・SONY VAIO PCG-XR9G 

ステンレスメカキー

■SONY VAIO PCG-XR9G ステンレスメカキー

とあるパソコンの単品のキーボードが、年月を経て再評価を受けてますが、ノートパソコンの場合は、本体と供に消えていく運命となってます。ノートパソコン で有名となっている代物としては、IBMのThinkPadに採用されている幾つかの代物です。

では、他には?となると、このVAIO XRシリーズ(のちにGRにも)で採用されたステンレスメカキーくらいしか思い浮かびません。

ステンレスメカキーの解説
http://www.sony.jp/ProductsPark/Consumer/PCOM/PCG-XR7Z/feature.html

同じキーを採用したテンキーのサイトで、その構造がわかる→http://www.sony.jp/products/Consumer/PCOM/Acc/PCGA-UTK1/index.html

これのOEM元等についての解説
→Qwerters Clinic内2002/07/14記事中参照
http://park16.wakwak.com/~ex4/kb/news0207.htm

上記での分解写真があるサイト(元記事のリンク先は切れていたので)
http://my.reset.jp/~triton/Vaio.htm


これを採用された単品のキーボードが発売されることを夢見ていたのですが、結局テンキーのみしか発売されず今に至り、ジャンク屋さんで見かけたXRシリー ズのキーを叩いて、再発したわけです。これが欲しいと。

というわけで、結構安価で状態の良い代物が手に入ったので紹介します。当時80万円くらいしたものが、年月を経ると、それの何十分の一の価格で手に入るな んて・・・。


全体像です。ずっくりこんもりしていて、なんとなくかわいい。


裏見ると、さすがに年月を経ているのがわかります。ゴム足は溶けてセロテープで補強されているとか。


開けてみました。


横から見たところ。大型のノートパソコンなので、この安定感がしっくりくる。


液晶画面を開くと、足が同時に起き上がり、キーボード部を持ち上げてくれる機構。今のVAIOのZ21,Z22にも、その思想が復活となりましたね。


この足をしまう時はどうするのか?
裏に小さいツメが両側にあり、そのツメをずらして手で納めるという、なんだか地味な作業で行います。えーと、ボールをカッコ良く投げて、そのボールを泣きな がら、こそこそ探すような気分です。

キーボードのアップ。これをどうにか今のパソコンで使いたいものですね。


今回は動画に意味があります。いわゆる、このキーの音で、カシャカシャ音がたまりませんね。
またまた残念ながら、隣の教室で講義中でしたので、その会話が入ってます。


キーの打感は、ストロークが深いので、パンタグラフキーの様な軽快さには欠けてます。ただ、恐ろしい程の安定感と硬質感を与えてくれる代物なので、じっく りとタイプするには良好だと思います。

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