・サンワサプライ株式会社 SMK-8851 112-key 日本語キーボード

■ サンワサプライ株式会社 SMK-8851 112-key 日本語キーボード PS/2端子

現在(2011/11/14)の時点で「SMK-8851」と検索してみると、サンワサプライ株式会社の日本語109キーボード(→参 照)が候補に挙がるが、その写真を見ると、本機と違うものである。

以下の写真をご覧のように、普及させようとした3つのキー(Wake,Sleep,Power)が存在しており、112キーとなっている。
また、筐体に109キーのものの様な妙な出っ張りがなく、幅の狭い意外は、ごく普通の筐体である。


裏。ケーブルを横から出して、接続先へ曲げて出す部分の筐体部が凹んでいる。本機が幅の狭い所で使う事を考えて作られていることが伺える部分である。


収納中の可変足。
可変足を考案したのは、いったい何時からであろうか?キーボード部とCPU部を分離したデザインが市場に出ていた時、日本国内では、この様な機構を持った 代物は見なかった。(初代PC-8801,PC-9801,FM-77を思い出してみよう)
初期の段階では、筐体自体が、かなり高さを稼いでおり、それによって手前に傾かせて、打ちやすいようなスタイルとなっていた。


可変足を上げてみたところ。
この様な可変足を最初に見たのは、IBM系の代物である。その後、このデザイン(出したら出しっぱなしになる筈だから、足を出したりしまったりするのにす るボタンを付ける必要ないでしょう)になる前に紆余曲折あった風なのだが、残念ながら自分の手にあまる話なので、そおゆう事があったかも?で話を終わらせ ておきます。


裏ラベル。MODEL No.とFCC ID、Ver No.すら、これと(→参 照)同じで、違いは109-keyと112-keyだけという。


本機を横に置いて、見た所。メインキーと機能キーが隣接していると、誤打しやすいと思うのだが。何故か、幅を狭くしたいだけの勢力があるらしくて、一昔前 のメカニカルキーボードは幅が狭くて使いづらいというものが跋扈していた。IBM XT配列で懲りていないのだろうか?と思っていたものです。


軸は、ALPS簡易黒軸。キートップを外すのがとても怖いくらいに、しっかりと固定されていました。キートップの柔らかい材質が関係しているのでしょう。



キーの打鍵音を確認して頂くために動画を撮ってみました。


本機の打感は、動画を聞いてみるとわかるように、カチャカチャと軽く、軸ブレが激しい代物です。

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