・SONY NWP-5461(NEWS keyboard)
かつて、SONYから発売され、またたく間に一世風靡をもたらしたワークステーション「NEWS」シリーズのキーボードで
ある。いつかは、これを購入しようと思っていたら、いつの間にやら、市場から消え去っていて、悔しい思いをした。
シリーズ名を記す、ロゴ。現在発売されている機種「VAIO」のロゴが、たいがい掘り込みであるのに対して、こっちは印刷。ちょっと寂しく感じる。
メーカー名が印刷で記されている。AV機器でのロゴがたいがいメタル貼り付けというのを知っていると寂しい・・・。
配列が、かなり独自。コンパクトにしたいけども機能は削りたくないというあらわれ?特にテンキー部分に、その工夫が
表現されている。表計算での入力に適しているような配列かな?カーソルキーでセル移動、テンキーで数字入力、Tab
キーで入力後に隣のセルに移動。PageUp、PageDownで画面のスクロールという感じか?
キーの左側部分は、どの機種でもあんまり変わった所が無いのは、意外と良く使うキーが多いからであろう。違いといえば、
ESCキー、Ctrl、Capsキー。「かな」文字がブルーであるのがアクセントとなっていて美しいぃー。
日本語を入力するのに、スペースキー辺りがごちゃごちゃするのは、しょうがないのか・・・。こいつは、なんだって「変換」キーが
こうも、長いのか・・・、それでもスペースキーが、長いのは偉いところ。エンターキーに組み込まれてるような「Del」キーは、「誤打
するな!」という恐ろしい思想であろうか?
キーボードの裏はこんなの、シンプル。
足はこんなの、まぁー普通か。サイドにあるのは音量調整つまみ。
マウスは、内側から接続する。この辺りは、他のメーカー「sun」とかと同じ。
DIPスイッチがあるが、どのような機能があるのか・・・。このあたりはマニュアルが欲しい所。
さて、キー部分は、こんなの。一瞬、ゴム?と思わせるような形状であるが、打感は、去年から話題沸騰中の「リアルフォース106」
をほんの少し重くしたような感じ。
さて、中を拝ませて貰おうと、ネジを外すと、ネジの受け側もが金属であるのが、とても贅沢な雰囲気を漂わせてる。
ネジを一本外すと、中が拝める。楽で良いね。
というわけで・・・。このキーボードが「東プレ」である証のロゴ。
表から中身を見たところ。他の代物と違うのは、スピーカーがあって、それ用のアンプが内蔵されている所。ひょっとして音が
良かったのか?
足が面白いIC。NEC製である。CPU!?
キー部分の裏側。お馴染みの円錐型コイルとゴム椀。
メイン基盤の雄姿!
キー部分とメイン基盤、及び筐体用のネジ群。
これが、ぷにぷにするんだぁー。
コネクターとケーブル。ケーブルは日本製のようだ。コネクターは、やっぱり特殊。
コネクター部分。本体としっかりネジ止め出来る。
というわけでした。こいつを発見した時は、感動と同時に失望感を味わいましたよ、感動した事柄は、念願の機種の
キーボードを見つけた!という事、失望したのは、筐体が焼けて黄ばみが生じていたから。失望感は、私がとてもタフなIBMの昔の
キーボード5576-001、A01という代物と先に出会っていたから、それが基準となってしまっているのね(無茶な要求してるわけだ)。