる、鳴門の渦巻きだろう。事件とは関係ないない瀬戸内海だ!」「乗るに乗れない満員電車、乗るか反るかのトタン屋根」「挨拶月並み、並木道」「どうして難題、模擬テスト」「狙いすましのミズスマシなんだぞ」「四六時中べったりひっつき、田んぼのヒルだ」「乗った大船、玄界灘を、大波小波夕日を受けて」
「どこにいるん伝書バト?」「信じがたいな〜、お焦げも固い」「なんにもしないの交差点」「お国のためなら良いと負け、進んで飛び込め地獄谷」「きゅうくつ、じゅっくつ、運動靴」「後の祭りは江戸の華」「どうなる、どうなる、ドーナッツ」「金なくて、なんの己の三色スミレ」「瀬戸のニセモノ」「グッドバイのオートバイ」「脳髄、うすぼらけ。頭の図式、単調薄っぺらなんだよ」「素人もいいとこ、草津の湯だよ」「口の固さはダイヤモンドの助なんだ」「エドガー・アラン・ぽ〜っとしたり、汽笛がぽ〜、なんてのは好きでないんだよ」「ドラ鳴らそうよ、ジャンジャンやろうジャン」「たいしたもんの、凱旋門だね」「人相、骨相、大層ひどい。高価な置物、あくどいおうち。何やらそぐわぬ、気にくわぬ」「こっちに来い来い、親のすっぴん」「噂をすれば、シャドウブラック」
「スキー爽快、遊ぼうかい、ってね」「体つき、グラマってる、ハイデルベルグだねえ」「転ばぬ杖のつっかえ棒か」「待てばカイロの火持ちが悪い」「どうした問題、中間テスト」「資料はあるある、アルペンスキー」「行くぞ!ゴー、ろく、しち」「俺も男だ、ハンサムだ」「剣の捌きに足捌き、ついでにゴビの大砂漠」「俺も男だ、なめるな水あめ」「この香り、匂い起こせよすみれ花、君を慕いて九十九里」「教えておくれよ、一本桜」「そんなこったろう、肩こった」「失礼千本桜だよ」「早速、ソックス」「檻のカーニバル…あ、リオか」
「ハートがビビるって言うもんだよね」「乗り切れ乗り込むマイホーム、朝の国電プラットホーム、お目々が赤いよトラホーム」「赤々と燃えて花咲く彼岸花、ふかふかひじ掛け心はカイロ、カイロカイロエジプトカイロ、あったかたったー、ああ我が家」「三転四転、きっと御殿にしてみせる」「この階段見てくれよ、大工の魂、だんだん登る」「雨にも風にもマッケンジー、シロダニイエダニはねつけて、ガツンとたってる数世紀」「ウドのデカ木、間抜けの小枝」「何ボーッとしてんだよ、汽笛じゃないんだよ」「どこの誰だか闇夜のカラス」「このうすら擦りきれタワシ」「あんな脅しに伸るか反るかのケーブルカーだ」「その通りのバス通り」「大工に左官だ?盛んにやれやれベートーベンの第九、ってんだ」「夜なべのなべ焼きうどん」「汚いながらもおかしな我が家〜」「それは断る、月賦の払い」「しっつこいよ、アブラっこいよ」「井戸。これがまたい〜ど〜」「あんた自動かい?アンドレ・ジイドかい?」「このハンドル重いね〜。ハンドルって言うより、4ドル5ドルって感じがしてくるな」「その通りの筋向かい」「訳は知らない、のど仏。とにかく内閣、与党に野党」「あいつめこいつめ、でたらめはたれ目だ」「来たか悪漢、あっかんべー」「ひとつだけ聞いてみたいな、カッコーワルツ」「とんでもないない、バーのホステスだ」「悩みもあればイヤミもあるよ」「死んだつもりの細雪かと思ったよ」「あいつら、バカ面、しじみ!」「釘打てば、ヒビが入るや、カッパのお皿。釘の一本、ヒビの元。ああ、我、ヒビに疎し」
「何やら始まり、幕開け、拍子木」「どうりで目つきカミソリだ」「どぎつくかせぐ、アタッシュケース」「興味もかくし味もない」「遠からん者は田舎の道、近くば寄ってもとくらし」「会えて嬉しいはないちもんめだろ? 招待されて、やってまいりのとうりゃんせ!」「しらとぼけるなよ、明けの明星」「だからきたきた、南から」「いつ来ても、胸を開けよ港が見える」「当分厄介、地中海。一杯やっかい、どうなのかい」「OKOK洗面器」「自分で開けましたら、おめでとさん」「アラレっとかきもち、お邪魔かな」「
こっぱみじんこ、金魚のエサ」「退屈クツクツ、笑いもしない」「若さぴちぴち、Bカップだよ」「迷って当然、お膳でご飯」「かわってあげよう、メンチカツ」「まかせておくれよ、故郷のリンゴ」「いいから、唐傘、コウモリ、日傘」「好かれてたまるか、日照りの池」「たいしたもんをくぐって見上げりゃ、いわし雲」「いちと、にと、散歩はいかがでした」「ごリッパ、スリッパ」「原稿の在りかを知りたい、ドラムが鳴った、ドコドコどこだい」「その気で風切る大通りだもんな」「割り出せ、ぱっと出せ、ちょっと出せ、ぐっと出せだ」「信じ合えない、心が暗い、暗い谷間に涙がぴかり」「車を捨てて、ステテコサッサ」
「洋服を一人でこんなに着込んだり煮込んだりかい」「あったことを最初から、手なんか振って、振り返ってみてくれないか」「肩にしょったら、ショルダーバッグ」「異常はないけど、鉄条網」「かんたんベリー物語だよ」「残念ながらナイアガラ」「気持ちすさんだその時は、女性の笑顔、春一番」「くり出して、騒いで忘れる、男達の夜かな!」「早寝のはずだろ、亭主だろ」「ずっとおうちだろ、フルハウスだろ」「紹介するする、サルスベリ」「会って気分の晴れ間が覗く」「聞いてびっくり見てハマグリ、目と目合わせりゃ九十九里」「こっちへ来る来る、巻き毛の子」「いないいない、ここはバーかい?」「替え玉でもけん玉でもない、たまんないよ、全く!」「いいから味加減なはずないもんな」「三ヶ月はかかるぜ、ハンガー」「貴族の看板、サンドイッチマンだろ」「お染久松、人目をしのぐ、人間嫌いの忍ぶ川」「数の子一匹、近づけないぞ」「意志もなければ、砂利もない」「強い相棒、用心棒、心配ないよのおぼろ月、菜の花畑にひ〜らひら」「のんきはどこに生えてる木、のんきを見つけたその人は、ノンキホーテと言いまする」「高一、高二、降参かい?」「割れた卵にゃお前もいない、あなたもいないがキミがいる、卵にキミがないならば、目玉焼きにはなりませぬ」


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