・Unicomp 42H1292
欲しい!と思った時には、見つからないというのが、良くあるもので、こいつもご多分に漏れず、そおゆう
状況でした。
秋葉原では、同系の物が品切れのままだったり、展示してあったのが無くなってたり。通販で買えた所
も完売となり・・・。ネオテックさんの所も「あそこにあったから、余裕かなぁ〜」と見てみると、品切れだっ
たり。と、悶々としていた時に、同店に、年末には正真正銘のIBMロゴのが入るという情報に、心が躍り
ましたよ。

さて、欲しくなったのは、これのキータッチというかキーを叩いた時の筐体の胴鳴りに、惚れたからであ
る。キーを叩くと「キシャン!」と鳴り、筐体全体に広がる残響音。それが暖かく感じられるから・・・。

そうこうしているうちに、Qwerters Clinicで、再入荷情報が挙がって、慌てて、お店に行き。
(以降のネオテックの店長さんとの会話は、面白おかしく脚色しているので、全然正確ではありません。)
私「ありますか!?」
店長「何がですか?」
私「ほら、あのそのIBMのーえーと、42なんとか・・・」←惚れている癖に名前も知らないのかい
店長「あー、まだですよ。確か、木曜日に入る筈ですし、大量に入ってくるので、そんなに慌てなくても
良いですよ」
私「木曜日ですね、わかりました、また来ます」←って、ほぼ毎日秋葉原に出没してるじゃん
(注意:職場が近いので帰宅途中で寄れるわけです)

木曜日:
店内を、そっと覗き込む私。店長は携帯電話と格闘中であった、随分と渋い表情から、よからぬことが
起こったようだ。
私「こんばんわ、どうしたんですか?」
店長「うーん、今日届くと言ってたんですが、今日税関を通すとか言ってきたんですよ」
私「うひゃ」
店長「今日、帰りにまた来てくれたら、届いてるかも知れませんよ」
私「今日は、もう帰っちゃいます」←根性なしです。
店長「あらあら」

金曜日:
ひさしぶりに、あっちもこっちも回ったけども、無いもんだなぁ〜、珍しいキーボード。もう、そろそろ
ネオテックに行かないと閉まっちゃうかな・・・。
私「こんばんわ!!」
店長「よかったですねぇ〜。閉めようと思っていた所ですよ」
私「えー、もうそんな時間ですか・・・。(時計を見る)うわぁ、助かった」
店長「どうしました」
私「えーと、あの、あれが入ってますかぁ?(レジ横にうず高く積まれている箱を見る)ってありますね。
これ下さい」
店長「ネオテックのホームページ見ましたか?」
私「いいえ」
店長「前に扱っていたのとちょっと違うんですよ。
ええと、表に展示してあるやつを見ればわかりますね・・・、ほら」



とまあ、ようやく手に入れたわけだ!!
でかいよねぇ〜、アメリカ人という感じがするねぇ〜。
裏ラベルには、誰かのサインが記されている。有名な方のサインなんであろうか?ちなみに、ところどころに
見られる細かい茶色の屑は、ダンボール箱のものである。
IBM 5576-001と出会った時と同じ感動を味わうねぇ。この楕円の中の斜めロゴ。
足はこんなの、あんまり。カッコ良くない。これを立てて使うには、まず、この大きなキーボードを置く机を確
保する必要がありそうだ。
キーはこのように、二重構造となっている。
コネクターは、まぁ普通。カールされていないストレート。
光が窓を超えて洩れている。随分と大雑把な・・・
さて、私はパソコンで文章を打ち込む時は、「かな」入力でおこなっている。今まで使っていたキーボードは
日本語キーボードなので、当然ながらキートップの文字と一致していたわけだが、このキーボードは英語
配列なので、少々慣れが必要である。
まず、ハードウェアをPC/ATエンハンスPS/2キーボード(101/102キー)にする。入力設定は「かな入力」の
まま。さて、打ってみよう・・・。
結果、「む」の時に指を少し上、「ろ」の時は右小指では無く、左薬指が適切かな?記号を打つ時は、IMEを
オフすると。まぁ、愛さえあれば、言葉の障害はささいな代物であろう!!
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