アライメント調整 その2

調整

 整備書に従って作業しますが、ロードスターはほぼロアアーム付け根前後2カ所のボルトで調整されます。2本のボルトの回し方だけで3〜4要素を決めていくということを常に頭の中に入れてレンチを動かしていきましょう。ショップのコンピューターテスターならその変化具合をリアルタイムで観察しながら調整できますが、このゲージ+ジャッキ&ウマそして素人では望むべくも有りませんので、じっくり関連性と調整後を頭の中に描き出しながら楽しんでいきましょうね。もちろん実走行でのテストを併用しながらなのは言うまでも有りません。その都度メモをとることも重要です。わからなくなったら原点に戻ってやり直していくことが可能になります。(正確に戻すことは不可能ですが、最初に近い状態で測定からやり直すことが可能になります)

*下表の「時計方向」「反時計方向」はカムボルト頭方向から見た回転方向です(ナット側ではありません)

1,フロントキャスター

 
左ホイール
右ホイール
フロントカム
リアカム
フロントカム
リアカム
増加方向
反時計方向
反時計方向
時計方向
時計方向
減少方向
時計方向
時計方向
反時計方向
反時計方向

 *キャスタ変化量 フロントカム:約22′/1目盛
          リヤカム:約22′/1目盛

 ショップ調整でも正確さを求めることは難しい部分です。ここでは左右差が無く基準値近くに収まっていることを重視しちゃいます。その他の部位が正確にセッティングできるようになったら微妙な調整を試してみたい所です。

2,フロントキャンバー

 
左ホイール
右ホイール
フロントカム
リアカム
フロントカム
リアカム
ポジティブ方向
反時計方向
時計方向
時計方向
反時計方向
ネガティブ方向
時計方向
反時計方向
反時計方向
時計方向

 *キャンバー変化量 フロントカム:約25′/1目盛
          リヤカム:約2′/1目盛

 リアと異なりトーの要素が省かれますので、比較的シンプルに考えられる部分でしょう。キャスターが大きく狂わないように微小な調整から行うと良いかもしれません。

3,フロントトー

 タイロッドにより唯一独立した調整が可能な部位です。左右のネジ部長さが揃うことを前提に、1/2回転、1/4回転の細かな調整を基準とすると良いでしょう。味付けの最後はレンチ用6角面を基準に「1/6回転」が効きます!

4,リアトー

 
左ホイール
右ホイール
フロントカム
リアカム
フロントカム
リアカム
増加方向
反時計方向
反時計方向
時計方向
時計方向
減少方向
時計方向
時計方向
反時計方向
反時計方向

*トー変化量 フロントカム:約2.8mm/1目盛
          リヤカム:約2.8mm/1目盛

 スラスト角とトータルトー両面の変化具合に気をつけながら調整する必要が有ります。

5,リアキャンバー

 
左ホイール
右ホイール
フロントカム
リアカム
フロントカム
リアカム
ポジティブ方向
反時計方向
時計方向
時計方向
反時計方向
ネガティブ方向
時計方向
反時計方向
反時計方向
時計方向

*キャンバー変化量 フロントカム:約15′/1目盛
          リヤカム:約6′/1目盛

 ボルトの調整方向はネガティブキャンバー方向=トーアウト方向、ポジティブキャンバー方向=トーイン方向となります。私のように極端なネガティブキャンバーとトーインを狙う場合には”ネガキャンの減少率をいかに少なくしながらトーイン方向に振るか”に腐心させられます。

 

前ページへ

戻る HOME